こんにちは。でるたびです。
数年後のセミリタイア達成後、海外移住(お試し)を視野に入れて世界各地を旅行しています。
2025年にSFC修行でANAプラチナを達成し、そこからさらにフライトを重ねて50,000PPを達成。2026年度のANAステータスがダイヤモンドサービスに格上げされることになりました。
なお、今回の記事とは別で、noteにフライトの詳細情報や、失敗談なども記事にしています。
達成の喜びをすっかり忘れてしまっていた矢先、自宅に1通の封書が届きました。「2026年度ANA『ダイヤモンドサービス』選択式特典およびネームタグお申し込みのご案内」と書かれた郵便物です。
正直、全く予期していなかった特典でした。封筒を開けて裏面に並ぶ11コースを見た瞬間、思わず声が出てしまいました。
マジでこれ凄っ!と。
ANAダイヤモンドを目指している方が一番知りたいのは「特典は何がもらえるのか」「条件はどれくらいきついのか」「結局お得なのか」という3点だと思います。
この記事ではその結論を先にお伝えしつつ、私が実際にダイヤモンドへ到達して受け取った選択式特典の中身を、一次体験として丸ごと公開します。
ANAの修行について、全くの初心者はこちらも参考になりますよ。
この記事で分かること
- ANAダイヤモンドの必要条件と到達難易度の結論
- ダイヤモンド初取得者に届く選択式特典11コースの全内容
- スカイコインコースで合計80,000コインを選んだ理由
- アップグレードポイントが2026年度で終了する重要な事実
ANAダイヤモンドの条件と到達難易度をまず結論から

重要すぎる郵送物
まずは多くの方が一番気になっている「条件」と「到達難易度」、そして「届く特典の正体」を先にお伝えします。ANAダイヤモンドはANAの上級会員ステータスの最上位で、プラチナのさらに上に位置します。ここに到達して初めて受け取れるのが、これから紹介する選択式特典の封書です。ダイヤモンドを初めて達成した方のほとんどが、この特典の存在を事前に知らないまま封書を受け取るようです。
ANAダイヤモンドの結論サマリー
・必要条件:年間50,000プレミアムポイント(ANAグループ運航便)+ライフソリューションサービス7件以上+ANAカード・ANA Pay決済500万円以上。あるいは80,000PP+7件以上+400万円以上のいずれか
・到達難易度:最上位だけあって相当高い。SFC修行でプラチナ(50,000PP)まで届く人は多いが、ダイヤモンドは加えてカード決済要件が重い
・お得かどうか:選択式特典だけで最大80,000円相当。SUITE LOUNGE利用や専用デスクなど体験価値も大きい
ANAダイヤモンドに必要なプレミアムポイントと条件
ダイヤモンドの条件は少し複雑なので、整理しておきますね。ANA公式が示すダイヤモンドサービスの取得条件は、ざっくり言うと2つのパターンがあります。1つはフライトをとにかく積むパターンで、年間80,000プレミアムポイント+ライフソリューションサービス7件以上+カード決済400万円以上。もう1つがいわゆるライフソリューション方式(LS方式)で、年間50,000PP+ライフソリューションサービス7件以上+ANAカード・ANA Pay決済500万円以上です(出典:ANA公式サイト『ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件』)。
プレミアムポイントは年単位(1月1日〜12月31日)で集計されます。私の場合はANA純正便で50,000PPを積み上げ、カード利用もまとまった結果、後者のLS方式条件を満たしてダイヤモンド入りしました。プレミアムポイントの基本的な仕組みや、そもそもこの「修行」にどんな意味があるのかは、マイル修行のメリットと本音をSFC達成夫婦が解説した記事でまとめているので、ピンとこない方は先に読むと理解が早いと思います。
なお条件は時期や年度によって改定される可能性があります。実際にチャレンジする際は必ずANA公式サイトで最新の獲得条件をご確認ください。
