こんにちは。2025年にSFC修行を実施している、でるた兄さんです。
この記事では、SFC修行のPP獲得実績に関心のある方に向けて、実際にどのようにプレミアムポイント(PP)を獲得してきたのか、5ヶ月間の進捗と現在の状況を詳しくご紹介していきます。
ANAの上級会員を目指して活動している方の中には、SFC修行の実績や、どのルートが効率的なのか?といった具体的な情報を探している方も多いのではないでしょうか。私自身も修行を始める前、そうしたキーワードで調べていました。
この記事では、海外発券(ソウル発券・台北発券)や国内長距離ルートを組み合わせたリアルな修行体験をもとに、PPの積み方や注意点、そして修行中に感じた変化や気づきまで幅広くお伝えします。
2025年にSFC修行を計画している方、すでに進行中で情報収集している方にとって、実践的なヒントとなる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
はじめに
みなさんこんにちは。SFC修行を始めて、気づけば5ヶ月が経ちました。
セミリタイアを数年後(ないしはもうすぐ・・?)に考えている今、将来的に自由に旅をしながら、好きなことを続けていく生活を思い描き、その準備の一環として取り組んでいるSFC修行。
これまで様々なフライトを重ね、ついに中間地点といえる5ヶ月目を迎えました。
今回の記事では、これまでのポイントの蓄積状況を簡単に振り返るとともに、この5ヶ月間で感じたことや、今の気持ちについて正直に書いてみたいと思います。
SFC修行に興味を持っている方、あるいはすでに修行中だけど迷いが出てきている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
SFC修行を始めたきっかけ(簡単に回想)

改めて、SFC修行を始めた理由を少しだけ。
私は、将来的にセミリタイアした後、国内外問わず好きな場所を転々としながら、落ち着いた時間を過ごしたいという願望を持っています。そのためには、飛行機の移動をより快適に、ストレスなく行える環境を整えることが不可欠だと感じました。
ANAのSFC(スーパーフライヤーズカード)会員になることで得られるラウンジ利用、優先搭乗、手荷物の優遇、座席指定など、旅をサポートしてくれる数々の特典。これらは、将来のライフスタイルにとっても大きなメリットとなるはず。
そんな思いから、少し先の未来への投資として、SFC修行をスタートすることにしました。
修行というと、何やら大げさな響きがありますが、実際には「自分の旅をもっと自由に、快適にしていくための準備期間」と捉えています。
5ヶ月間で貯まったプレミアムポイントの実績
さて、SFC修行を始めて5ヶ月が経過し、これまでに累計29,716プレミアムポイント(PP)を獲得することができました!
これは、まさに自分なりに計画を練りつつ、実際に行動してきた成果として、大きな手応えを感じているところです。
このポイント数に到達した主なルートは以下の通りです。
- ソウル発券と国内線を活用した修行
- 台北発券による国内線との組み合わせ
- 上記と羽田〜石垣島、羽田〜宮古島などの国内長距離フライト連携
特に、ソウル発券と台北発券の2本柱は、効率的にPPを獲得するために非常に有効でした。
海外発券のメリットとしては、コストパフォーマンスの良さ、長距離フライトとの組み合わせの柔軟性があり、私のように「旅を楽しみながら修行したい」タイプにはぴったりの方法でした。
実際の事例として、ソウル発のルートを使った石垣旅行や、台北発のビジネスクラスルート(羽田経由→宮古島→関空)は、自身でも満足度の高い旅となりつつ、しっかりとPPを積み重ねることができました。
このあたりの詳細は、過去の記事に記録していますので、未読の方はぜひこちらからご覧ください:
また、獲得したポイントはただの数字ではなく、それぞれが「一つひとつの旅の思い出」として積み重なっている感覚もあります。
単純に効率や費用対効果だけを求めていたら、ここまで充実した5ヶ月間にはならなかったと思います。
例えば、石垣島では天候に恵まれない日もありましたが、最終日には青空と白い砂浜の絶景を見ることができ、旅としても大満足。
妻との修行同行もあり、単なる「一人修行」の枠を超えた楽しみ方ができたのも、今回のポイントです(もちろん、ビジネスクラス利用はマストだと思います笑)
現在のステータスは、SFC取得まで折り返し地点を少し越えたあたり。
ただし、ライフソリューションで言うとほぼ目標レベル達成です。
ここから先は、ライフソリューションサービスも組み合わせつつ、引き続き効率的かつ無理のないスタイルで修行を進めていこうと考えています。
5ヶ月目に感じている「気持ちの変化」

SFC修行を始めてから5ヶ月が経過し、日々の移動、予約、フライト、そして次の旅程の検討と、非常に慌ただしい日々が続いていました。
