Trip.comのeSIMを入れたのに繋がらない…
現地の通信キャリアは表示されるのに、ネットが使えない。私も台湾でその状態になりました。
今回は、2025年6月にSFC修行を兼ねた週末の台湾弾丸旅行で実際に体験した、eSIMのアクティベートは成功したのに、データ通信ができなかったトラブルと解決までの記録です。
事前に準備万端で臨んだはずのeSIMが、なぜか現地で繋がらない。スマホの画面にはちゃんと現地の通信キャリアが表示されているがつながらない。
APN設定を何度見直しても、再起動してもダメ。そんな時に見落としがちな原因や、少しの工夫で解決できるポイントがあります。
この記事では、eSIMを使った際に実際に発生した問題と、それをどう解決したかを時系列で紹介しています。同じような状況に陥っている方のヒントや参考になれば嬉しいです。
私の場合は、IIJmioのAPN構成プロファイルを削除し、Trip.comのeSIM用APNを設定し直して通信が復旧しました。ただ、繋がらない原因が全員同じとは限りません。
- eSIMを追加・アクティベートできない:インストールや開通の段階で止まっている状態。対応端末・有効なプラン・Wi-Fi接続などから確認します。
- eSIMは追加済みなのに通信できない:私はこちら。モバイルデータ通信に選んだ回線、購入プランのローミング・APN指定、構成プロファイルを順に確認します。
操作名が似ていますが、APN構成プロファイルを削除する操作と、eSIM自体を削除する操作は別物です。慌ててeSIMを消さず、購入した商品の案内を確かめてください。
インストールや開通で止まっている方は、Apple公式「iPhoneでeSIMを設定できない場合」も確認してください。以下は私のiPhoneで起きた通信トラブルの体験記です。画面や料金は当時のもの、公式案内の確認日は2026年10月5日です。
- eSIMアクティベート後に通信できない原因と対処法
- iPhoneのAPN構成プロファイルとeSIMの違い
- APN設定や再起動など基本的な確認項目
- 旅行先でのeSIM利用時の注意点と事前準備
eSIMはアクティベートできたのに通信で大苦戦・・
とりあえず荷物なしのスマート・スムーズ入国
今回はSFC修行メインの週末台湾弾丸旅行です。一泊二日のため荷物は着替えのみ、軽装での旅行です。
到着後は入国審査をあっさりとスルー。今回、台北便のフライトでは手荷物の預け入れが不要でしたので、サクッと両替も済ませて、まるで国内旅行のようにあっさりと到着ロビーに出ました。このまま一瞬で市内へ直行することができます。
その最中にまずはeSIMのアクティベート。
手持ちのスマホをすぐ使える状態にしておかないとですね。現地の通信は、行き先検索や、連絡手段として必須です。
いざTrip.comのeSIMを試す!

少し時間は戻り、羽田空港のANAラウンジで過ごしていた時の話です。ラウンジでくつろぎながら、eSIMの購入を考えていました。
今回は、いつものようにAiraloの利用を考えてみましたが、別のサービスを利用することにしました。
その中で選定したのはTrip.comのeSIM。
当時選んだのは24時間利用できるプランで、価格は1日173円! 短い旅にはありがたい金額でした。これは今回購入した商品の条件で、現在の料金・利用時間の数え方はプランごとに確認が必要です。
今回は限られた時間の弾丸トラベルであり、24時間単位で利用できることにメリットを感じました。
早速、羽田のANAラウンジでアプリをインストール。
特に悩むことなく、24時間利用の申し込みを行いました。支払いはPayPayと連携ができたので、スムーズに完了。(静かなラウンジで、ペイペイ!という爆音が響きましたが・・)
さておき、準備万端でいざ台湾へ向かいます。

今回はビジネスクラスの往路便ですね。
アクティベートは成功したが繋がらない!