ダイヤモンドの到達難易度はどれくらいか
正直に言うと、ダイヤモンドの到達難易度はかなり高いです。
SFC修行で目指す人が多いのはひとつ下のプラチナ(年間50,000PP)で、ここまでは航空券代を投じてフライトを積めば現実的に届きます。ダイヤモンドが難しいのは、PPに加えてカード決済500万円(または400万円)以上という条件が乗ってくる点です。日常の支払いをANAカードに寄せても、年間500万円というのは生活費だけでは届きにくい水準で、ここがダイヤモンドの一番の壁になります。
私の場合は2025年に大きめの支出をANAカードに集約できたことが大きく、「気づいたら条件をクリアしていた」というのが実感です。
逆に言えば、計画的にカード決済を寄せられる人でないとLS方式は狙いにくい。フライトだけで攻める80,000PPルートはさらにハードで、純粋な修行費用だけで考えるとプラチナの倍近い負担になります。ステータスの全体像(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)の違いを先に把握しておくと、自分がどこを目指すべきか判断しやすくなりますよ。一番下の入口にあたるステータスについてはANAブロンズは意味ないと言われる真相を解説した記事が参考になります。
プラチナを確定させた後も「せっかくここまで来たなら、ダイヤモンドも狙えるかもしれない」という気持ちがありました。結果的に修行を続けた甲斐があったと心から実感しています(SFC修行の最終便でダイヤモンドを狙った経緯は記事末尾の関連記事でも触れています)。
突然届いた選択式特典の封書とその衝撃
ダイヤモンドの通知を受けてしばらく経ったころ、自宅に封書が届きました。差出人はANA(全日本空輸株式会社)。中を開くと、丁寧な案内状と「選択式特典の申し込み案内」が同封されていました。

私はダイヤモンドステータスにこのような選択式特典があることを、事前に全く知りませんでした。封書の裏面を開いた瞬間の感想は、一言で言うと「激アツすぎる」でした。
11種類のコースが並んでいて、どれも相当な価値があります。スカイコインで60,000コイン(60,000円分)というコースがある一方、アップグレードポイント、ホテルクーポン、ラウンジ利用券など多彩なラインナップ。
しかも後から知ったのですが、コースによってはボーナスでさらにスカイコイン20,000コインがもらえる仕組みがあります。つまりスカイコインコースを選べば、合計80,000コイン(80,000円分相当)になるのです。ここまでの特典があるとは思っていなかったので、本当に驚きました。これがダイヤモンドが「お得か」という問いへの、私なりの最初の答えです。
以下のような案内書面が入っています。

申し込み期限とネームタグ申し込みの選択
この封書には大切な締め切りが記載されていました。
申し込み期限(2026年度)
2026年3月8日(日)23:59(日本時間)
申し込みはANA専用URLからオンラインで完結します。ANAウェブサイトのマイメニュー「MYキャンペーン」からもアクセス可能です。なお、申し込み期限は年度によって異なります。公式サイトをご確認ください。
選択式特典とは別に「ダイヤモンドサービス オリジナルネームタグ」の申し込みも案内されていました。ネームタグについては2つの選択肢があります。
- 「希望する」:名前を印字したオリジナルのネームタグを受け取れる
- 「希望しない」:代わりにANA SKYコイン1,000コインをプレゼント
私はこの選択を数秒で決めました。ネームタグ一択です。ダイヤモンドは初めての取得ですし、こういう記念品は後から「もらっておけば良かった」と後悔することが目に見えていたからです。スカイコイン1,000コインより、ダイヤモンド初取得の記念として残るものの方が価値があると判断しました。(2026年はダイヤタグを持って、沢山ANAに乗りまくるぞ!)
