カフェ天国:バリ島チャングーで過ごすノマドワーカーの1日

カフェ天国:バリ島チャングーで過ごすノマドワーカーの1日 役立ち旅行情報
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こんにちは。でるた兄さんです。

バリ島のチャングー(Canggu)に滞在。


コーワーキングスペースでたくさんのノマドワーカーのエネルギーとコーヒーの香りに包まれながら本ブログを執筆をしているところです。

噂には聞いていた、バリ島チャングー。バリ島には何回か訪問していますが、2025年8月に今回初めての訪問です。正直ここは「ノマド天国」と呼んでも過言ではないと思いました。

今日は、チャングーとはどんな街なのか、どこにあるのか、空港からのアクセス法、料金体系、そして実際に訪問したおすすめカフェ「TRIBAL」と「NOAH」まで、実際に滞在して分かったことをお届けしていきます。


これからチャングーに行ってみたい方の参考になれば嬉しいです。私もセミリタイアを達成した後の海外生活をグッと現実的なものにするような体験となりました。

以下2025年8月にバリ島訪問した時の情報となります。

過去にも訪問した時のバリ島訪問記事がありますのでご覧ください。


チャングーとは?

Canggu Pererenan

チャングーは、バリ島の中でも若い旅行者やノマドワーカーに人気のエリアです。


ビーチまで徒歩やバイクですぐ行けて、街にはおしゃれなカフェやレストランがずらり。ほとんどの場所で高速Wi-Fiが使えるので、長期滞在やリモートワークにも向いています。

私は賑やかなエリアから少し北の(PERERENAN)ところに滞在しました。

宿泊はブティックホテルからゲストハウス、長期滞在用のヴィラまで幅広く選べます。食事も、健康志向のスムージーボウルやビーガン料理から、地元のワルン(食堂)で食べる料理まで揃っています。

歩いてみた限りですが、欧米系のカフェが非常に多い印象です。

例えば・・

朝はエコービーチでサーフィン、昼はカフェ「TRIBAL」で作業、夕方は「NOAH」で静かに集中、夜はビーチ沿いのバーで音楽とサンセットを楽しむ。そんな暮らしが自然にできそう。

海外ノマドの情報サイトでも、世界有数のノマドフレンドリーな街として上位にランクインしていて、生活費は人にもよりますが、月12〜15万円ほどとのこと。

観光と仕事を両立させたい人にぴったりの場所です。


チャングー(Changgu)はどこにある?

朝は静かなチャングーエリア

チャングー(Canggu)は、バリ島の南西部にある海沿いのエリアです。観光地として有名なスミニャックの少し北側に位置し、デンパサール国際空港(ングラ・ライ空港)からは車でおよそ1時間〜1時間半ほど。

地図で見ると、バリ島の西側にぽつんと突き出した海岸線にあり、サーフィンのスポットとして有名なエコービーチや、サンセットが美しいバトゥボロンビーチなどが近くにあります。

周辺は一面の田んぼやヤシの木に囲まれていて、観光地らしいにぎやかさと、のんびりしたローカルの雰囲気が共存しているのが特徴です。カフェやレストラン、ヴィラが点在しているため、短期旅行者だけでなく長期滞在のノマドワーカーにも人気です。

スミニャックやクタのような繁華街にもアクセスしやすい一方で、海辺の静けさや自然も感じられる。この“都会と自然のバランス”が、チャングーが世界中から注目される理由のひとつなのかなと思いました。


