こんにちは。セミリタイア達成に向けた準備と、海外移住(短期お試し移住)を数年後に計画しています。海外を転々とする未来を描いた時に、飛行機を使った旅行は必須。
今回はこうした旅行の際に獲得する航空会社のマイレージの話です。マイレージの確認の仕方がわからない方や、これからマイルを貯めていこうと思っている方はぜひ以下読んでください。
航空会社のマイレージって、どんなメリットがある?
海外旅行時や国内旅行の際、航空会社のマイレージ計算は、どのようにするでしょうか? 特に、航空券を探す際、この航空券でどのぐらいマイレージが得られるか?と言う視点を持ちながら選ぶことも重要。
積算されるマイルを利用すればさらなる旅行ができる可能性を秘めているからです。
一言で言うと、旅行好きにとって、マイルは実質的には資産のようなものです。
案外高い買い物・・と思う航空券ですが、その航空券で一回旅行した後に数万マイル貯まり、さらに国内旅行往復ができるものもあります。例えば2万マイルあれば、国内区間はもちろん韓国や中国、台湾や香港などの往復旅行が得られるレベルです。
また、ANAの場合ですと、貯めたマイレージをANAコインに変換して、航空券購入費用に充てることもできます。積算率によりますが、5万マイルを80,000ANAコイン(ANAで言うと8万円分として使うことができる)に変換できたりします。
実際、ANAコインを一部使って手配した航空券の事例は以下の記事です。
ですので、航空券購入の際に、自分が予約する航空券はどのぐらいのマイルが得られるか?も検討しつつ自分にあった航空券を購入していくことがお勧めです。
マイル計算サイトの紹介
今回は私が主に使っているおすすめのサイトと、具体的な検証事例を持って紹介します。
結論となりますが、私がお勧めするマイレージの計算サイトは現時点で以下です。
マイレージ計算は、Mileage Calculatorがおすすめ
このサイトを使えば、全世界のマイレージ計算が可能です。
利用もとても簡単。フライトする区間の都市を入れて検索をするだけ。
とはいえ、本当にこのサイトで計算した区間のマイレージが貯まるのか?このサイトで大丈夫なの?と言う疑問。
今回はその疑問も払拭するため、私が過去に積算したマイル実例を使って、計算の妥当性があるかも行ってみました。
*航空券はクラスによってマイレージ積算率が大きく異なるので、この辺りは注意してください。ご自身の予約クラスを確かめた上で、積算率とともに計算することが必要です。
特に格安航空券などはマイル積算比率が非常に低い場合(30%など)や、全く貯まらない場合もあるのでそもそも注意です。
国内エアライン(ANA・JAL)のマイレージ計算方法
国内エアラインでは、それぞれにマイレージ計算サイトがあります。なお、ANAやJALで予約された航空券であれば、それぞれのサイトを活用して積算マイルや他ポイントなどの見立てができるので、こちらを活用した方が確実です。ぜひこちらを使ってください。
ANAの場合
ANAの場合は、こちらのサイトでマイレージ計算が可能です。
国内線や、国際線で切り替え可能ですし、会員区別や航空券のクラスによって自動計算される優れものですね。ただしこれは当然、ANAが運行している路線ベースで計算が可能。
ANA便が就航している例として、成田(NRT)→ 台北桃園(TPE)などは算出できます。(区間マイルは1,330マイルでした)
なお、ここで出て来る3桁の謎のアルファベットについては、以下の記事でわかりやすく紹介しています。旅行好きの方や、マイレージを貯めている方にとっては押さえておきたい基本情報です。ぜひチェックください。
注意点。検索は、ANA便が就航していない区間など(例:エティハド航空の成田→アブダビなど)は検索ができません。強引に3レター空港コードから検索してもエラーになります。(下図の通り)
JALの場合
JALの場合もANAと同じような検索サイトになっています。
こちらも同様、成田〜台北で積算率100%で検索すると同じ1,330マイルとなりました。
JALの場合は、3レター空港コードを入力することはできず、行き先の組み合わせが決まっているので必然的に選択肢に記載のない行き先のマイレージは検索はできなかったです。
世界中どの区間でも検索できる!Mileage Calculatorを検証
先ほどのように、国内の航空会社では、それぞれのサイトで積算マイレージを算出することが可能。ですが、それ以外の区間はどのようにして確認すればいいのか?その答えがこちら。Mileage Calculatorの活用です。
検索は簡単、リンク先のサイトにある、Mileage Fromに都市名(tokyoなど)や空港コード(NRTなど)を入れて、Calculate Mileageをクリックするだけです。
以下の図のように、視覚化されてわかりやすく表示されます。
例:東京から台北の例
*注意:空港コード(TPE)などを入れると、別の場所になるケースもあるので、都市名を入れる方が間違いがないでしょう。
検索結果にある、Flight mileageに記載されている1,307 milesが東京〜台北のフライトのマイレージということですね。(Driving mileageってのがるのはなぜなんだ・・と言う疑問はさておき)
このサイトを使えば、国内エアライン(ANA・JALなど)が飛んでいないルートも検索可能です。
下図、エバー航空が就航している台北〜バリ島間で検索すると:Taipei~Denpasar 2,366マイルと言う結果となりました。
