SFC修行を効率よく進めたいと考えている方にとって、台北発券+ビジネスクラスは非常に魅力的な選択肢です。
特に週末を活用した台北弾丸旅行でも活用が可能ですし、仕事の合間でもスムーズにプレミアムポイント(PP)を稼ぐことができ、日常の延長で修行を進めることも可能。
この記事では、実際に海外発券(台北発券)を利用し、ANAのビジネスクラスとエコノミークラスを組み合わせたSFC修行の体験をもとに、PP効率や移動の工夫、現地での注意点などを詳しく解説していきます。
短期間で快適かつお得にSFCを目指す方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
SFC修行:台北発券のためにエコノミークラスで向かう

最初の片道はANAエコノミークラスで台北へ
海外発券を活用したSFC修行を開始するにあたり、まず日本から現地(今回は台北)へ向かうことが必要です。
日本から台北は、さまざまなLCCやフルキャリアサービスのエアラインが就航しています。
台北に向かう際は、それぞれのエアラインごとで、コスト的にも時間的にもバリエーションがあるので自分に合った・好きなエアラインで向かうことをお勧めします。
ですが、SFC修行者ならばやっぱりANA縛りで飛びたいところ。
私の場合、PP取得効率は悪化しますが、ANAを選択。何より、ANAのサービスが純粋に好きなのもあるし、少ないとはいえ、確実にプレミアムポイント(PP)も貯まりますからね。
スパッとエコノミーで夫婦2名の予約を取りました。
ANAは日本〜台湾を結ぶ路線を一日複数運航しているので選択肢もあります。また、羽田空港〜台北松山空港とお互いアクセス性の高い中心部に離発着する路線を就航させているのも魅力ですね。
さて、あっという間に出発当日。
今回は、オンラインチェックインを事前に済ませていたことと、1泊2日の弾丸旅行でもあったので、預け手荷物は無しという気軽さで訪問します。
よって、空港でのチェックインカウンター手続きを行うことなく、ダイレクトにセキュリティ検査に直行。

オンラインチェックインを事前に済ませておくことで、手続き時間を短縮することが可能となりました。素晴らしいサービスです。
座席の快適さと機内サービス

そして予定通りに出発。
安定飛行なってすぐに機内サービスとして飲み物や軽食が提供されますが、(後々説明する)ビジネスクラスとは差が出てしまうのは事実。
機内エンターテイメントは充実していますが、暇を持て余さないようにしたい方は、自身のタブレット端末やPCなどを持参し好きなエンターテイメントを楽しむ準備をしておくと良いですね。
日本から台北へのフライトはおおよそ3〜4時間程度で到着します。
短時間のフライトではありますが(帰路のビジネスクラスでは本当にあっという間すぎ)、SFC修行の第一歩としては、無理なく旅を進めることができるのも魅力でした。

エコノミーの機内サービスです。すでにラウンジで食事していたので、十分な量でした。


ビジネスクラスに比べて飲み物などの選択肢は限られるものの、対応はさすが日本のエアライン。群を抜いて丁寧に感じます。

エコノミークラスでのプレミアムポイント獲得状況
さて、SFC修行で気になるのが今回のエコノミーフライトで得られるPPの獲得状況です。
ソウル発券ビジネスクラスによる記事でも詳細に述べているように、一般的にエコノミークラスではビジネスクラスに比べて獲得できるポイント数が少なくなる傾向にあります。
また。PP積算率は搭乗距離や搭乗クラス、利用する航空会社によって異なります。
私の場合、台北行きのANAはエコノミーのクラスWで手配した航空券のため、フライトで得られたPPは997PPでした。

