【実録】金浦空港から仁川空港移動の全手段と時間・実費を解説

【実録】金浦空港から仁川空港移動の全手段と時間・実費を解説 役立ち旅行情報
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皆さんこんにちは。でるたびです。

今回は、韓国の空港の話です。

ソウルには金浦空港と仁川空港という2つの空港があって、旅程によっては同じ日のうちに両方を使うこともありますし、乗り継ぎで前泊や翌日フライトのために移動することも。

私はソウル発券(海外発券)を使った旅を何度も組んでいるので、金浦空港から仁川国際空港へ移動して、そこから別の国へ飛ぶという動き方をしてきました。実際にやってみると、金浦と仁川の移動にかかる時間は、地図で見た印象よりずっと読みにくいです。

しかも私は一度、この移動で盛大にやらかしています(笑)。

夜に金浦空港へ着いて、仁川方面へ向かう最終電車をタッチの差で逃し、53,300ウォンのタクシーに乗るはめになりました。この金額、地味に効きました・・。

そこでこの記事では、ソウル2空港の位置関係から、金浦空港から仁川空港への移動に使える空港鉄道・リムジンバス・タクシーという3つの手段の比較、そして仁川空港から金浦空港へ戻る逆方向のパターンまで整理します。運賃や所要時間は公式サイトの数字を、詰まりやすいポイントは私の実体験を、はっきり分けて書きます。

数字そのものは公式が正です。ただ「どこで時間を食うのか」だけは、実際に深夜の金浦空港を歩いた人間しか書けない部分かなと思います。そこを中心にお伝えします。

記事のポイント

  • ソウル2空港の距離感と現実的な移動時間
  • 空港鉄道・バス・タクシーの運賃と使い分け
  • 終電から逆算する乗り継ぎスケジュールの組み方
  • 前泊するならどちらの空港側を選ぶべきか

金浦空港から仁川空港への移動手段を徹底比較

まずは手段の全体像からいきましょう。金浦(キンポ/GMP)と仁川(インチョン/ICN)は、同じソウルの空の玄関でありながら、まったく別の場所にある独立した空港です。空港の中でつながっているわけではないので、必ず一度外に出て、自分で移動する必要があります。

ここでは、空港鉄道・リムジンバス・タクシーの3つを、公式に公表されている運賃と、私が実際に払った金額の両面から見ていきます。結論から言うと、よほどの事情がなければ空港鉄道が第一候補です。

ソウルに2つある空港の距離と位置関係

日本で例えるなら、金浦が羽田、仁川が成田のような関係だとイメージすると分かりやすいと思います。金浦はソウル都心に近く、仁川は西の海側にあって都心からは離れています。国際線の便数は圧倒的に仁川のほうが多く、金浦は日本・中国・台湾方面のシャトル的な路線が中心です。

2つの空港は、地図の上ではソウルの西側に横並びに位置しています。距離感の目安として、私が金浦空港から仁川空港の2駅手前にあたる雲西(ウンソ)までタクシーで走ったとき、メーターの走行距離は約36kmでした。仁川空港はそこからさらに先なので、道路距離でおおむね40km前後と思っておけば大きくは外しません。

ここで一番大事なのは、両空港をまたぐ乗り継ぎは「国際線の乗り継ぎ」ではなく「一度入国してからの国内移動」になるという点です。金浦に着いたら入国審査を受け、荷物を受け取り、税関を抜けて到着ロビーに出る。そこから初めて移動が始まります。

空港間に保安エリア同士をつなぐ通路はありません。金浦で受け取ったスーツケースは、仁川で改めて預け直しになります。別々に手配した航空券(別切り)なら、なおさら余裕を持った時間設計が必要です。

この「一度入国する」という前提を忘れていると、乗り継ぎ時間の見積もりが一気に甘くなります。

飛行機が着いた瞬間から空港館の移動が始まると思っていたら、実際にはその手前に入国審査という関門があるわけです。

空港鉄道A’REXが最有力になる理由

金浦空港と仁川空港は、空港鉄道(A’REX)の一般列車で一本につながっています。ここが最大のポイントで、乗り換えなしで座っていれば着くというのは、大きな荷物を持った移動では本当にありがたいです。

