SFC修行はどう?ANAプラチナ達成後の感想・冷静に見たい点とは

SFC修行はどう?ANAプラチナ達成後の感想・冷静に見たい点とは SFC修行
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こんにちは、でるた兄さんです。

このブログでは、40代で一旦キャリアチェンジを目指しつつ、海外移住やお得な旅行術について発信しています。

今回は、ANAのSFC修行を終えてプラチナステータスを達成した今だからこそ感じる、「結局、SFC修行って本当にやる価値があるの?」という話を整理します。

私自身、2025年にSFC修行を決意し、試行錯誤しながら最終的にANAプラチナステータスを達成しました。修行中は何度も自問自答しました。

「50,000PPまで本当に飛ぶ必要ある?」
「ブロンズで止めてもいいのでは?」
「カード年会費や修行費を払ってまで、元は取れるのか?」

結論から言うと、SFC修行は誰にでもおすすめできるものではありません。ただし、年に何度も飛行機に乗る人、海外旅行や乗り継ぎが多い人、空港での待ち時間を減らしたい人にとっては、プラチナ達成後の世界はかなり変わります。

この記事では、ANAプラチナを達成した後に感じたメリットと、2028年以降のSFC制度変更も踏まえた注意点を、実体験ベースでまとめます。

記事のポイント

  • SFC修行でなぜプラチナを目指すのか
  • 達成後に本当に価値を感じたプラチナ特典
  • 50,000PP・ライフソリューション・100万LTマイルの違い
  • PP単価と修行費用をどう考えるべきか
  • ANAプラチナカードと2028年SFC制度変更の注意点

なぜSFC修行のゴールは「プラチナ」なのか?

苦労の末に届いたANAスーパーフライヤーズカード
苦労の末届いたSFCカード

まず、SFC修行の根幹にある問いから整理します。

なぜブロンズでもダイヤモンドでもなく、「プラチナ」がSFC修行の事実上のゴールと言われるのでしょうか。

理由はシンプルで、ANAプラチナサービスメンバー以上になると、スーパーフライヤーズカード(SFC)へ申し込めるからです。ANA公式でも、ダイヤモンドサービスメンバーまたはプラチナサービスメンバーはSFCを申し込めると案内されています(出典:ANAプレミアムメンバーサービス)。

ANAの通常ルートでは、プラチナサービス到達の目安は年間50,000プレミアムポイント(PP)です。そのうちANAグループ運航便利用分が25,000PP以上必要になります。つまり、単にたくさん飛ぶだけでなく、ANAグループ便の実績も意識する必要があります。

30,000PPで到達できるブロンズは、ANA上級会員の入口としては魅力的です。ただ、ブロンズだけではSFC申込のゴールには届きません。私も以前、プラチナ手前のブロンズまで到達したことがありましたが、あと一歩のフライトを体調不良でキャンセルし、翌年以降に何も残らなかった経験があります。

このときの悔しさは、かなり強く残っています。だからこそ、SFC修行を始めるなら「どこまで行くか」を最初に決めることが大事です。

ANAブロンズ到達時にも感じましたが、ブロンズは通過点としては面白いものの、SFCという長期的な価値を狙うなら、やはりプラチナ到達が大きな分岐点になります。

2028年以降はSFCの維持価値も要確認

ANAは2028年4月からSFCを「SFC PLUS」と「SFC LITE」に分ける制度変更を予定しています。年間ANAカード・ANA Pay決済額300万円以上ならSFC PLUS、300万円未満ならSFC LITEとなり、ラウンジやスターアライアンス資格の扱いが変わります。これから修行する方は、取得だけでなく維持条件もセットで見ておくのが大事です。

SFC修行は、50,000PPを達成して終わりではありません。むしろ、その後どれだけ旅のスタイルに合うかが本番だと思います。

ANAプラチナステータスは本当にすごいのか?

