こんにちは。でるた兄さんです。セミリタイアと海外移住に向けた準備を進めながら、夫婦でいろんな国を旅行しています。
今回は2026年5月に台湾経由で訪れたバリ島の入国体験を、着陸から空港を出るまでの所要時間と両替レートまでまとめます。
バリ島は2025年9月にAll Indonesia(電子到着カード)が統合され、eVOAも完全オンライン化が進みました。事前準備をしっかりすれば、デンパサール(ングラ・ライ)国際空港は着陸から45分以内に抜けられました。(預けて荷物がない場合はもっと早く出れそうです)
今回はその実績と、出発前に終わらせるべき3つの電子申請、空港vs街中の両替レート差まで、バリ旅行で迷わないための準備を残していきます。
ポイント:
- 2026年5月の最新フローで着陸から45分で空港を出る
- eVOA・観光税・All Indonesiaの3つの電子申請の手順と費用
- 空港レートとサヌール街中レートの実数比較(約6.75%差)
- SFC/スタアラゴールドのプライオリティタグが効く理由
2026年バリ島入国の現在地|着陸から45分でGrabに乗れる
このセクションでは、2026年5月に私が実際に体験した着陸から空港出口、Grab乗車までの所要時間を時系列で整理し、過去のバリ到着体験との比較で「今のバリ」がどれだけ快適になったかをお伝えします。
着陸15:23から逆算する空港の45分
当日のフライトは台湾・桃園発デンパサール行きのエバー航空です。
デンパサール着の定刻は15:15のところ、ゲートに着いた着陸時刻は15:23でした。そこから空港を抜けてGrabに乗るまでの時間を実測すると、以下のように動いています。
| タイミング | 経過時間 | 状況 |
|---|---|---|
| 15:23 | 0分 | 着陸 |
| 15:33頃 | 約10分 | eVOA入国審査通過(自動化ゲート利用可) |
| 15:53頃 | 約30分 | 荷物受取完了(プライオリティタグで早出し) |
| 16:08頃 | 約45分 | Grab配車エリアで乗車 |
| 16:40前後 | 約1時間 | サヌールのホテル着 |
着陸から1時間ちょっとでサヌールのホテルに到着できたのは、率直に言って驚きでした。
「着陸してから1時間ちょいでホテルに着けそう、こんなの昔じゃありえない・・」というのが、ホテルに向かう車中でのつぶやき。(昔はどうしようもなく入国が遅かったのですが・・)
空港の規模に対する所要時間としては、東南アジアでもトップクラスの効率と感じます。
いや〜本当に劇的に良くなりました。
過去のバリ到着との比較で見えた「導線革命」
私が初めてバリ島に魅了されたのは20代。もうすでに20年は通っています。
過去にバリへ来た時代は、紙のVOA(Visa on Arrival)カウンターで列に並び、入国審査でさらに並び、税関申告書を機内で書いて・・そうしてようやくスタンプをもらう流れが普通でした。
スーツケースのピックアップ場所には、訳のわからないぐらいのポーターが勝手に自分の荷物を持ち出し、運び始めて要求してくるチップ・・・(センエン!)でしたね。
混雑日には入国だけで1時間以上かかることも珍しくなく、空港を出るまでに2時間近くかかった記憶もあります。
それが2024年4月の自動化ゲート導入と、2025年9月のAll Indonesia(電子到着カード)統合で、紙の手続きはほぼゼロになりました(出典:Welcome Back To Bali公式ブログ)。
eVOAを事前に取り、All Indonesiaで税関・健康申告まで終わらせておけば、空港カウンターで止まる場面はほぼありません。
今回はeVOA・観光税・All Indonesiaを全て出発前に済ませた状態で到着したので、空港では待ちなしで入国自動ゲートをスルー。
結局税関でスマホのQRコードを見せるだけで手続きが進みました。
空港に到着後に歩いて10分でもう入国完了。やっぱりバリ島の入国の仕方も明らかに良くなったな・・というのは、入国直後の素直な感想です。
プライオリティタグで荷物が早く出るリアル
入国を10分で抜けても、荷物受取に時間がかかれば結局空港に長居することになります。ここで効いたのがスーパーフライヤーズカード(SFC)のプライオリティタグでした。
スターアライアンスゴールドの優先サービスとして、預け荷物に「PRIORITY」タグが付き、ターンテーブルで早めに出てくる仕組みです。