空港鉄道公式サイトによると、一般列車の停車駅はソウル駅・孔徳・弘大入口・デジタルメディアシティ・麻谷ナル・金浦空港・桂陽・黔岩・青羅国際都市・永宗・雲西・空港貨物庁舎・仁川空港1ターミナル・仁川空港2ターミナルの14駅です。金浦空港は、仁川空港側から数えて8つ手前にあたります。

運賃は公式の一般列車運賃案内に掲載されています。金浦空港駅を起点にした大人運賃(後払い交通カード基準)は次のとおりです。

区間大人運賃(交通カード)
金浦空港 → 仁川空港1ターミナル4,350ウォン
金浦空港 → 仁川空港2ターミナル4,950ウォン

1回用交通カード(きっぷ)で買う場合は100ウォンが加算され、さらに保証金500ウォンが上乗せされます。保証金は降車後に払い戻し機へカードを返せば戻ってくる仕組みです(出典:空港鉄道AREX公式サイト「一般列車 運賃案内」)。

所要時間は公式に区間別の表がないのですが、同じ公式サイトによれば一般列車はソウル駅から仁川空港1ターミナルまで59分、2ターミナルまで66分。金浦空港はその途中にあるので、金浦から仁川空港1ターミナルまではおおむね40分前後、2ターミナルはそこからさらに7〜8分と見ておくとちょうどいい感覚です。

ひとつ注意点があります。ソウル駅と仁川空港をノンストップで結ぶ直通列車(Express)は、金浦空港には停まりません。公式サイトでも運行区間はソウル駅→仁川空港1ターミナル→仁川空港2ターミナルと明記されています。金浦から乗れるのは一般列車だけ、と覚えておいてください。

ちなみに私は、金浦から仁川空港まで全区間を通しで乗ったことはまだありません。深夜に金浦へ着いた回は途中の雲西で宿泊したためです。ただ翌朝の雲西から仁川空港までは実際に空港鉄道に乗っていますし、雲西駅に貼ってあった時刻表を見た限り、日中は1時間に4〜6本前後の頻度でした。深夜と早朝にも便があるので、乗り継ぎの足としては十分に使えます。

リムジンバスを選ぶならどんな時か

次はリムジンバスです。金浦空港と仁川空港の両方に停車する空港リムジンの路線があり、荷物をトランクに預けてしまえば、あとは降りるまで座っていられます。階段や乗り換え通路を歩かなくていいのは、大荷物のときにけっこう効きます。

運賃は路線と乗車区間によって変わりますが、空港間の移動としてはおおむね7,000〜10,000ウォン程度が目安です。所要時間は40〜60分ほどで見ておくとよいかなと思います。ただしこれはあくまで一般的な目安で、実際の金額と時刻は運行会社の公式サイトで確認してください。

バスが向いているのは、こんなケースかなと思います。

  • スーツケースが大きく、駅構内の移動を避けたいとき
  • 空港鉄道の駅まで歩くのが体力的にしんどいとき
  • 同行者が多く、荷物を一箇所にまとめたいとき

逆に、バスが不利になる場面もはっきりしています。道路事情に所要時間が引っ張られる点です。渋滞が読めない時間帯は、鉄道のほうが結果的に安全です。

金浦空港の到着ロビーからバス乗り場までは屋外に出ることになります。私が行ったのは12月末でしたが、深夜の屋外は本当に極寒でした。冬場に長時間待つ前提なら、上着は機内持ち込みの手荷物に入れておいたほうが快適ですよ。

なお、バスは便によって始発・終発の時刻が大きく違います。深夜到着の場合、バスのほうが先に終わってしまうこともあるので、鉄道と両方の時刻を押さえておくのが安全策です。

タクシー移動の実費53,300ウォンの記録

結構高かった

ここからは私の実費記録です。2024年の年末、羽田から金浦へ飛び、そこから仁川空港の手前にある雲西のホテルへ向かいました。移動手段は、本来は空港鉄道の予定だったのですが、本当にタッチの差で最終便を逃してしまいました。

結果的にタクシーです。

金浦空港の到着ロビーから雲西駅近くのホテルまで、メーターは53,300ウォン。所要時間は32分、走行距離は約36kmでした。日本円にしておよそ6,000円です。深夜0時を回っていたので、多分、割増もそれなりに乗っていたはずです。

