【旅行費用の見積り方:アジア編】シンプル計算でざっくり見積もる方法

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こんにちは。数年後のセミリタイア実現と海外移住に向けて、滞在先の事前視察旅行をしています。

さて、旅行前に「総額どれくらいかかるかな?」と悩む方は多いですよね。事前に予算を立てたつもりでも、現地で予想外の出費が重なり、後から困ってしまう経験は少なくありません。

ツアー旅行の場合は、航空券・ホテル・現地送迎や観光プランなど、パッケージ化されているため、ある程度想定はされやすいです。しかし、個人旅行は費用の細かな積み上げが必要で、計画通りに収めるのは至難の業。そこで今回は、私の旅行経験をもとに、簡単で実用的な旅行費用見積もり方法をご紹介します。

旅行費用総額をざっくりでも出せておくと、準備にいくらかかるか安心になりますので、ぜひ参考にしてください。

簡単な計算式:旅行費用総額の見積もり方

では早速、私の旅行実績から見た、ざっくり総額の見積り方を示します。あくまで東南アジア旅行を想定しています。

簡単!旅行費用見積もり計算式

*あくまで私の経験から出した式となります。

旅行費用総額(円)= 航空券費用(円) × 2〜3倍

例えば、1週間のバリ島旅行で航空券が10万円だった場合:

  • 総額の目安:20万円〜30万円

2人で行くなら40万円〜60万円、4人なら80万円〜120万円が想定されます。この計算式のメリットは、航空券費用を基準にするだけで、大体の総額がわかること。特別なツアーやブランドショッピングを計画する場合はさらに加算必要ですが、この方法でざっくりですが旅行の全体費用を把握しやすくなります。

*詳細は以下の条件となります。

  • 行き先:東南アジアを想定
  • 期間:最大1週間前後(8泊前後)
  • 航空券:エコノミークラスの格安クラス(普通運賃やビジネスクラスではありません!)ただし、LCCなどの航空会社などの場合はもっと安く手配できると思います。
  • ホテル:中級〜やや高級ホテルです(3つ星〜5つ星)。格安バンガローや、ドミトリーではありません。一人旅、女性同士の旅でも安心できるようなホテルが前提です。
  • 現地の過ごし方:積極的なアクテビティはせず、のんびりカフェで過ごしたり、マッサージをしたり街歩きをしたりするスタイルです。
  • 買い物:町の土産を買う程度ですが、ブランド物など大きな買い物メインで旅行される方は別途加算してください。

試算の背景:どうしてこの計算式?

データの根拠

  • 2023年のバリ島旅行では、総額の約53%が航空券費用。
  • 2024年のラオス・ルアンパバーン旅行では、航空券費用が全体の57%を占める。

① バリ島旅行でかかった費用の詳細記事はこちらです。記事から、全費用計算の結果グラフを再掲したのが下のグラフ。

このグラフはパレート図と呼ばれています。費目別に費用を分類し、大きいものから積み上げ比率を見ていくもの。図中の一番左、トップにあるのが航空券費用であり、その比率が53%となっています。つまり、旅行総額の約半分が航空券費用というわけですね。

② ラオス・ルアンパバーン旅行の費用計画はこちらです。同じように抜粋すると以下。

この場合は57%が航空券の費用を占める見込み。

バリ島旅行と、ラオス旅行のデータから見ると、概ね半分近くが航空券費用であることがわかります。

つまり、航空券費用から大体2倍程度しておけば、旅行総額となるわけです。航空券費用と同じ額が現地滞在費用、小遣い、現地交通費など含めた費用になるということですね。

ポイント:より現実的な予算計画のコツ

今回検証から得られたポイントはこちらです。

  1. 航空券費用を先に確定
    旅行総額の基準となるので、まず航空券を手配し、その金額を基にざっくり旅行費用を掴んでみましょう。
  2. 旅のスタイルを明確に
    のんびり過ごす旅行とアクティブな旅行では、現地費用が異なります。例えば、私の場合は現地で住むようにゆったり過ごすカフェ巡りやリーズナブルなグルメ中心なので、予算を抑えられています。
  3. オプションの費用も加味
    現地ツアーや特別な食事プランは別途予算を立てましょう。ブランド品の買い物を予定している場合も同様です。

これらを考慮して、自分なりのスタイルや費用見積もり方をしてみるといいかもしれませんね。

まとめ:予算計画の公式を使って旅行をもっと楽しもう!

旅行費用を簡単に見積もる方法として、「航空券費用 × 2〜3倍」という計算式をご紹介しました。この方法を使えば、ざっくりですが、旅行費用総額を見通せることに繋がります。

例えば、1週間の旅行なら航空券費用を目安にして、大体の総額を把握しておけば、後で、「こんなはずじゃなかった!」とか、現地で使いすぎじゃないか??という事態を回避可能です。

次回の旅行計画にぜひ参考にしてください!

今回は東南アジア旅行事例をもとに分析してみました。今後もデータを増やしながら、この計算方法を検証していきます。

他、旅行に関する役立ち情報を記事にしています。

この記事を書いた人
でるた兄さん

40代のうちに、セミリタイアを達成予定のサラリーマン管理職。
妻とより自由な第二の人生を描くため、世界旅行・移住に向けて準備中。
旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
旅に役立つお得情報配信(お得な航空券手配の仕方、SFC修行)や、セミリタイアに向けた生活費などの情報を発信していきます。

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