蓄積されたPPは、私の管理アプリにも入力です。目指せ3万PP獲得!
SFC修行:台北発券ビジネスクラスの魅力

さて、ここからは台北発券のビジネスクラスのレポートです。まずはその前に台北発券について説明します。
台湾発券によるSFC修行メリットと注意点
台湾発券によるSFC修行には、メリットと注意点が存在します。
まず、メリットとして挙げられるのは、航空券の価格が日本発券に比べて安価であることが多い点です。
特に、台北発の国際線を利用する場合、航空券が比較的リーズナブルな価格で提供されることが多く、SFC修行を効率的に行うことが可能です。ビジネスクラスで予約しても、日本から手配するより大幅にリーズナブルに手配ができます。
私が台北発券で手配したPP単価ですが、計算上の理論値では151,528円/14,042PPなので、
10.79円/PPです。
参考ですが、これは韓国のソウル発券にも当てはまります。韓国に頻繁に行く方や、ソウル発券を使ったSFC修行に興味のある方はぜひこちらを参考にしてください。
比較的リーズナブルにPPが獲得できる海外発券ですが、デメリットもあります。
注意点としては、台北までの移動とコストが別途必要になることです。日本国内から台北へのフライトはコストがかかるため、SFC修行効率を徹底的に意識される方は、総合的なコストパフォーマンスを考慮する必要があります。
私の場合は、先述の通り、エコノミーのANA便で向かうことにしました。決してPP効率は良くないですが手配。(ちなみに、妻は修行していませんが、同じ航空券を手配しているので費用的には倍かかっていることになります)
SFC修行を楽しく、共有するという目的もあり、妻も巻き込んでいますので、そのあたりの費用については度外視と考えています。
また、台北発券の航空券を利用する際、現地でのチェックイン手続きや出発時刻に余裕を持たせることが重要です。
急なフライト変更やトラブルに備えて、スケジュールにゆとりを持たせることをおすすめします。
さらに、台湾発券の航空券を利用する際は、渡航制限やビザの有無なども確認しておく必要があります。私の場合は、1泊2日の弾丸旅行だったので、ビザや特別な渡航制限などはありませんでした。
ややこしい航空券を買うと、空港で焦ることもありますのでご注意ください。
常に最新情報を得ながら事前に十分な情報を収集し、スムーズな旅行を実現していきましょう。
台北発券については、こちらの記事で詳しく掲載。今回、このルートで手配した航空券をもとに、実際私が搭乗したレポートです。(台湾旅行の詳細はまた別で記事にしますのでそちらもお楽しみください!)
優先チェックインカウンター
さて、台北発券によるフライトがスタート。(滞在記録はまた別途ということで)、台北松山空港(TSA)にタクシーで向かいました。
空港に着いてからすぐにチェックインカウンターに向かいます。

今回は、ビジネスクラスのカウンターに堂々と向かいます。ちなみに、SFC修行を達成した暁には、スターアライアンスゴールドとなるので、同じようにこのカウンターに行けるというのも良いですね。
往路便の時は預け荷物がありませんでしたが、往路便はお土産も購入しており、荷物が少し多くなったので、手荷物を預けるべくカウンターに向かいました。

早くステータスが欲しいですね。SFC修行を終えた際に、まず恩恵を受けられるのが、この優先チェックインカウンターの利用です。
エコノミークラスとは異なり、ビジネスクラス利用者専用のチェックインカウンターは混雑が少なく、迅速に手続きを進めることができました。ちなみにエコノミークラスには30人ぐらい並んでいました。
また、ビジネスクラス専用のチェックインカウンターはわかりやすく目立つので、アクセスも良好です。
長蛇の列を避けられることはもちろん、専用のスタッフによる丁寧な対応が受けられる点も大きな魅力でした。また、荷物の預け入れ手続きも迅速に行われるため、ストレスを一切感じることなく手続き完了。
手荷物もオレンジのプライオリティタグがつくので、到着後もすぐに荷物がピックアップできます。
また、台北松山空港にはありませんが、ビジネスクラスの利用者には専用の保安検査レーンが提供される場合もあります。
優先レーンを利用することで、混雑時でもスムーズに出国手続きを済ませることが可能です。効率を重視する場合、やはりステータス確保は非常に有効と感じますね。
ビジネスクラス専用ラウンジの利用体験
ビジネスクラスを活用したSFC修行において、特に魅力的なのがビジネスクラス専用ラウンジの利用です。台北発券の場合、松山空港には各航空会社が提供する豪華なラウンジが用意されており、搭乗前に快適な時間を過ごすことができます。

ラウンジ内では、無料の飲食サービスをはじめとして、快適なソファや専用のワークスペースなどが提供されています。台湾の食事や各種ドリンクを楽しむことができるため、搭乗前の待ち時間を有意義に過ごすことができます。
広々としたシートと快適な機内環境
さて、いよいよ搭乗です。ビジネスクラスはGroup2だったので、すぐさま搭乗開始。