空港からチャングーへのアクセス

今回、デンパサール空港からチャングーまでGrabを使って移動しました。所要時間はおよそ1時間半ちょっと。思ったよりも時間がかかりました。

実は到着直後、空港のタクシーカウンターで予約しかけたのですが、提示された金額が45万ルピア(約4,500円)ほど。

さすがに高いと感じて、その場でGrabアプリを開きました。

結果的に、Grabでは21万ルピア(約2,100円)でホテルまで行くことができたので、半額以下で済みました。

ただし、夕方の時間帯だったこともあり、道中はかなりの渋滞。さらにローカルな細い道を抜けるルートも多く、信号やバイクとのすれ違いで思った以上に時間がかかりました。


カフェ天国チャングーの実態

バリ島カフェ

チャングー(Canggu)を歩いていてまず驚くのは、カフェの数の多さです。

大通り沿いはもちろん、小道や田んぼの中にもおしゃれなカフェがぽつぽつと建っていて、「今日はどこに行こう?」と迷ってしまうほど。

朝からチルな音楽が(結構な爆音で)流れているカフェもあったりするので、気分によって選べそうです。

どのカフェも内装が個性的で、木材やラタンを使ったバリ風インテリアから、海外のビーチリゾートを思わせる開放的なデザインまでさまざま。どこに入っても写真を撮りたくなる空間ばかりです。

ノマドワーカーが多く集まる理由は、ただおしゃれなだけではないということも実感。

ほとんどのカフェで高速Wi-Fiと電源が完備されていて、長時間作業する人を歓迎してくれます。

席もゆったりしていて、パソコンを広げても窮屈さを感じません。

メニューも豊富で、コーヒー1杯30,000〜40,000ルピア(約300円)、スムージーボウルやサラダは60,000〜80,000ルピア(約600〜800円)程度。

しっかりと食べたいときはボリューミーなハンバーガーも堪能できます。

ビーガンやグルテンフリー対応の料理も多く、健康志向の人にもぴったりです。

現地で長期滞在しているワーカによると、「毎日違うカフェを試しても1カ月じゃ足りない」とのこと。

確かに、そこらじゅうにおしゃれなカフェがたくさん・・。

Googleマップも追いついていないのではないかという実感です。

チャングーは、ただの観光地ではなく、世界中から集まる人々が仕事も交流も楽しめる“カフェ天国”ですね。


TRIBALに行ってみた感想

TRIBAL

チャングーのカフェ巡りの中でも、特に楽しみにしていたのが「TRIBAL」。


カフェとホステルが一体になった施設で、ノマドワーカーや長期滞在者が集まるコミュニティスペースとして有名です。館内は天井が高く開放感があり、プールや芝生エリアもあって、仕事とリラックスの両方が叶う場所として人気があります。

私が訪れたのは朝の涼しい時間帯。まだ人も少なく、開け放たれた窓から心地よい風が時折吹き抜け、とても気持ちのいい空間でした。


コーヒーは1杯30,000ルピア(約300円)と、居心地を考えればかなり良心的。ちょうど2時間半ぐらい、本ブログの執筆や、将来計画を練ったりしていました。

作業に疲れたら芝生でのんびりしたり、館内を散歩してリフレッシュもできます。プールも自由に使えるので、水着を持参すれば仕事の合間にひと泳ぎ、なんて過ごし方も可能です。

プールも併設。一日中過ごせる

利用ルールとしては、1回のオーダーでおよそ3時間ほど滞在でき、それ以上いる場合は再度ミニマム料金分のオーダーが必要。一日中過ごしたい場合は、ドリンク1杯+プール利用込みの「ワンデイパス」が100,000ルピア(約1,000円)で用意されています。

訪れたときは、昼のMeetupイベントがありました。起業家やフリーランサーたちが自己紹介し合いながら、情報交換をしているようなイベントもあって楽しそうです。

朝から夕方まで作業や読書、交流まで楽しめるTRIBALは、まさに“チャングーらしさ”を凝縮した場所だと感じました。


NOAHで過ごす午後

NOAH

TRIBALで朝から一仕事(といっても未来への準備ですが)終えたら、ちょうどお腹が空いてきました。


せっかくなので、昼食がてら午後は別のカフェで作業しようと向かったのが「NOAH」。

チャングーの中でも人気の高いカフェです。1Fはエアコン付きの室内と、2Fはオープンエアのエリア。

まず目に入ったのは、広めに取られた席間。店内は余裕のあるレイアウトで、隣の人との距離がしっかり保たれています。BGMも控えめで、パソコン作業に集中するには理想的な環境。