当日は搭乗便のプライオリティタグの荷物が出始めた中盤ごろに私たちのスーツケースが回ってきました。
(正直遅めだったかな・・とは思いますが、これでも速いと思うべきところですね)
後ろに並ぶ一般客の荷物が出揃うのを待つ必要がなく、入国通過から荷物確保までが約20分で完了。空港滞在時間の短縮にダイレクトに効きました。
ポイント
- SFC/スタアラゴールドのプライオリティタグで荷物が先に出てくる
- 入国10分+荷物受取20分で合計30分で空港出口に到達
- 事前準備(eVOA/All Indonesia)と組み合わせれば再現性が高い
- 年に数回旅行する方ならSFC維持コストは時短メリットで十分元が取れる
出発前に終わらせる電子申請3点セット
このセクションでは、バリ入国を最短化するために出発前に必ず済ませておきたい3つの電子申請を、費用・申請タイミング・公式サイトと合わせて整理します。
eVOA(電子到着ビザ)の費用と申請タイミング
eVOAは正式名称「電子到着ビザ(Electronic Visa on Arrival)」で、紙のVOAをオンラインで先取りする仕組みです。
費用はIDR 500,000(手数料込みで約4,800円)、滞在可能期間は最大30日(オンライン延長で最大60日まで)です(出典:インドネシア政府移民局公式)。料金や条件は変更される可能性があるため、必ず公式サイトをご確認ください。
申請は出発の14日前から48時間前までにインドネシア政府移民局公式サイト(evisa.imigrasi.go.id)で行います。必要書類は以下の3点です。
- 顔写真(JPG/PNG、400px〜600px、2MB以下、無地背景)
- パスポート顔写真ページの画像(JPG/PNG)
- 帰国便航空券のPDFファイル
申請が承認されるとeVOAのPDFがメールで届きます。
空港では自動化ゲート(2024年4月から導入済み)で読み取れるので、紙のVOAカウンターに並ぶ必要がありません。ここで本当に大きな差がつきます。
実際、空港現地で手続きを行おうとしている旅行者が大行列をなしていました。そんな中にあっさりと自動化ゲートをスルーしておしまいです。
バリ州観光税IDR150,000はLoveBaliで事前支払い
2024年2月14日からバリ州独自の外国人観光客徴収金(観光税)が始まりました。一人あたりIDR 150,000(約1,400円前後)で、すべての外国人旅行者が対象です(出典:在デンパサール日本国総領事館)。
支払いは公式オンラインシステム「LoveBali」(lovebali.baliprov.go.id)で出発前に済ませるのが推奨されています。クレジットカード(Visa、Mastercard、Amex、JCB)、銀行振込、QRISなどに対応していて、支払い後にQRコード付きの「Levy Voucher」がメールで届きます。
空港の到着ロビー出口付近にも支払いカウンターはありますが、列に並ぶ時間が増えるだけなので、事前に済ませるのがおすすめです。
ただし、この観光税については、強制支払いということではないという現状もあります。
All Indonesia(e-CD)は到着72時間前からオンラインで
2025年9月1日から、紙の入国カードと電子税関申告(e-CD)、SATUSEHAT健康申告が「All Indonesia」という統合電子到着カードに一本化されました。ジャカルタ(CGK)、バリ(DPS)、スラバヤ(SUB)の主要空港で必須です。
申請は到着の72時間前からオンラインで可能で、移民情報、健康申告、税関申告、必要に応じてIMEI登録(持ち込みスマホの長期使用)まで一括して済ませられます。完了するとQRコードが画面とメールで発行されるので、スクリーンショット保存と印刷の両方を持っておくと安心です。
注意
2025年9月の制度変更で、紙の入国カード・税関申告書は廃止されました。機内で書く前提で準備していると現地で慌てるので、出発前に必ずAll Indonesiaを済ませてください。提出条件は変わる可能性があるため、最新情報はインドネシア税関公式をご確認ください。
空港到着後の動線と両替の現実的な戦略
このセクションでは、デンパサール空港に着いてからホテルに着くまでの最適な動きと、空港vs街中の両替レート差を実数で示します。
入国→荷物→SIM→両替→Grabの最適順序
空港でやることは多いように見えますが、実際は順序を決めれば迷いません。私が今回辿った動線は以下の通りです。