ANAダイヤモンドの選択式特典11コースを徹底解剖

ここからは、ANAダイヤモンドの選択式特典の全11コースを詳しく見ていきます。まず大前提として、コースによってボーナスの付き方が大きく異なります。この構造を把握しておくことが、最適な選択への第一歩です。
ボーナス特典の仕組み
コース1〜4:選択コースの特典に加え「ANA SKYコイン20,000コイン」または「アップグレードポイント4ポイント」が追加で進呈
コース5〜9:選択コースの特典に加え「ANA SKYコイン20,000コイン」が追加で進呈
コース10・11:ボーナスなし(寄付コース)
コース1〜4はボーナスが最も手厚いコース
コース1〜4は、選択コース自体の価値に加えてボーナスも手厚い、最もお得感のあるグループです。
| コース | 名称 | 主な内容 | ボーナス込み総価値(2万コインorアップグレード4ポイント) |
|---|---|---|---|
| 1 | ANA SKYコインコース | スカイコイン60,000コイン | 計80,000コイン(80,000円相当) |
| 2 | アップグレードコース | アップグレードポイント12ポイント | 計16ポイント(最終年度) |
| 3 | IHG・ANA・ホテルズグループ 宿泊・お食事コース | クーポン40,000円分(5,000円×8枚) | 40,000円分+ボーナスコイン20,000 |
| 4 | 機内・空港お買い物コース | クーポン40,000円分(5,000円×8枚) | 40,000円分+ボーナスコイン20,000 |
コース1(スカイコイン)は、国内線・国際線の航空券や旅行商品の支払いに1コイン=1円として使えます。使い勝手が非常に高く、合わせて純粋な「80,000円分の旅行券」として考えることができます。
コース2(アップグレードポイント)は要注意です。2026年度の提供をもって終了することが公式発表されています。今年が最後のチャンスという点で注目度は高い選択肢ですが、国際線での活用には条件があり「なかなか使いにくい」という声も多いのが実情です。
コース3・4(クーポン)はそれぞれ40,000円分のクーポン+ボーナス20,000コインorアップグレードポイント4P という構成。コース4の利用先は「ANA STORE@SKY」「ANA FESTA」「ANA DUTY FREE SHOP」など国際線機内や空港内の店舗です。スカイコインコースと比較すると金額的にはやや劣りますが、ホテルや免税品ショッピングをよく利用する方には十分な選択肢になります。
コース5〜9はスカイコインボーナス付きコース
コース5〜9はいずれも選択コースの特典に加えてスカイコイン20,000コインがボーナスとして付与されます。
| コース | 名称 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 5 | ANA SUITE LOUNGEご利用券コース | ご利用券6枚(家族・友人も使用可) |
| 6 | ANAトラベラーズホテルコース | 電子クーポン40,000円分(40,000円×1枚) |
| 7 | 上質なレストランコース | お好きな1店舗にペアでご招待 |
| 8 | ギフトセレクションコース | 専用サイトからお好きなアイテムを選択 |
| 9 | A-styleお買い物コース | 電子クーポン40,000円分(10,000円×4枚)※2026年5月以降利用開始 |
特に注目なのがコース5のANA SUITE LOUNGEご利用券(6枚)です。これはダイヤモンドメンバー本人が使うラウンジ券ではなく、家族・友人・知人を対象便搭乗時にANA SUITE LOUNGEへ招待できる券です。ANAフライトをよく使う家族がいる方には特別な価値がありますね。
コース9(A-style)の注意点
2026年5月以降の利用開始予定であり、お届けは日本国内の住所に限られています。また、事前にA-styleショッピング登録が必要です。ANA Mall内のA-style商品には使用不可となっています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
コース10・11は生物多様性保全コース
コース10と11は、自分の特典を社会貢献に充てるCSR的な選択肢です。
- コース10:沖縄・恩納村のサンゴ保全活動への寄付(恩納村漁業協同組合)
- コース11:希少猛禽類の保護活動への寄付(猛禽類医学研究所)
これらはボーナスコインの付与はありませんが、金銭的な特典よりも自然環境への貢献を優先したいという価値観も十分に尊重されます。選択肢として用意されている意義は大きいと感じます。
ANAダイヤモンドでスカイコインコースを選んだ理由
さて、私がどのコースを選んだかというと、迷わずコース1のANA SKYコインコースを選びました。比較検討はほとんどしていません。それくらい「スカイコイン一択」という感覚がありました。ANAダイヤモンドの特典をどう選ぶか迷っている方の判断材料になればと思うので、なぜそう感じたかを正直に整理してみます。
他のコースを選ばなかった理由
まず、アップグレードポイントを選ばなかった理由について。今年が最後という点で注目度は高いですし、他のブロガーさんの情報でも「今年こそアップグレードポイントを使い切りたい」という声を見かけました。