過去のマイレージ積算実例との比較
さて、先ほどのサイトを使って、世界中の区間のフライトマイレージの計算ができるようになりました。検証として、私の過去のマイレージ積算との実例と比較し、積算マイル実績と合っているか比較してみます。比較の素材として、過去のブログ記事の積算マイルを引用しました。
上記の記事の抜粋となりますが、バリ島旅行で実際得たANAマイル積算の詳細は以下です。(エバー航空利用)
- 羽田 → 台北(松山):931マイル
- 台北(桃園)→ デンパサール(バリ島):1,662マイル
- デンパサール(バリ島) → 台北(桃園):2,375マイル
- 台北(松山) → 羽田:1,330マイル
合計で6,298マイルとなりました。
踏まえて、今回のマイレージ計算で得た値と比較した結果は以下。
表の一番右にある、実際獲得したマイルが6,298マイルに対して、Mileage Calculatorをもとに算出したマイル合計は6,244マイルとなり、ほぼ計算と実際が一致することがわかりました。
区間 | MileageCalc | 回数 | 積算率 | 予想マイル | 獲得マイル |
HND-TSA | 1,307 | 1 | 70% | 915 | 931 |
TPE-DPS | 2,366 | 1 | 70% | 1,656 | 1,662 |
DPS-TPE | 2,366 | 1 | 100% | 2,366 | 2,375 |
TSA-HND | 1,307 | 1 | 100% | 1,307 | 1,330 |
合計マイル | 6,244 | 6,298 | |||
99% | 100% |
上記の結果から、ほぼ実際の積算マイル数と同じになると言うことが実証されました。
つまり、Mileage Calculatorを活用すれば、概ね獲得マイルも見立てることができそうと言うことですね。
次回旅行における積算マイル推定
積算マイルの推定
下記の記事の通り、ラオスのルアンパバーンに旅行に行きます。
その際は、ベトナム航空で予約をしまして、ハノイ経由となります。
ベトナム航空とANAとはマイレージ提携がありますので、ベトナム航空のフライトマイレージはANAマイルで積算が可能です。
先ほどの実証結果も踏まえて、次回の旅行で積算されるマイルを推定してみたのがこちらです。
クラス | 区間 | マイル | 回数 | 積算率 | 推定マイル | 獲得マイル |
Q | HND-HAN | 2,294 | 1 | 50% | 1,147 | 検証予定 |
Q | HAN-LPQ | 254 | 1 | 対象外 | 0 | 検証予定 |
K | LPQ-HAN | 254 | 1 | 対象外 | 0 | 検証予定 |
K | HAN-HND | 2,294 | 1 | 70% | 1,606 | 検証予定 |
2,753 | 検証予定 |
*なお、後日わかりましたが、ANAサイトによると、ベトナム航空の区間HAN〜LPQはANAマイル積算対象外ということがわかりましたので、その区間はマイルが獲得できません。
上記の通り、ベトナム航空利用で得られるANAマイレージは2,753マイルと予想されます。
旅行後、マイレージ積算結果検証
さて、無事ラオス・ルアンパバーン旅行を終えました。(こちらの記事でまとめていますのでご参考ください)
旅行の後、積算されたマイレージを確認すると以下となりました。
先ほどの予想との比較をしてみます。
クラス | 区間 | 区間マイル | 回数 | 積算率 | 推定マイル | 獲得マイル |
Q | HND-HAN | 2,294 | 1 | 50% | 1,147 | 1,147 |
Q | HAN-LPQ | 254 | 1 | 対象外 | 0 | 0 |
K | LPQ-HAN | 254 | 1 | 対象外 | 0 | 0 |
K | HAN-HND | 2,294 | 1 | 70% | 1,606 | 1,605 |
2,753 | 2,752 |
結果、ほぼ同一ということがわかりました!
まとめ
航空会社のマイレージ積算は、特に旅行好きに取っては欠かせないものです。航空券の予約の際は、マイレージの積算分がどのぐらいになるか?も考慮しながら、チケットを入手したいところ。
ANAやJALなどの場合は、マイレージ計算サイトがそれぞれにあるので、それを確認すればどのぐらいのマイレージを獲得することができるのか試算することが可能。
ただし、それ以外の区間マイレージを見た場合、どうやって調べるか?といった点について、私がメインで使っているサイトを紹介させていただきました。Mileage Calculatorと言うサイトです。
このサイトでマイレージ区間を入れて検索すれば、概ね積算マイルの元となる区間マイル数を導き出すことが可能。日本発着の便だけではなく、日本以外の世界中の区間でもマイレージ計算が可能となります。
今後、海外を拠点とする方(将来の私!!)や、海外旅行周遊中の方にはぜひ知っておきたい方法です。ぜひ活用の上、自分が購入した航空券のマイレージはどれぐらい貯まりそうか、チェックしてください。
貯めたマイレージは再還元です!
当然、マイレージを貯めるためには航空会社のマイレージプログラムと、積算できる提携航空会社などのチェックは必要ですよ〜
2025年は、ANAのSFC修行(上級会員プログラム)達成に向けて、準備中!その際にも積算されるマイレージ活用が楽しみです。
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