- 入国審査(自動化ゲートでeVOA読み取り、約10分)
- 荷物受取(プライオリティタグで早出し、約20分)
- 観光税QR提示(LoveBali済みなら通過)
- SIM購入(必要なら到着ロビーのカウンターで)
- 両替(最低限の現地通貨だけ確保)
- Grab配車(指定エリアで乗車)
SIMはバリ空港でもTelkomselやXLなどのカウンターがあり、街中より少し高めですが選択肢としては十分実用的です。短期滞在ならeSIM(Airaloなど)を出発前に入れておく方法もあり、空港で並ばずに済みます。長期滞在で大容量プランが欲しい場合だけ、街中のオフィシャルショップで買い直す判断もアリです。
空港vsサヌールDilgahayuの両替レート実数比較
両替は空港でフルにしないのが鉄則です。今回のデータを残しておきます。(2026年5月現在)
| 場所 | 1万円あたりIDR | 差額 |
|---|---|---|
| デンパサール空港 | 1,000,000ルピア | 基準 |
| サヌール市街 Dilgahayu | 1,067,500ルピア | +67,500ルピア(約6.75%) |
「空港は1万円が100万ルピア、サヌールのディルガハユで両替すると106万7500ルピアに変わりました。やっぱり街中に出た方がレートとしては有利」というのが、現地でつぶやいたままの感想です。
10万円分を空港で全て両替すると675,000ルピア相当(約6500円)を損する計算になります。バリの定番マネー戦略は2023年の記事海外旅行時トラブル6連発!大切なお金を無駄にしないための対策でも触れていますが、現在も基本方針は変わりません。
具体的な両替戦略としては、空港で数千円〜1万円だけ両替してGrab代と当日のチップ用にし、残りはホテル近くの両替商で済ませるのが王道です。
サヌールやウブド、クタの主要エリアにはレートの良い両替商(PT Dilgahayuなど)が複数あり、レートと手数料の両方で空港を上回ります。最終的なレートは日々変動するので、あくまで目安です。
Grabの支払いを事前にクレジットカード設定しておけば、空港で両替することなく街中に行くこともできます。
Grab配車場所と配車所要時間
デンパサール空港のGrab乗車エリアは、到着ロビーから出てすぐの場所ではなく指定の配車エリアまで歩く必要があります。
と言っても、よく見れば緑の看板が出ているので迷うほどではありませんが、初めての方はGoogleマップで「Grab Pickup Point Bali Airport」と検索しておくとスムーズです。
当日はGrabアプリで配車してから約3〜5分でドライバーが到着。サヌールまでの料金は約150,000〜200,000ルピア(約1,400〜1,800円)が目安です。空港タクシーは固定料金で割高になる傾向があるので、Grabの方がコスパ・透明性ともに優れます。
メモ
Grabはアプリの設定を事前に推奨します。出発前にアプリをインストールし、クレジットカード登録まで済ませておくと、空港で慌てずに配車できます。万一アプリが使えない場合は、空港カウンターのオフィシャルタクシーが選択肢です(ただしGrabに比べて倍近く値段が異なる可能性も)。最終料金は時間帯と需要で変動するため、あくまで目安です。
まとめ
2026年のバリ島入国は、出発前の電子申請とSFC/スタアラゴールドのプライオリティタグを組み合わせれば、着陸から45分でGrabに乗れる時代になりました。本記事のポイントを再確認します。
- 着陸から空港出口まで約30分、Grab乗車まで約45分が現在のバリ最短
- 出発前にeVOA・観光税(LoveBali)・All Indonesiaの3つを必ず済ませる
- 両替は空港で数千〜1万円だけ、残りは街中で約6.75%お得なレートで実施
- SIMはeSIMの事前準備が早く、必要に応じて街中で買い直す判断
- SFCのプライオリティタグは荷物受取の時短でラウンジ以上の価値を発揮
初めてバリへ行く方も、過去の混雑時代の印象を持っている方も、2026年のバリ入国は驚くほどスムーズです。準備さえ整えば、空港で消耗せずにそのまま旅の楽しい時間に切り替えられます。本記事が、皆さんのバリ旅行の出だしを快適にする参考になれば幸いです。
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