羽田空港ラウンジを利用できるANAプラチナ特典

では、苦労してプラチナステータスを達成すると、本当に旅は変わるのでしょうか。

私の答えは「変わる」です。ただし、価値を感じるポイントは人によって違います。ラウンジだけに期待すると、少し過大評価になるかもしれません。私の場合は、ラウンジよりも空港で並ぶ時間が減ること、手荷物の不安が減ること、海外での移動が楽になることに大きな価値を感じました。

メリット1:喧騒からの解放。ラウンジが無料で使える(同伴者1名もOK)

プラチナ達成後、最初に「これは分かりやすい」と感じたのはラウンジです。

羽田空港で保安検査を終えた後、搭乗ゲート前の混雑した椅子を探す必要がなく、ラウンジで落ち着いて過ごせる。これは単純に快適です。飲み物、電源、Wi-Fiがあり、出発前の時間を「待つだけの時間」から「整える時間」に変えられます。

特に効くのは、連休や繁忙期の空港です。出発便が遅れたとき、ゲート前で人混みの中にいるのか、ラウンジで席に座って待てるのか。この差は体力にかなり響きます。

ただ、冷静に見ると、ラウンジはあくまで特典の一部です。SFCやプラチナの価値をラウンジだけで判断すると、「プライオリティパスで十分では?」という話にもなります。

実際、私もプライオリティパスを併用しています。スターアライアンス便ならSFC、LCCや非スターアライアンス便ならプライオリティパスという形で使い分けると、空港時間の自由度はかなり上がります。

ラウンジ価値の考え方

年1〜2回の旅行であれば、ラウンジだけを理由にSFC修行をするのは少し重いかもしれません。年に複数回飛び、さらに同行者と一緒に移動する人ほど、ラウンジ・優先導線・手荷物優先の総合価値が効いてきます。

メリット2:時間という資産を守る。優先搭乗と手荷物優先受け取り

私が達成後にじわじわ価値を感じたのは、むしろこちらです。

優先搭乗があると、機内に早めに入り、頭上の荷物棚を確保しやすくなります。満席便や長距離便では、これが地味に大きいです。後から乗って棚が埋まり、荷物を遠くに置くことになると、到着後の動きも悪くなります。

手荷物の優先受け取りもかなり実用的です。SFCやプラチナ対象の荷物にはプライオリティタグが付くため、ターンテーブルで早めに出てくることが多くなります。もちろん空港や航空会社の運用によって例外はありますが、到着後の待ち時間が短くなる体験は、旅行回数が増えるほど効いてきます。

旅行では、1回ごとの5分、10分は小さく見えます。でも、年に何度も飛ぶと、空港での待ち時間やストレスは確実に積み上がります。SFC修行の価値は、こうした細かい負担を減らしてくれるところにあると感じています。

2026年5月の旅行でも、成田・桃園・デンパサールで優先導線とプライオリティタグのありがたさをかなり実感しました。詳しくはSFC・スタアラゴールドの本当の価値は待ち時間ゼロでもまとめています。

メリット3:世界が広がる。スターアライアンス・ゴールド資格

ANAプラチナステータス、そしてSFCを持つことで、スターアライアンス・ゴールドとして扱われる場面が増えます。

これはANA便だけでなく、スターアライアンス加盟航空会社を利用するときにも効いてきます。ラウンジ、優先チェックイン、優先搭乗、手荷物優先など、海外の空港でも「慣れない場所で迷いにくくなる」安心感があります。

海外旅行では、言語、空港導線、乗り継ぎ、荷物受け取りなど、小さな不安が重なります。その中で、上級会員として使えるレーンやラウンジがあるだけで、移動の心理的な負担はかなり下がります。

私にとってSFCは、「贅沢をするためのカード」というより、海外旅行の移動ストレスを下げるための道具という感覚に近いです。

もちろん、すべての空港・航空会社で同じように快適とは限りません。運用差もあります。それでも、旅の選択肢が増えるという意味では、プラチナ達成後の体感価値は大きかったです。

あなたに合うのはどれ?プラチナ達成への3つのルート

ANAプラチナステータス達成メール
ステータス達成後に送られてくるメール画像です

プラチナステータス達成のルートは、ひとつではありません。自分の旅行回数、決済額、生活スタイルに合う方法を選ぶことが大切です。

ここでは、代表的な3パターンを整理します。

ルート1:王道のフライト集中型(50,000PP達成)