快適すぎるビジネスクラスにて、あっさり台湾に到着。
早々に機内を出て、いつものように案内通りにスタスタと入国審査に向かいながら、空港無料Wifiを通じてeSIMをアクティベートにトライです。
数分後、アクティベートは成功したものの、ネット接続がまったくできない!
iPhoneの通信状況の画面には、ちゃんと現地の通信業者を拾っているように見えるので、問題ないように見えるのですが・・。
なぜだろう・・。そして思い出しました。
実は、SFC修行で韓国ソウルに行った時も、同様の経験があったことを思い出しました。APN設定や構成ファイルに悩まされ、沼にハマった記憶です。なんか嫌な予感が…。
ソウルの時は夜の便で羽田から向かい、ホテルについて疲労困憊の中、接続に格闘していました。
夜の2時ごろからずっとホテルのベッドで、解決のためのネット検索や、ChatGPTと相談し続けた苦い記憶がありました。(ネットの情報を漁っても、解決方法が見当たらなかったんですよね・・)
一度沼にハマると、とことん抜け出せなくなってしまい、イライラと眠気も相まって崩壊してました(笑)
そんな当時の記憶が蘇ってきたので・・これはまた長丁場かなと思いながら・・。
時間がもったいないので一旦移動
ソウルでの接続の格闘を思い出し、長期戦の予感。しかし、今回は24時間と限られた時間の旅行なので、「到着直後に1時間以上もトラブルシューティングに費やすのは非生産的」と判断。
ネット接続を後回しにして観光に向かうことにしました。なんなら173円ですし、そのまま諦めるということもアリかなと。
そして何より、人間、行き詰まったら別のことを考えるのが大事。
気持ちを切り替えて別のことに集中です。その間・・ふと解決策が頭に浮かび始めました。
そう、実は結局この手の問題は、結果大した対策じゃなかった記憶だったんですよね。
そしてソウルの時に解決した記憶を探るべく、マイChatGPTの会話履歴を探るも、二ヶ月以上の話だったので、履歴は残っておらず・・。
というわけで、今回の記事は自分の備忘録も兼ねてのブログ執筆でもあります。
eSIM接続トラブルの原因と解決法:知識と工夫で15分で復帰
ChatGPTで出てきた改善案を試す
まずは基本に立ち返り、データローミングON、ネットワーク手動選択、APN再設定、端末再起動などを試行。
設定を確認したうえで、機内モードをオン・オフして再接続を試す方法もあります。ローミングやAPNは、日本の主回線ではなく、使いたい旅行用eSIMの設定を確認するところです。
しかし、どうしても何やっても繋がらない。圏外になったり、うまくいった!?通信会社の名称はきちんと出てくるのですが、それもつながらない・・。
10回ぐらい色々なパターンを繰り返しても、接続できず、「別の根本的原因」があると直感しました。
ちなみに実施したのは、以下のように、モバイルデータ通信の中のAPNの内容を変えては、再起動・・の繰り返し。
(下図の例では「cmhk」の入力を試している時です。これは当時試した値で、すべてのTrip.com商品に共通するAPNではありません。入力する場合は、自分が購入した商品の指定値を使ってください。)

覚えていた「構成プロファイル」の邪魔説
ふと思い出してきた過去の経験から、APNの設定だけでなく、「VPN・構成プロファイルが邪魔をするケースがある」と思い至りました。
iPhoneの「設定 > 一般 > VPNとデバイス管理」に、国内回線用の構成プロファイルが残っていたのを思い出しました。この画面名にVPNとありますが、今回確認したのはAPN構成プロファイルです。
下図の画面です。(当時はIIJmioを契約していました。)

プロファイル削除で即接続成功!