ビジネスクラスの最大の魅力と言っても過言ではないのが、広々としたシートと快適な機内環境です。台北発券の場合でも、ビジネスクラスを利用することで他のクラスとは一線を画す快適さを味わうことができます。

ビジネスクラスのシートは、エコノミークラスに比べて大幅に広く、リクライニング機能も充実しています。特に長距離路線では、フルフラットシートを備えている航空会社も多く、睡眠を取りやすい環境が整っています。(私が登場した便はフルフラットではありませんが、非常に快適。もっと座っていたかった。。3時間は短すぎる・・)
また、各シートにはプライバシーを保つための仕切りが設けられている場合もあり、周囲を気にせずリラックスできる点も大きなメリット。
加えて、ビジネスクラスの機内環境は静かであることが多く、雑音を気にすることなく快適に過ごすことができます。さらに、機内エンターテイメントシステムも充実しており、長時間のフライトでも退屈せずに過ごせるのも魅力の一つです。

機内食とサービスの違いを徹底比較
ビジネスクラスのもう一つの大きな魅力は、機内食とサービスの質の高さですね。
エコノミークラスとは異なり、ビジネスクラスでは上質な料理や飲み物が提供されました。私は日本酒からスタート。銘柄も指定できるのがワクワクしますす、これが格別。

和食・洋食から選べるメニューが用意されていることも多く、機内での楽しみをさらに増やしてくれます。

また、ビジネスクラスでは、食事の提供タイミングやメニューの選択肢も柔軟に対応され、食事中も丁寧なサービスを受けられました。


さらに、ビジネスクラスでは、ドリンクサービスの質も高く、快適なフライトを実現するための配慮が行き届いています。これらのサービスは、エコノミークラスとは明確に異なるポイント。

手荷物優先サービスの利用も快適
ビジネスクラスでのSFC修行において便利なのが、手荷物優先サービスの提供です。通常、ビジネスクラスを利用することで、預け入れ荷物の受け取りが優先されるため、到着後の待ち時間を大幅に短縮できます。
手荷物の受け取りがスムーズに行われることは大きなメリットです。早く荷物を受け取ることで、移動や乗り継ぎの時間を有効に活用できる点も魅力と言えますね。
羽田空港に着き、荷物が出てきましたら本当にすぐに出てきました。

電車も一本早いもので帰れたので時短になり便利です。
ビジネスクラスでのプレミアムポイント獲得状況
ビジネスクラスでのSFC修行において、獲得できたプレミアムポイントについてです。
ビジネスクラスではエコノミークラスよりも高いポイントが得られるため、短期間で効率よくSFC取得を目指すことができます。
通常、プレミアムポイントはフライト距離と搭乗クラスに応じて加算されるため、ビジネスクラスを利用することで高い倍率が適用されることが多いです。
特に、台北発券+ビジネスクラスの場合は距離が比較的長く、加算されるポイントも多くなることが期待できます。
台北行きのANAビジネスクラス(Zクラス)で手配した航空券で得られたPPは2,893PPでした。
併せてマイルもしっかり獲得できているので、お得な印象も受けました。

SFC修行を効率化する台北発券ビジネスクラスの魅力
本記事について、得られたことや体験したことをまとめていきます。皆さんもSFC修行に海外発券+ビジネスクラスを使った旅行をしてみてはいかがでしょうか。
- SFC修行を始めるにあたり、日本から台北へはANAエコノミーで移動
- LCCや他の航空会社を使って台北に向かってもOK
- 弾丸旅行のため、手荷物なしであっさり搭乗
- ANAのエコノミークラスWで台北までの片道997PPを獲得
- 台北発券は日本発券よりも航空券が安価な場合が多い
- 台北発券のビジネスクラスでPP単価10.79円/PPという効率を実現
- SFC修行の一環として家族と旅行を楽しむスタイルも可能。ただし費用は増える
- ビジネスクラス専用チェックインカウンターで待ち時間を短縮可能
- 預け荷物にはプライオリティタグが付き、受取がスムーズ
- 搭乗前にラウンジで食事や休息が可能で快適に過ごせる
- ビジネスクラスのシートは広く、プライバシー性も高い
- 高品質な機内食や日本酒などのドリンクサービスを楽しむことができる
- ビジネスクラスZクラスで2,893PPを獲得し効率的に修行が進行
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