もっとも分かりやすいのが、1年間で50,000PPをフライトで貯める王道ルートです。

  • 向いている人: 飛行機に乗るのが好きな人、短期集中で達成したい人、旅行を兼ねて修行したい人
  • 注意点: 費用と時間がかかるため、PP単価と年間スケジュール管理が必須

私も土日で台湾に行ったり、国内線や国際線を組み合わせたりしながら進めました。単なる往復だけにすると苦行感が強くなりますが、旅行として楽しめるルートを混ぜると続けやすいです。

実際にANA便だけで50,000PPを達成した記録は、プラチナステータス達成の実体験に詳しくまとめています。

ルート2:ライフソリューション活用型(30,000PP + 決済額など)

もうひとつの現実的な選択肢が、ライフソリューションサービスを活用するルートです。

ANA公式の条件では、プラチナサービスの場合、ANAグループ運航便で30,000PP、ライフソリューションサービス7サービス以上、ANAカード・ANA Pay決済額400万円などの条件を満たすルートがあります(出典:ANAプレミアムポイント公式ページ)。

フライトだけで50,000PPを積むより、飛ぶ回数を抑えられる可能性があります。ただし、決済額やサービス利用数の管理が必要です。日常の支払いをANA経済圏に寄せられる人には向きますが、無理に決済を増やすと本末転倒になります。

ライフソリューション型の注意点

条件は年度や制度改定で変わる可能性があります。特に2028年SFC制度変更では、取得後のSFC PLUS/LITE判定にも年間決済額が関わります。修行前に、取得条件と維持条件を公式ページで必ず確認しておきましょう。

ルート3:伝説のミリオンマイラー(100万ライフタイムマイル)

最後は、100万ANAライフタイムマイルを目指すルートです。

これは一般的なSFC修行というより、生涯搭乗実績の積み上げです。ANAグループ運航便の搭乗で100万ライフタイムマイルに到達すると、SFC PLUSの対象になるなど、通常の年間修行とは違う扱いになります。

ただし、時間も費用も桁違いです。出張や長年の海外移動が多い人なら現実味がありますが、これからSFCを狙う一般旅行者が最初から目指すルートではありません。

多くの人にとって現実的なのは、50,000PPのフライト型か、30,000PP+ライフソリューション型のどちらかです。

後悔しないSFC修行へ。PP単価と計画の立て方

SFC修行計画を管理していた自作スプレッドシート
自作で修行管理アプリを作成し、挑戦の日々を送っていた日々。あの頃はそれはそれで充実していたなと。

SFC修行は、安い投資ではありません。だからこそ、勢いだけで航空券を買うのは危険です。

修行計画で必ず見たいのがPP単価です。

PP単価 = 航空券の費用 ÷ 獲得プレミアムポイント

たとえば、50,000PPを目指す場合、PP単価10円なら航空券費用は約50万円、PP単価8円なら約40万円です。もちろん実際には、ホテル代、現地交通費、食費、カード年会費なども乗ってきます。

一般的にはPP単価10円以下がひとつの目安と言われますが、私は「数字だけで最安を追いすぎない」ことも大切だと思っています。

単価だけを追うと、同じ路線をひたすら往復するような修行になりがちです。それが楽しい人もいますが、私の場合は旅行として楽しめるルートを混ぜた方が続けやすかったです。

修行計画で見るポイント

  • 年間で何PP必要か
  • ANAグループ運航便分の条件を満たせるか
  • PP単価は10円前後に収まるか
  • 旅行として楽しめる日程か
  • SKYコインやマイルで持ち出しを減らせるか
  • 2028年以降のSFC維持条件まで見えているか

私の場合、国内線の王道ルートと、ソウル発・台北発の国際線を組み合わせました。PP単価だけで見ると完璧ではない区間もありましたが、旅行としての満足度を含めると悪くなかったと思っています。

無理のない修行にするには、数字の管理がかなり大事です。修行は勢いも必要ですが、最終的にはスプレッドシートや家計管理で冷静に見た方が失敗しにくいです。

航空券価格、PP単価、為替、ホテル代は時期や条件で大きく変わります。この記事の金額感はあくまで目安として見てください。

修行ルートを組むときは、ANA公式の条件確認を前提にしつつ、航空券の相場感を複数サービスで見ておくと計画が立てやすくなります。特に海外発券や乗り継ぎ候補を比較する段階では、価格の目安をざっくり把握しておくと便利です。

結論:ANAプラチナカードは修行に必要か?