結果的にわかった答えです。
今回のトラブル解決の鍵は、「IIJmioのAPN構成プロファイルの削除」でした。
直感的に「これが原因かも」と思い当たり、迷わずIIJmio関連の構成プロファイルを削除。
iPhoneの「設定 > 一般 > VPNとデバイス管理」から該当プロファイルを見つけて削除した後、改めてTrip.comのeSIMに合わせてAPN設定を再入力。
すると──
何事もなかったかのように、すぐに通信が復旧!
キャリア表示も安定し、データ通信が即時可能となりました。
ソウル滞在時のように何時間も泥沼にはまることなく、今回はわずか15分ほどでトラブル解決。あのときの経験が、まさに“生きた”瞬間でした。
この体験を真似して、eSIMそのものを削除しないでください。Appleは、通信事業者の指示がない限り、トラブル解決のためにeSIMを消去しないよう案内しています。私が触った「VPNとデバイス管理」のAPN構成プロファイルとは操作が異なります。(出典:Apple公式「iPhoneまたはiPadでeSIMを消去する方法」)
体験から学んだ「対策の視野を広げる大切さ」
eSIMが繋がらないと、私もまずAPN(アクセスポイント名)の手動入力に集中していました。
確かに設定の確認は大切ですが、今回の私の場合は入力欄だけでなく、国内回線用のAPN構成プロファイルも確認する必要があったわけです。VPN自体が原因だったと確認したわけではありません。
IIJmioの公式案内では、iPhoneに入れられるAPN構成プロファイルは1つ。併用する回線によっては、モバイルデータ通信の切り替えに合わせて入れ直しが必要になる場合があります。eSIMを複数保存できることとは別の話です。(出典:IIJmio公式「eSIMと他のSIMの併用」)
国内回線用のAPN構成プロファイルを外す場合は、帰国後に元の回線で通信するための再設定方法も確認しておきたいところです。必要な設定は契約回線によって違うため、表示されるプロファイルを一律に削除するのは避けてください。
通信トラブルを防ぐためのチェックリスト
- 使いたい旅行用eSIMを、モバイルデータ通信の回線に選べているか
- 購入商品の説明どおりに、旅行用eSIM側のローミングやAPNを設定したか
- APN構成プロファイルの有無と、契約回線ごとの併用手順を確認したか
- プランの対象国・利用開始条件・残り容量を確認したか
- 端末再起動・機内モードON/OFFのリフレッシュ
Trip.comの公式eSIM設定ガイドも、データ通信に使う回線や旅行用eSIMのローミング設定を確認するよう案内しています。ひと通り確認しても直らなければ、注文画面や購入時の案内にある問い合わせ先へ、端末名・表示されたエラー・試した設定を伝えて相談するのがよいと思います。復旧までの時間は状況次第です。
「視野を広げる」とは、技術的トラブルにも効く
改めて今回のことを俯瞰してみたいと思います。(次の備忘録も兼ねて・・)
何かがうまくいかないと、つい“今目の前にある設定”に固執しがちです。
ですが、真の原因は意外なところに潜んでいることも多いもの。
今回の私の場合は、国内回線のAPN構成プロファイルを見直したことが復旧につながりました。原因をAPNの入力欄だけに絞らなかったことがよかったのだと思います。
「設定を見直してもダメだったら、別の観点から全体を見直してみる」
この“広い視野”を持つことが、技術的な問題解決にもつながると実感しました。
トラブル対応力は、旅慣れの証かもしれませんね。
何より、沼にハマりかけたら、一旦考えるのをやめてみることも非常に大事。
Trip.com eSIMを台湾で使って感じたこと
圧倒的コスパ:1日173円で通信環境を確保できた
そんなこんなでeSIM接続問題は解消。ここからは今回利用したeSIMの魅力についてです。
今回のTrip.com eSIMの実績ですが、台湾での利用24時間あたりたったの173円という低価格でデータ通信を確保することができました。物価が上がってきている昨今、通信コストを抑えつつ快適なネット環境を維持できるというのは本当にありがたい限りです。
