こんにちは。
別の記事で書いたように、2025年はSFC修行を行おうと考えています。
なお、SFC修行の第一便で獲得予定のプレミアムポイントはこちらです。
(自身が初心者=初心者向け)
SFCとは、Super Flyers Card=スーパーフライヤーズカードというもの。
ANAの上級会員ステータス資格が持てるカードです。
スターアライアンスのGOLDメンバーにもなれるので、これを持っていれば、
空港でのラウンジ利用や、優先チェックイン、優先搭乗などなど・・
たくさんの恩恵が得られるカードです。
そのための事前準備として、今回 VISAプラチナプレミアムカードに変更しました。
SFC修行においては、なるべく多くのプレミアムポイント(通称PP)を稼ぐ必要があります。
それを非常にシンプルにいうと、
ANAの航空券を買って、できるだけたくさん飛行機に搭乗すること。
それに尽きると言うわけです。そのためには、それなりの出費がかさみます。
ANAカードによる支払いと搭乗で、マイルを効率的にたくさん貯めて、ANAコインなどに変換。
そして次のANA便購入に充当する、という循環です。
そうすればできるだけ出費も抑えつつSFC修行が行えると考えました。
そのための手段として、プレミアムカードに変更としたわけです。
今回は私がなぜプレミアムカードに変更したか、その理由と目的、投資対効果についても試算してみたので、記事にします。
2025年のマイル修行を行おうと思っている方(初心者ならぜひ私も同じなので共に頑張りましょう!)や、同じようにVISAプラチナプレミアムカードの入会を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。
なお、SFC修行は家族の理解を得ることも大切。家族をしっかり巻き込んで堂々と楽しくSFC修行を行いましょう!
投資対効果の結論だけ見たい方は、まとめまでスキップしてご覧ください。
なお、SFC修行をこれから始めようとしている方は、こちらの書籍も大変参考になります。興味があれば参考にしてください。
>>>マイレージ ステイタスBOOK(イカロス出版):Amazonページ
どうしてSFCステータスを得たいのか?その理由
そもそも、なぜSFCステータスを得たいのか?に立ち戻ってみます。
私の場合、数年後にセミリタイア(早期退職の実現)を目指しています。
SFCステータス以外にも、日々の家計簿をつけて、自身の支出を管理しています。
自分の得意なこと、好きなことを(当然、面倒なことは一定数はあるでしょう・・)しながら、数週間〜数ヶ月の海外お試し滞在、または長期滞在(1年以上など)をしていく予定です。
そのための事前準備として、ここ数年は滞在予定の国や地域に旅行をするつもりです。
サイドFIREを達成した暁には、より一層自由に仕事しながら、海外を色々と転々とするつもりです。
↓ラオス旅行もお試し滞在先の一つとしています。
その際、できるだけ楽しく快適に(ラウンジ利用)、時間も有効に(優先チェックイン・搭乗)使いたいと思ったわけです。
何より、仮に会社員を引退し、無職または個人事業主や起業となった場合、そのときにクレジットカードを新しく作るとなると審査が遠らなさそう・・な気がしているというのも大きな理由。
ちなみに、2024年の残り数ヶ月でもSFC修行が達成できるのでは・・という意見もありますが、
- 解脱できるPPまでポイントはない
- もう時すでに遅く、旅行できるまとまった日数がない
ということで、早々に諦め、2025年の修行に向けて活動シフトしています。
変更前はワイドゴールドカードを使っていた
私は今まで長年ANAのワイドゴールドカードを使ってきました。
基本的にはそのゴールドカードを使って、日々の生活費の支払いや、国内旅行・海外旅行の航空券やホテルの支払い、大きな支払いにも使ってきました。
↓購入した年末年始のエティハド航空航空券(結局キャンセル)もANAゴールドカードで支払いを実施
(結局払い戻しになりましたけど・・)
先ほども書いたように、2025年にSFC修行に備え、ワイドゴールドから、よりマイル取得効率が貯まるプラチナカードに変更を行いました。
どうしてプラチナカードに変えたか?の前に費用感