ただ、私の場合は国際線での使用タイミングが合いにくく、「ポイントを持っていても使い切れない可能性が高い」と判断しました。使えないポイントより、確実に80,000円分の価値として使えるスカイコインの方が合理的と考えたのです。
コース3・4(ホテル・機内ショッピングクーポン)は、どちらも40,000円分のクーポン+20,000コインという構成です。スカイコインコースの80,000コインと比べると、金額換算でやや劣ります。また、クーポンには利用先の制約がある一方、スカイコインはANAの航空券・旅行商品に幅広く使えます。
コース5(ANA SUITE LOUNGEご利用券)は素晴らしい特典ですが、私自身がダイヤモンドメンバーとしてSUITE LOUNGEを使えるため、「自分や家族の旅費を下げるためのコイン」の方が今の自分には合っていると判断しました。SUITE LOUNGEも別途マイルを支払うことで同行者も連れて行けるので、ここは不要かな、という考えです。
スカイコインの使い道と循環利用の考え方
80,000コインをどう使うか。これはすでに決まっています。今後のANAフライトに充当することです。
私はセミリタイアを見据えた資産管理をしながら旅行を続けています。旅費を少しでも効率化しながら、(色々とお世話になった?)ANAのフライト体験を楽しみ続けたいというのが本音です。スカイコインは1コイン=1円として、国内線・国際線の航空券や旅行商品の支払いに充当できます。
つまり、ダイヤモンドの特典としてもらったスカイコインを使ってまたANAに乗る。そしてまた特典を得る。この「フライトの好循環」が作れる点が、スカイコインコースを選んだ最大の理由です。「次のフライトでこのコインを使おう」と考えると、旅のモチベーションにもなります。
スカイコインの使い方のコツ
スカイコインは10コイン単位(10コイン=10円)から使用可能です。ANAウェブサイトで航空券や旅行商品を購入する際に支払い画面で充当できます。マイルとの大きな違いは、マイル数によるレート変動がなく常に1コイン=1円で使える点です。あくまで目安ですが、国内線1区間(羽田〜那覇など)であれば往復分をほぼまかなえる金額になります。
いっそのこと、ANAの長距離フライトのビジネスクラスにコインを突っ込んでしまおうとも画策中ですね。
アップグレードポイント終了という重要な事実
最後に、他のダイヤモンド会員の方に改めてお伝えしたいことがあります。
重要:アップグレードポイントは2026年度で終了
ANA公式の発表により、アップグレードポイントは2026年度のご提供をもって終了します。2026年度に提供されたアップグレードポイントは2027年3月31日まで利用可能で、以降はマイルでのアップグレードに一本化される方針です。詳細はANA公式サイト(www.ana.co.jp/ja/jp/notice/2025/2510_upgrade-point/)でご確認ください。つまり、コース2を選んで16ポイントを使い切れる最後のチャンスが今年なのです。
普段から国際線でアップグレードを活用している方、ビジネスクラスにアップグレードで乗ることが多い方にとっては、今年だけは例外的にコース2が最有力候補になり得ます。私自身はアップグレードポイントの活用機会が少ないと判断してスカイコインにしましたが、利用パターンによっては全く違う答えが出てくる問いです。
なお、ダイヤモンドまで届かなくてもプラチナ+SFC、そしてANA VISAプラチナといった組み合わせで上級会員のメリットは十分に享受できます。カードの損益分岐点まで含めた話はANA VISAプラチナの損益分岐点とメリットをSFC修行者が解説した記事にまとめているので、ステータスとカードのバランスを考えたい方はあわせてどうぞ。SFC修行全体の振り返りやプラチナ取得後の感想についてはANAプラチナ達成後の感想・冷静に見たい点にもまとめています。
まとめ:ANAダイヤモンドの特典と条件
今回は、ANAダイヤモンドの必要条件・到達難易度から、初取得で届いた選択式特典11コースの全内容と私の選択理由までをお伝えしました。
- ANAダイヤモンドの条件はLS方式で年間50,000PP+ライフソリューション7件以上+カード決済500万円以上(または80,000PP+7件以上+400万円以上)
- 到達難易度は最上位らしく高く、PPよりカード決済500万円の壁が大きい
- ダイヤモンドメンバーには毎年「選択式特典の封書」が届く(2026年度は3月8日締切)
- スカイコインコースは60,000+ボーナス20,000で合計80,000コイン(80,000円相当)が最もお得感が高い
- アップグレードポイントは2026年度で終了。使いこなせる方には今年限りの特典
- コース選びは自分の利用パターンによって答えが変わる。焦らず吟味を
修行を続けてANAダイヤモンドになると、こんなにも「予想外の楽しみ」があるということが今回の一番の発見でした。SFC修行からプラチナ、そしてダイヤモンドへ。特典の一つひとつが、フライトを続ける動機にもなっています。これからもANAと一緒に旅を楽しんでいきたいと思います。ダイヤモンドを目指している方、初めて達成してどのコースを選ぶか迷っている方の参考になれば幸いです。


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