お腹がかなり空いていたので、ここではガッツリとハンバーガーを注文。ジューシーなパティとふわっとしたバンズで、満足感たっぷりの一皿でした。ヒマラヤ岩塩入りのパッションフルーツジュースも味わいながら、そのまま2時間ほど作業を継続。

ガッツリバーガーを食べる

TRIBALから徒歩で15分程度の移動で、昼間だったこともありは外がかなり暑かったです。

お店には室内にはコワーキングスペースがあり、涼しい空調の中で快適に過ごせまました。

ただし、通り沿いに面しているため、バイクや車の音が時折聞こえますが、それも不思議と気にならず、むしろ一定のリズムとして作業の集中を助けてくれるような感覚でした。

店員さんもフレンドリーで、変にプレッシャーをかけられることもありません。長時間の滞在でも心地よく、気づけば“ゾーン”に入って作業が進んでいました。

涼しいエリアで集中作業日に選ぶなら、NOAHも間違いなくベストチョイスの一つとなりました。


チャングーのカフェ費用感と月あたり食費試算

チャングーのカフェは、日本と比べると全体的にリーズナブルで、しかもクオリティが高いのが魅力です。私が実際に注文した価格はこんな感じでした。

  • コーヒー:30,000ルピア(約300円)
  • ジュース:40,000〜50,000ルピア(約400〜500円)
  • ハンバーガー:110,000ルピア(約1,100円)
  • ビーガンメニューのファラフェル:55,000ルピア(約550円)

観光客向けのおしゃれカフェだと、このくらいが一般的な価格帯。ローカルのワルンに行けば、ナシチャンプルやミーゴレンが20,000〜30,000ルピア(200〜300円)で食べられるので、うまく組み合わせればかなりコストを抑えられます。


月あたりの食費試算

例えば、1日の食事を朝・昼はカフェ、夜はローカルワルンで済ませる場合を考えてみます。

  • 朝:コーヒー+軽食(約50,000ルピア)
  • 昼:カフェランチ(約80,000ルピア)
  • 夜:ワルンごはん(約30,000ルピア)

1日合計:160,000ルピア(約1,600円)
1カ月(30日)合計:4,800,000ルピア(約48,000円)

これに、たまに贅沢してハンバーガーやディナーを追加したり、スイーツやジュースを楽しんだとしても、月5〜6万円ほどが現実的なラインです。

もし全てを観光客向けカフェで済ませると1食あたり80,000〜100,000ルピアになるため、月8〜9万円程度まで上がる計算になります。

チャングーは外食文化が発達しているので、自炊をしなくても生活は十分可能。しかも、日本ではなかなか味わえないクオリティのカフェ飯を日常的に楽しめるのが大きな魅力だと感じました。


まとめ:チャングーはノマドワーカーにとって理想の街だった

チャングーは、美しいビーチとおしゃれなカフェ、整ったWi-Fi環境が揃った、まさに“ノマド天国”でした。


空港からのアクセスは少し時間がかかるものの、滞在を始めてしまえば、その不便さを補って余りある魅力があります。

TRIBALのように一日中作業と交流を楽しめるカフェもあれば、NOAHのように静かに集中できる場所もある。


食事はローカルワルンからヘルシーメニューまで揃っており、外食中心でも月5〜6万円程度で十分生活可能というイメージも持つことができました。今後のセミリタイア生活にも活用できる実践的な経験値にもなったので有益な過ごし方でした。

観光と仕事の両立を目指す人にとって、チャングーは世界中でも屈指の環境と思いました。


チャングーはノマドワーカーにとって最高のエリアかもしれません。

一度訪れれば、その心地よさと便利さにきっとまた私も戻ってきたくなるはずです。

この記事を書いた人
でるた兄さん

航空旅行好きな40代サラリーマン。
40代のうちに妻とより自由な第二の人生を描くため、住みよい海外を探し中。旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
航空会社ANAの上級会員ステータス取得(SFC修行)のコツや、誰でも実践できる旅行の情報を発信していきます。

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