プラチナカードの年会費は税込で88,000円(家族会員は4,400円)です。
ゴールドカードの年会費は税込で15,400円(家族会員は4,400円)です。
表にすると以下です。
ANA VISA ワイドゴールド | ANA VISA プラチナプレミアム | |
本カード | 15,400円 | 88,000円 |
家族カード | 4,400円 | 4,400円 |
合計 | 19,800円 | 92,400円 |
72,600円年会費が増えます。
それなりに出費になるカードといえば、そうです。
プラチナカードに変えた理由を具体的効果試算を述べていきます。
2025年にSFC修行を完了させるつもり
再掲となりますが、
SFC資格を得るにはANAの航空券を購入して、たくさんフライトに乗る必要があります。
そしてプレミアムポイント(PP)を貯める必要がありあります。
ANAの航空券を購入する際も、なるべくコストを下げたいと思っています。
航空券取得のコストをマイルを活用して削減したい
コストを下げるためには、マイルを日々の生活でマイルを貯めて、そのマイルをANAコインに変換して、航空券を手配する方式が1つのアイデアかと思います。
マイルを貯めて、無償でANAフライトに乗ってもPPはたまりません。
その分のマイルをANAコインを経由し、航空券購入費用に充てるわけですね。
結局フライトを使ってマイルを貯め、そのマイルをANAコインに変換して、また次のANAの航空券を取ることで、できるだけ自分の手出しが少ないように航空券を安く手配することができます。
年会費アップ分の他のメリットもある
ANAのゴールドカードからプラチナカード変更により、家族会員含めて92,400円の年会費となります。
カードの年会費にしては、高い?安い?などさまざまな意見があると思います。
一方で、支払った年会費に見合ったメリットもあると私は思います。
入会マイルをANAコインに変換して航空券に充てられる
まず入会時に10,000マイルの蓄積があること(ゴールドカードは2,000マイルです)。
後日追記:下図のように予定通り10,000マイル積算を確認できました♪
以後、毎年更新ごとに10,000マイルが貯まります。
このマイルをANAコインに変換できます。
10,000マイルをANAコインに変換する場合、変換率は1.2倍になるので12,000コインになります。
もともと貯めているマイル数を合算すれば、最大で変換率は1.6倍なので、16,000コインにもなり得ます。
つまり、ANA航空券購入の際には12,000〜16,000円相当として使えるわけですね。
プライオリティパスの利用が可能
ANAプラチナカードへの変更後、プライオリティーパスを申請できることができます。
プライオリティーをパスを使えば、日本だけでなく、海外のたくさんの施設で無料利用ができたり、ラウンジの利用ができます。
SFC修行でできるだけたくさんの飛行機に搭乗する(=空港を利用する)なので、空いた時間に空港を楽しめることに価値があると思いました。
海外旅行時の自動付帯保険が使える
これも私にとってはメリットが大きいと思っています。
通常、海外旅行に行くときには損保ジャパンなどの保険を加入しています。
日数にもよりますが、夫婦2人で毎回概ね3,000〜5,000円を支払っています。
なので年に2〜3回海外旅行に行くとすると私にとっては9,000円〜15,000円程度保険分相当を支払わなくとも自動付帯される感じです。
もちろん、海外旅行保険に全く入らない人にはメリットを感じませんが、私は過去に保険金で助かった事例もあるので、(軽微な話ですが、真冬のヨーロッパに着いたが、カバンが届かず・・服を買って3日間過ごした) 保険は入っておく派です。
マイルが貯まりやすい
ゴールドカードと、プラチナカードでANA便搭乗時のボーナスマイルが大きく異なります。
マイレージは①区間基本マイレージ × ②クラス・運賃倍率 × ③ボーナス比率がありますが、
③のボーナス比率がゴールドでは25%であるのに対し、プラチナでは50%となります。
マイレージの計算は、過去の記事が参考になりますが、今回はANAサイトから直接ボーナス分も見込めるので、そちらで試してみます。