正直なところ、この数ヶ月は思っていた以上に“濃く”、その分だけ“体力的にも精神的にも負荷が大きい”時間でもありました。
特に印象に残っているのは、修行の合間に体調を崩してしまったことです。
旅の疲れが溜まっていたのか、もしくは仕事との両立に無理があった(これが本当のところだと思ってます。ストレスすぎて激ヤバでした)のか、あるいは単純に寒暖差のある土地を飛び回っていたせいかもしれませんが、ある時期は体調不良で数日間撃沈。
予定していた旅程を調整せざるを得ない状況もありました。
こうした経験を通じて、修行は「ポイントを貯めること」だけではなく、体調管理やメンタルのコントロールも含めての“旅の修行”だと痛感した次第です。
とはいえ、ここまで続けてきたからこそ得られた変化もあります。
現在、プレミアムポイント(PP)は29,716ポイントに到達。

3万PP目前ということで、ANAの「ライフタイムソリューション」経由でのSFC資格獲得が、ほぼ手の届くところに来ています。
あれほど遠くに思えていた目標が、いよいよ具体的に視野に入ってきたことで、ここ数週間は「焦り」や「迷い」というより、むしろ達成に向けた静かな確信が湧いてきているのを感じています。
そしてさらに驚きなのは、ライフタイムソリューションを意識し始めたことで、「ダイヤモンド会員資格」までも現実味を帯びてきたこと。
もちろん、まだ先の話にはなりますが、「本当にそこを目指すのか?」「そのためにどう人生の時間を使っていくか?」といった、一段深いテーマとの向き合いが始まりました。
この5ヶ月は、単に旅を重ねた期間ではなく、自分のライフスタイルや価値観”を掘り下げる時間だったのかもしれません。
ここまで来たら、もう少しだけ加速して走り抜けたいところです。もちろん、無理せず、自分のペースで、旅も楽しみながら。
SFC修行で得た「気づき」
SFC修行を始めてからの5ヶ月間で、旅そのものの楽しさや、フライト計画の立て方、費用対効果の考え方など、様々な学びがありましたが、やはり一番大きな“気づき”は、SFC資格の持つ価値そのものに対する実感です。
SFC(スーパーフライヤーズカード)会員になると受けられる特典の数々——
・専用ラウンジの利用
・優先チェックインカウンター
・搭乗時の優先レーン
・預けた荷物の優先受け取り
こういった“ちょっとした優遇”が、実は旅の質を大きく変えてくれるということを、修行の途中段階でも感じるようになりました。
特に、時間を有効に使いたいビジネスパーソンや、旅先でのストレスを極力減らしたい人にとっては、ラウンジ利用や優先搭乗の恩恵は本当に大きいです。
私も修行の中で、ラウンジを体験したり、優先搭乗のレーンに並ぶ機会を何度か持ちましたが、やはりその「ゆとり感」や「落ち着いた移動」には、想像以上の価値があると感じました。
そして何より、「この快適さを“毎回の旅で”得られるようになったらどれだけラクになるだろう」と思うと、やはりSFC資格は自分にとって目指すべき価値のあるゴールだと再認識しています。
今はまだ修行中の身なので、時にタイトな移動スケジュールだったり、空港での混雑や長蛇の列に巻き込まれることもありますが、そのたびに「早くSFCを取得して、優雅で効率的な旅のスタイルを手に入れたい」と強く思うようになりました。
この修行を続ける意義。それは単なる「ポイントの積み上げ」だけではなく、自分が望む“旅のかたち”に一歩ずつ近づいていく過程そのものだと、今は確信を持って言えます。
今後の計画と最終ゴールに向けて

ここまでの5ヶ月で約3万PPを積み上げ、SFC修行としての“山場”はすでに超えた実感があります。
今後の計画としては、すでに予約・手配済みの「台北発券」ルートが控えています。具体的には、羽田〜宮古島の往復を含む国内線フライトに加え、台北発のANAビジネスクラス区間の搭乗も残されています。
これらを無事に消化すれば、ANAライフソリューションでのSFC達成条件も、ほぼすべてクリアできる見込みです。
実際には、あとはクレジットカード利用分の反映を待つのみという状況。
時間の問題ではありますが、この「最後のワンクッション」がまた一つ、達成感を高めてくれる工程だと感じています。
また、同時にブロンズステイタスの資格条件も満たすことができる見込みです。こちらは、来年度以降の旅の選択肢を広げる上でも意味があると考えており、今後のマイル戦略にも活かしていけそうです。
SFC修行の最終ゴールとして掲げていた「ステータスの獲得」という面では、ほぼ達成の段階に入りました。
そして今、少し気になり始めているのが、次の可能性。
「このまま、さらに上のステータス……ANAダイヤモンドを目指すかどうか?」
まだ確定ではありませんが、今後の仕事のスケジュールや休暇の状況を見ながら、もし条件が整えば、あと2万PP積んで5万PP達成、もしくはそれ以上のチャレンジも視野に入れて、今年いっぱい過ごしていこうと考えています。