初期設定では接続に少し苦戦しましたが、一度つながってしまえばその後の接続は非常にスムーズ。通信速度も安定しており、地図アプリや翻訳アプリの利用、SNSの投稿、レストラン検索などもストレスなく行えました。
特に現地での宿探しやルート検索、お店の口コミ確認など、旅先での意思決定に直結する情報収集において、ネット環境の存在は不可欠。モバイル通信があるだけで、移動の不安も大幅に減少します。
今回購入したプランでは、最終的にきっちり24時間で通信が切れました。私が使った際は、その後の手続きも不要でした。
海外旅行では安定した接続が鍵
私が今回使った範囲では、接続が復旧したあとは快適に使えました。ただ、接続先の通信会社や5G/4Gの対応、使えるエリアは購入する商品によって変わるので、Trip.comのeSIMならどれも同じ条件とは考えず、商品説明を確認したほうがよいと思います。
特に複数国を回る旅行などでは、都度SIMを差し替えたり、空港で行列に並ぶ手間がなくなるのもeSIMの大きなメリット。到着後、設定が済んで通信できるようになれば、そのぶん旅に使える時間も増えますね。
eSIMの注意点:設定マニュアルは熟読を
eSIMはとても便利ですが、設定にはいくつか注意点もあります。回線の選択、ローミング、必要な場合のAPN設定など、購入した商品と端末に合う案内を確認して進めたいところです。すべてのeSIMに手動のAPN入力や構成プロファイルの追加が必要なわけではありません。
私も当時、日本で使っていたIIJmioのAPN構成プロファイルを削除し、旅行用eSIMのAPNを設定し直して復旧しました。端末やOSによって画面も異なるため、この体験だけで操作を決めず、購入した商品のマニュアルを確認してください。
出発前には、自宅など落ち着いた環境で対応端末・対象国・インストールできる時期・利用開始の条件を確認しておくと安心です。海外用のプランを日本で必ずテスト通信できるわけではありません。事前に入れるか現地で設定するかも、購入した商品の案内を優先してください。
特に初めてeSIMを利用する方は、設定ミスや接続トラブルが旅のストレスにならないよう、事前の準備をしっかりしておくことをおすすめします。
eSIMの接続トラブルから学んだ対処法と教訓
最後に、今回の記事のまとめとポイントを箇条書きでまとめていきます。eSIMの接続がうまくいかないときは、私の経験もぜひ参考にしてみてください。
- SFC修行を兼ねた週末台湾弾丸旅行で、Trip.comのeSIM(1日173円)を初導入。
- 羽田空港のANAラウンジでeSIMを購入・アクティベート準備完了、PayPay決済でスムーズ。
- 台湾到着後、アクティベートは成功するもモバイル通信が使えず、接続不可状態に。
- iPhoneの通信事業者表示は正常だが、データ通信が通らず、過去のソウル滞在でのeSIMトラブルを思い出す。
- APN設定や機内モードON/OFF、端末再起動などの基本対策では解決せず、根本原因を探る。
- 最終的に「IIJmioの構成プロファイル」が干渉していたと判明、削除後に通信が即復旧。
- 解決までにかかった時間は約15分。過去の経験が迅速なトラブル対応に役立った。
- APN構成プロファイルとeSIM自体は別物。繋がらないからといってeSIMを削除しない。
- 通信トラブル時は「視野を広く持ち、関連設定をすべて疑う」ことが重要。
- 今回の台湾旅行では、復旧後は地図や検索を快適に使えた。価格・接続先・期間は商品ごとに確認する。
- 設定マニュアルは事前に確認。日本でのテスト通信や事前インストールの可否は、商品の条件に従う。
- eSIMは便利だが、設定の見落としがあると旅のストレス要因になるため、準備が肝心。
せっかくの限られた時間の旅を1秒でも有意義に過ごせるよう、ぜひ本情報を活かしてくだされば幸いです(未来の自分にも)
が変わっていた件について.jpg)
