SFC修行はどう?ANAプラチナ達成後の感想・冷静に見たい点とは

SFC修行はどう?ANAプラチナ達成後の感想・冷静に見たい点とは SFC修行
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こんにちは、でるた兄さんです。


このブログでは、40代で一旦キャリアチェンジを目指しつつ、海外移住やお得な旅行術について発信しています。

さて、今回は多くの陸マイラーや旅行好きが一度は夢見る「SFC修行」の核心に迫るテーマです。

私自身、2025年時に資格取得を決意し、試行錯誤の末にANAのプラチナステータスを達成したわけですが、修行の道中、何度も自問自答しました。

「SFC修行を始めたけど、本当にプラチナまで目指す意味あるの?」
「ブロンズステータスじゃダメなんだっけ…?」

そんな修行中の疑問や不安に、私の実体験をもって答えを示したいと思います。

本記事では、なぜSFC修行のゴールがプラチナなのか、そしてその先にある世界のリアルな姿を、余すところなくお伝えします。

記事のポイント

  • なぜSFC修行で「プラチナ」が絶対的なゴールなのか?
  • 私が実際に「持ってて良かった!」と感じたプラチナ特典のリアルな感想
  • プラチナ達成までの3つのルートと、あなたに本当に合う選び方
  • 後悔しないための「PP単価」と、賢い修行計画の考え方
  • ANAプラチナカードは修行に必要?私の考える損益分岐点を正直に解説

なぜSFC修行のゴールは「プラチナ」なのか?

苦労の末届いたSFCカード

まず、この修行の根幹に関わる問いから始めていきましょう。

なぜブロンズでもダイヤモンドでもなく、「プラチナ」がSFC修行における事実上のゴールとされているのでしょうか。

結論から言うと、ANAプラチナステータスが、SFC(スーパーフライヤーズカード)を手に入れるための唯一の入場券だからです。

SFCは、一度手に入れてしまえば、カード年会費を払い続ける限り、ANAの上級会員資格(と、それに付随する数々の特典)を半永久的に維持できるという、まさに魔法のようなクレジットカード。

そして、このSFCに申し込むための絶対条件が、「1年間(1月〜12月)でANAプラチナサービスメンバー以上に到達すること」なのです。

つまり、年間50,000プレミアムポイント(PP)を貯めてプラチナステータスに到達することが、SFC修行における最大の目標地点であり、この修行の「解脱」を意味します。

30,000PPで到達できるブロンズステータスは、確かにANAの世界への第一歩です。しかし、その特典は翌年度末には失効してしまいます。

私も過去、コロナ禍直前の頃にプラチナ手前である、ブロンズ資格を到達した時がありました。後一歩でプラチナゲットとなるANAジャカルタ往復のフライトを予約しましたが、インフルエンザになってしまい旅程をキャンセルすることに・・。当然その時は、翌年以降、何もメリットは残りませんでした。

ブロンズ資格の一瞬の達成感がありましたが、そこで得られる特典は正直、限定的でした。

参考:【ANAブロンズ到達】SFC修行中に気づいた現実とメリットについて

SFCという永続的な価値を手に入れるためには、プラチナという頂きを目指す必要がある。これが、すべての修行僧が50,000PPを目指してフライトを重ねる理由なのですね。

ANAプラチナステータスは本当にすごいのか?

では、苦労してプラチナステータスを達成し、その先のSFCを手に入れることで得られるメリットは、本当にその価値があるのでしょうか?

「持ってて良かったな〜」と私が心から思えた瞬間を、実体験ベースでいくつかご紹介したいと思います。

メリット1:喧騒からの解放。ラウンジが無料で使える(同伴者1名もOK)

これはもう、最も価値を感じる特典と言っても過言ではありません。

ANAプラチナステータスを獲得した後、早速国内出張でした。羽田空港も専用のセキュリティカウンターがあり、そこから保安検査。そこには専用ラウンジが。

今までは保安検査を終えた後の、あの混雑した搭乗ゲート前の喧騒はなんだったのか・・。プラチナステータス(そしてSFC)があれば、そこから解放されます。

静かで落ち着いた空間、フリードリンク(もちろんビールも!)、軽食、そしてWi-Fiと電源。フライト前の時間を、ただ待つ時間から、くつろぎや仕事の時間に変えてくれるのです。

特に威力を発揮するのが、繁忙期の空港です。連休などの旅行で、出発便の遅延により空港で長時間待つことになった際、ラウンジでゆったりと過ごせた経験は、「修行して本当に良かった」と思えた瞬間でした。