もちろん、無理はせず、旅そのものを楽しみながら。
ここまできたからこそ見えてきた世界があり、そして「この旅路の延長線に、どんな景色があるのか」を見てみたくなっている自分がいます。
まとめ:やってよかった?これから修行する人へのメッセージ
SFC修行を始めてからの5ヶ月間。今こうして振り返ると、「やってよかった」と心から思えます。もちろん、そこに至るまでには試行錯誤の連続で、時に疲れたり、迷ったりする瞬間もありました。
特に印象的だったのは、修行開始時の“第一関門”が、飛行機でも空港でもなく、「家庭内の理解」だったこと。
そう、最初に立ちはだかったのは“鬼嫁”の猛反対です(笑)。
「SFC修行?セミリタイア目指してるのに、そんな出費してる場合じゃないでしょ?」
まさに正論すぎる返答に言葉を失いました。
ただ、その後丁寧に説明を重ねた結果、「これは浪費ではなく、“将来の快適さを手に入れるための投資”なんだ」と理解してもらうことができました。
その過程とエピソードは、ぜひこちらの記事で読んでみてください:
SFC修行を始める前に“必ず”考えておきたいこと
これからSFC修行を考えている皆さんに、心からお伝えしたいのは次の3点です。
① 「なぜSFCを取りたいのか?」を明確にすること
ANAのSFC会員資格を取得すれば、たしかに、
- ラウンジの利用
- 優先搭乗・手荷物受け取り
- マイル加算率アップ
- ステータスの長期維持
といった、航空旅行を効率的かつ快適にするための特典が得られます。
でも、それは「あなたにとって本当に必要なのか?」という問いに、しっかり答えられる必要があります。
単なるステータスに憧れてではなく、「どんなライフスタイルを送りたいのか」から逆算することが重要です。
私の場合は、数年後のセミリタイア後、海外を転々としながら仕事と旅を両立させるという明確な生活像があったため、SFC取得は自然な選択でした。
② 家族・配偶者の理解は“最優先ミッション”
これ、本当に大事です。
SFC修行には数十万円という金額がかかりますし、短期間とはいえ時間も体力も奪われます。
もし家庭を持っている方なら、配偶者や家族の同意なくしては、計画は破綻する可能性があります。
私も最初は「無理だろうな」と思いましたが、“修行を夫婦で共有する旅行の機会”として提案したことで、結果的には一緒に旅を楽しむ関係に変わりました。
ラウンジでゆっくり過ごす時間、高級ホテルでの滞在、ANAのビジネスクラス体験…。
こうした“現実味のあるメリット”を一緒に味わえる未来を想像してもらうことで、理解が進んでいきます。
ポイントは、“SFC修行は家族のためにもなる”と伝えることです。
③ 本当に飛行機旅を今後も楽しむのか?自分に問う
SFC資格は取得して終わりではなく、その後も年会費を払ってステータスを維持し続けるものです。
したがって、「取得後も飛行機を頻繁に利用する予定があるか?」「空港の快適さに価値を感じるか?」といった視点も、事前にしっかり持っておくことが重要です。
一度も使わないラウンジ、滅多に乗らないフライト。そんな状態では、SFCの真価は発揮されません。
書籍での事前学習もおすすめです
情報収集においては、SNSやYouTubeも有効ですが、全体像をしっかりつかむには、書籍での学習も非常に効果的です。
私も初心者の段階で参考にしたのが『マイレージ ステイタスBOOK』という一冊。ルールや戦略が網羅されていて、SFC修行の「地図」として役立ちました。
そして今、私が感じていること
「やってよかった。刺激的で非常に楽しい!」
これが、5ヶ月を走り抜けた今の率直な気持ちです。
SFC修行は単なるポイント集めではなく、自分の価値観やライフスタイルを深く掘り下げていく旅でもあると思っています。
現時点で3万PP近くを獲得し、SFC資格獲得の条件もほぼクリア。残るのはクレジットカード利用要件だけとなりました。
そして今後は、5万PP達成、さらにはダイヤモンドステータスへの挑戦も少しずつ意識し始めています。
最後に
これからSFC修行を考えている方へ。
迷ったら、まずは「なぜそれをやるのか」を言語化してみてください。
そして、家族がいる方は必ず巻き込んでください。一緒に旅を楽しむことが、SFC修行の最大のメリットであり、楽しみ方だと思います。
修行という言葉は少し仰々しいかもしれませんが、この過程があなたの人生に何か新しい気づきや出会いをもたらしてくれるかもしれません。
ぜひ、自分なりの“修行スタイル”を見つけて、旅の時間を楽しんでください!
この記事が、これから修行を始める皆さんの背中をそっと押せるものであれば幸いです。
あなたの旅路が素晴らしいものとなりますように。
※この記事に関連するすべての実践レポート・旅程詳細・おすすめ書籍は下記ブログで随時更新中です:
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