例えば、国際線の羽田〜シドニー間の獲得マイレージを例にします。
クラスはU/H/Q= 70%の積算率となりますが、
ゴールドカードですと以下。4,255マイルの獲得。
プラチナカードですと以下。5,106マイルとなります。ゴールドカードとの差は片道851マイルなので、結構大きいという印象です。
なお、SFCステータスを得る場合は、50,000ポイントが目安ですが(他にもライフタイムソリューションであれば30,000ポイントで解脱できます。私は来年これを狙う予定)
羽田〜シドニー便のこのクラスであれば5,106ポイント稼げるので、約10回搭乗すれば、50,000PP隣解脱となりますね。
10回搭乗分で得られるマイル差で言うと、851マイル×10回=8,510マイル差があるって感じになりますね。
*もちろん、修行で搭乗される区間や、クラスによって積算率が異なりますので、ご自身で色々と計画をしてみることをお勧めします。
まだ、マイルが貯まる要素がある
クレジットカードの支払いでポイントが貯まる仕組みもあります。
VISAカードの場合は、
- ゴールドカードは200円の支払いごとに2マイル
- プラチナカードは200円の支払いごとに3マイル
とのことです。
*ポイントのうち、ANAマイレージ移行可能なポイントに限るので、詳細はサイトで確認ください。
つまり比で言うと1.5倍マイルが加算されると言うことですね。
例えば、私の場合は別途セミリタイアに向けた家計管理として家計簿をつけています。
今の所、年間生活費相当で言うと夫婦2人で500万円使っています。
これらの費用500万円全てをVISAカード支払いで行なっているわけではありません。
仮にこの中の6割ぐらい、300万円をVISAカード支払いで行なっているものとすると、
年間でゴールドカードの場合:300万円÷200円×2マイル=30,000マイル
プラチナカードの場合:300万円÷200円×3マイル=45,000マイル
その差は15,000マイルとなりました。
こうしてみると獲得マイルに差が出てきますね。
普段の生活の決済もVISA主体にすれば、マイル獲得→ANAコイン→SFC修行のフライト支払い利用という循環ができそうです。
簡単決済にも使えるデバイスは⇩
まとめ(プラチナカードに変えてみた投資対効果)
無理矢理感もありますが、上記の内容を投資対効果として表形式でまとめてみました。
結局のところ、年会費に対して、見える部分で言うと、マイナスにはなっていますね。
ただきっと、プライオリティパス入会によるタダ飯やラウンジ利用を含めたり、優遇による時間短縮効果なども含めると(つまり、ソフト面で)きっとプラスになると思っています!
今後も、プラチナカードを使ってみたメリットなどは初心者なりに体験をシェアしていこうと思っています。
プラチナカード入会を考えている方の参考になれば幸いです!
ゴールドカード | プラチナカード | 差(メリットはプラス) | |
年会費(夫婦2人分) | 19,800円 | 92,400円 | -72,600円 |
入会時付与マイル | 2,400円 (2,000マイル) | 1,2000円 (10,000マイル) | +9,600円 |
海外旅行保険 (3回旅行想定) | 利用付帯の為別途支払 -9,000円 | 自動付帯の為 0円 | +9,000円 |
SFC修行時マイル | 51,060円 (42,550マイル) | 61,272円 (51,060マイル) | +10,212円 (8,510マイル) |
支払いマイル | 36,000円 (30,000マイル) | 54,000円 (45,000マイル) | +18,000円 (15,000マイル) |
ラウンジなど | なし | あり | (プライスレス!) |
合計 | -25,788円 (でもきっとプライスレス!) |
再掲となりますが、マイレージステイタス獲得のためには、こちらの書籍で勉強をすることもおすすめです。
追記:
SFC修行に必須の旅行のパートナー、スーツケースはどうすべきか?改めて考え直してみました。
さらに追記:プラチナカードを使って、年末年始の航空券を手配!
プライオリティパスも届きましたので、サウジアラビア旅行にも活躍すること間違いなしです。