この快適さが、SFCを持つ限りずっと続くのですから、その価値は計り知れません。

このように空港ラウンジを徹底的に活用できるが非常に魅力的だと考えています。

なお、現在はSFC資格によるスターアライアンス系列ラウンジ利用と、プライオリティパスを活用したラウンジ利用の2パターンが私の選択肢。

スターアライアンスでなくても、ANA便でない場合にも備えて準備はできました。

参考:プライオリティパス:空港ラウンジ利用で旅行を10倍にできるメリット

メリット2:時間という資産を守る。優先搭乗と手荷物優先受け取り

些細なことのように思えるかもしれませんが、この「優先」という二文字が、旅のストレスを劇的に軽減してくれます。

優先搭乗では、一般の乗客の長い列を横目に、先に機内へと案内されます。頭上の荷物棚のスペースを心配する必要もありません。

そして、私が特に恩恵を感じているのが手荷物の優先受け取り。到着空港のターンテーブルで、延々と自分のスーツケースを待ち続けるあの時間…。SFC会員の荷物には「PRIORITY」タグが付けられ、文字通り優先的に出てきます。

ただし、優先的に出てこない面白い経験もありました。(エジプト旅行でのエジプト航空国内線での話です。これはまた別途記事にします)

限られた時間の旅行や出張で、この「時間のアドバンテージ」にどれだけ助けられたことか。

旅における時間は有限な資産。それを守ってくれる、非常に価値のある特典です。

メリッ3:世界が広がる。スターアライアンス・ゴールド資格

ANAプラチナステータス、そしてSFCを持つということは、ANAが加盟する世界最大の航空連合「スターアライアンス」においてもゴールドメンバーになることを意味します。

これは、ルフトハンザドイツ航空、ユナイテッド航空、シンガポール航空、タイ国際航空など、世界中の加盟航空会社を利用する際にも、ANAとほぼ同等のVIP待遇を受けられるということです。

私も先日、ANA便のビジネスクラスでタイ旅行を完了させましたが、航空会社を利用した際、バンコクの空港でラウンジを利用させてもらいました。このような経験が、今後も続けられると思うと嬉しさでいっぱいです。

今後もたくさんの空港ラウンジレポートなどをしていく予定です。

何より、慣れない土地でのフライト前に、落ち着ける場所があるという安心感。これは旅の質を確実に一段階引き上げてくれます。SFCは、日本国内だけでなく、世界中の空の旅を快適にしてくれるパスポートという感じですね。

今までは空港はただの経由地や、プロセスに過ぎないと思っていましたが、空港に行くことも目的の一つになりそうです。

あなたに合うのはどれ?プラチナ達成への3つのルート

ステータス達成後に送られてくるメール画像です

プラチナステータス達成の条件は、実は一つではありません。ご自身のライフスタイルに合わせて、最適なルートを選ぶことが、無理なく修行を終えるための鍵となります。

ルート1:王道のフライト集中型(50,000PP達成)

  • 対象者: とにかく飛行機に乗るのが好きな人、短期集中で解脱したい人
  • 解説: これぞ「修行」の王道。1年間で50,000プレミアムポイントをフライトのみで稼ぐルートです。後述する「PP単価」を徹底的に意識し、効率的なフライト計画を組むことが求められます。週末や連休を利用して、弾丸フライトを繰り返す猛者も少なくありません。私も、土日で台湾旅行をしたり、沖縄旅行を繰り返しました。

ルート2:ライフソリューション活用型(30,000PP + 決済額など)

  • 対象者: 出張やフライト機会は限られるが、日常のカード決済額が大きい人
  • 解説: 2022年から導入された新しい達成条件です。年間30,000PPの搭乗に加え、「ANAのライフソリューションサービスを7つ以上利用」し、かつ「ANAカード・ANA Payでの決済額が年間400万円以上」といった条件をクリアすることでプラチナに到達できます。フライト回数を抑えられるため、意外とこちらが近道という方もいるでしょう。

なお、私はここを目指すために、徹底的に修行管理を始めていきました。(結果としては、自力純正ANA便で50,000ポイントを達成することができましたが)

参考:家計簿をLooker Studioで可視化したら、修行計画が捗った話

ルート3:伝説のミリオンマイラー(100万ライフタイムマイル)

  • 解説: これはもう「伝説」の領域です。ANAグループ運航便の搭乗で、生涯にわたる飛行距離「ライフタイムマイル」を100万マイル貯めることで到達できます。時間も費用も膨大にかかりますが、一度達成すれば生涯にわたりSFCの資格が得られます。まさに究極のステータスと言えるでしょう。