SFC修行を考えると、避けて通れないのが「どのANAカードを持つべきか」です。

特に、ANA VISAプラチナ プレミアムカードは年会費が高く、修行に本当に必要なのか悩みやすいカードです。ANAカード一覧では、ANA VISAプラチナ プレミアムカードの本カード年会費は96,800円(税込)、家族カードは4,400円(税込)と案内されています(出典:ANAカードラインアップ 2026年4月版PDF)。

私の結論は、ANAプラチナカードは必須ではないが、修行と決済戦略を本気で組む人には強力なブースターになるです。

メリットは分かりやすいです。入会・継続時のボーナスマイル、ANA航空券購入時のマイル加算、プライオリティパス付帯など、旅行好きには刺さる要素が多いです。

一方で、年会費は軽くありません。年に数回しか飛ばない人、ANA航空券の購入額が少ない人、決済額を集約しにくい人にとっては、ゴールドカードや別カードの方が合理的な場合もあります。

ここで大事なのは、「カード単体で得か」ではなく、SFC修行費用・年間決済額・マイル還元・2028年以降のSFC PLUS判定をまとめて見ることです。

私のカード判断の考え方

ANA便に年に何度も乗る、ANA航空券購入額が大きい、日常決済を集中できる、プライオリティパスも活用する。この条件が重なるほど、プラチナカードの価値は出やすいです。逆に、旅行回数が少ないなら、無理に高年会費カードへ寄せる必要はないと思います。

カード戦略は、SFC修行の中でもかなり個人差が出る部分です。私は結果的に活用できた側ですが、誰にでも同じ答えをすすめるものではありません。

まとめ:プラチナはSFC修行の集大成であり、最高のスタートライン

最後に、SFC修行とANAプラチナステータスについてまとめます。

  • SFC修行の大きなゴールは、プラチナ到達によってSFC申込資格を得ること
  • プラチナの価値は、ラウンジだけでなく優先搭乗・手荷物優先・海外空港での安心感にある
  • 達成ルートは、50,000PP型、ライフソリューション型、100万LTマイル型に分けて考えられる
  • PP単価は大事だが、旅として楽しめるかも同じくらい大事
  • ANAプラチナカードは強力だが、高年会費なので利用頻度と決済額で判断するべき
  • 2028年以降はSFC PLUS/LITE制度により、取得後の維持条件も重要になる

プラチナステータスの達成は、SFC修行という長い旅のゴールです。ただ、実際に達成してみると、それは同時にこれからの旅を快適にするスタートラインでもありました。

私は、SFC修行をやってよかったと思っています。ただし、それは「飛行機に乗る頻度が多い」「海外旅行が好き」「空港でのストレスを減らしたい」という自分の生活スタイルに合っていたからです。

もしあなたがSFC修行を検討しているなら、勢いだけで始めるより、年間旅行回数、必要費用、カード決済額、2028年以降の制度変更まで一度並べてみるのがおすすめです。

特に2028年SFC制度変更については、SFC取得制度改定と300万ルールへの対応方針でも詳しく整理しています。これから始める方は、取得の可否だけでなく、取得後にどのように維持するかまで見ておくと安心です。

この記事が、SFC修行を始めるか迷っている方、プラチナを目指すか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

SFC修行を始める前に読んでおきたい一冊として、修行の全体像や費用感がわかる書籍も参考になります。

 

この記事を書いた人
でるたび

航空旅行好きな40代サラリーマン。
40代のうちに妻とより自由な第二の人生を描くため、住みよい海外を探し中。旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
航空会社ANAの上級会員ステータス取得(SFC修行)のコツや、誰でも実践できる旅行の情報を発信していきます。

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