後悔しないSFC修行へ。PP単価と計画の立て方

自作で修行管理アプリを作成し、挑戦の日々を送っていた日々。あの頃はそれはそれで充実していたなと。

SFC修行は、決して安い投資ではありません。だからこそ、闇雲に飛行機に乗るのは絶対にNGです。ここで重要になるのが「PP単価」という考え方。

PP単価とは、1プレミアムポイントを獲得するために、いくらかかったかを示す指標です。

PP単価 = 航空券の費用 ÷ 獲得プレミアムポイント

このPP単価が低ければ低いほど、効率の良い修行と言えます。一般的にはPP単価10円以下が一つの目安とされています。50,000PPを達成するためには、PP単価10円なら50万円、8円なら40万円の費用がかかる計算です。

つまりは、予算目線で言うと、SFC資格を取得するための予算は大体このくらいかかるってことを頭に入れておくことが重要。当然効率の悪いPP取得になってくると、これ以上の予算がかかりますのでその辺りは肝に銘じておくことをお勧めします。

私の場合は、PP単価8円台を達成した国内線の王道「羽田-那覇」路線をベースに計画を立てつつ、時にはPP単価が少し悪くても、旅として楽しめる国際線ビジネスクラスなどを組み合わせて、モチベーションを維持しながら修行を進めました。

賢い修行計画のポイント

  • 時期: やはり航空券が安いオフシーズン(1月〜2月、4月、10月〜11月など)が狙い目です。
  • 路線: 国内線では「羽田-那覇」「羽田-石垣」、国際線ではアジア路線(シンガポール、クアラルンプールなど)がPPを稼ぎやすい王道ルートです。
  • 費用捻出: 日々の生活で貯めたマイルを「ANA SKYコイン」に交換し、航空券代に充当するテクニックは必須です。これにより、持ち出しの現金を大幅に削減できます。

私が主に利用したのは、ソウル発・台北発のANA便です。ソウルはよく訪れましたね。

参考:【実録】ソウル金浦空港発の早朝便は何時に行けば?準備・注意点を解説

結論:ANAプラチナカードは修行に必要か?

SFC修行を語る上で、避けて通れないのが「どのANAカードを持つべきか?」という問題。特に、年会費税込で(本会員)96,800円、(家族会員)4,400円もするANA VISAプラチナ プレミアムカードは、修行に本当に必要なのでしょうか?

私の考えは、「必須ではないが、修行を劇的に加速させるブースターになる」です。

ANAプラチナカードのメリット

  • 強力なボーナスマイル: 入会・継続時に10,000マイルが付与されます。
  • 驚異的なマイル還元率: ANA航空券購入時のマイル還元率は最大4.5%にも達し、修行費用の回収に大きく貢献します。修行の時は、当然ANA便搭乗が大きくなる。なのでANA航空券を購入するのならば、還元率を意識するのは当然。
  • プライオリティ・パス付帯: 修行中からスターアライアンス以外の航空会社でも海外ラウンジが使えます。

もちろん、年会費は大きな負担です。このカードを持つべきかは、あなたのフライト頻度や決済額とのバランスで決まります。私の試算では、年に数回旅行をする方や、ライフラインの多くをクレジット決済で集中するのならば、年会費の安いゴールドカードよりも、むしろプラチナカードの方が最終的なリターンは大きくなる可能性があると言う実感です。

SFC修行は、カード戦略も含めた総合力が試されるゲーム要素があり本当に奥深い体験でした。

参考:SFC修行で攻略:ANA VISA プラチナの損益分岐点を超えるには

まとめ:プラチナはSFC修行の集大成であり、最高のスタートライン

長くなりましたが、最後にSFC修行とプラチナステータスについてまとめます。

  • SFC修行の絶対的ゴールはプラチナ到達(50,000PP)。それがSFCへの唯一の道。
  • プラチナの真価は、半永久的に続くSFC特典(ラウンジ、優先搭乗、手荷物優先)にある。
  • 達成ルートは主に2つ(フライト集中型 or ライフソリューション活用型)。自分のスタイルに合ったものを選ぶべし。
  • PP単価10円以下を目標に。SKYコイン活用で、計画的にコストを削減するのが鍵。
  • ANAプラチナカードは強力な武器。ただし、自身の利用状況と年会費を天秤にかけて冷静に判断を。

プラチナステータスの達成は、SFC修行という長い旅のゴール。しかしそれは同時に、これからのあなたの旅のスタイルが劇的に変わる、最高のスタートラインでもあります。

この記事が、あなたのSFC修行という素晴らしい挑戦の一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

お読みいただきありがとうございました。
それでは、引き続き安全で快適な空の旅を✈️

SFC修行を始める前に読んでおきたい一冊として、修行の全体像や費用感がわかる書籍も参考になりますので、こちらも紹介します。

この記事を書いた人
でるた兄さん

航空旅行好きな40代サラリーマン。
40代のうちに妻とより自由な第二の人生を描くため、住みよい海外を探し中。旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
航空会社ANAの上級会員ステータス取得(SFC修行)のコツや、誰でも実践できる旅行の情報を発信していきます。

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