比較のために書いておくと、同じ区間を空港鉄道で移動していれば37分程度、日本円で500円前後でした。タクシーは電車のおよそ10倍です。この差額があれば、夫婦でローカルご飯が何食か食べられたと思うと、なかなか痛い出費でした。

手段金浦空港→雲西備考
タクシー(実費)53,300ウォン/32分約36km・深夜割増込み・カード決済可
空港鉄道(同区間の目安)約500円前後/37分実際には乗れず、後日確認した目安

支払いはクレジットカードでいけました。乗る前に運転手さんへ身振り手振りで確認したところ「問題ないよ」との返事で、実際そのとおり。

ただし車によってはカード非対応のこともあるようなので、乗る前のひと言確認はしておいたほうがいいです。深夜でも運転はとても丁寧で、そこは安心できました。

ひとつ正直に補足しておくと、この53,300ウォンは仁川空港そのものまでの金額ではありません。雲西は仁川空港の2〜3駅手前なので、空港まで乗り通せばもう少し上がったはずです。一般的には金浦空港から仁川空港までのタクシーは45,000ウォン前後(高速道路の通行料込み)が目安とされ流ようですが、深夜割増や渋滞で変動します。あくまで参考値として見てくださいね。

仁川空港から金浦空港へ戻る場合の注意点

ここまでは金浦発を前提にしてきましたが、仁川空港から金浦空港へ向かう逆方向も考え方は同じです。空港鉄道の一般列車で一本、運賃も同額。ただ、逆方向ならではの注意点がいくつかあります。

まず出発ターミナルの確認です。仁川空港には第1ターミナルと第2ターミナルがあり、利用する航空会社によって発着ターミナルが変わります。空港鉄道の駅も別々なので、乗る駅を間違えると、ターミナル間シャトルで戻る時間が丸ごと余計にかかります。搭乗する便がどちらのターミナル発着なのかは、必ず事前に確認しておきましょう(出典:仁川国際空港 公式サイト)。

次に金浦到着後の動線です。金浦空港は国内線ターミナルと国際線ターミナルが分かれています。空港鉄道の金浦空港駅から国際線ターミナルまでは地下でつながっていますが、それでも歩く距離はそれなりにあります。

私が深夜に金浦の到着ロビーから駅方向へ歩いたときは、片道10分前後かかりました。ここは往復とも同じくらいかかると見ておくのが無難です。

金浦空港の早朝便に乗る場合、チェックインカウンターの開く時刻が「出発2時間前」より短いことがあります。私が乗ったANAの羽田行き7:45発の便では、カウンターオープンは6:00でした。2時間前に行っても、カウンターオープン前の行列に並ぶことになります。

(金浦空港へ深夜〜早朝に移動して空港で待つ作戦はまだやったことないですが、それはそれでどうなるのだろうか)

早朝便に何時に着けばいいのかは、それだけで一本の記事になる話なので、実際のタイムラインは金浦空港発の早朝便は何時に行けばいいかを検証した実録記事にまとめてあります。カウンターの開く時刻や地下鉄の始発を実地で調べた記録も入れてあるので、早朝便を押さえている方はそちらも見てみてください。

そしてもうひとつ。仁川から金浦へ移動して、そのまま金浦周辺に泊まるパターンも十分ありです。金浦空港直結のホテルは便利ですが、私が年末年始に調べたときは1泊約3万円と、なかなかの水準でした。少し離れたエリアを選ぶだけで、コストは大きく変わります。

空港直結と、1駅2駅ずらしたエリアを並べて見比べてみると差がはっきりします。私が後述する雲西(ウンソ)と鉢山(パルサン)で泊まった宿も、韓国のホテルにも強い予約サイトで押さえたものです。

金浦空港から仁川空港へ移動する日の時間術

例えば、各空港館に移動する場合はどういう時間設計にしていくか。

電車・バス・タクシーなどの手段が決まったら、次は時間の設計です。ここが本題と言ってもいいくらい大事です。金浦と仁川の移動時間は、乗車時間だけを見ていると必ず足りなくなります。

この章では、乗り継ぎのバッファをどう取るか、深夜到着ならどこから逆算するか、切符でつまずかないための準備、そして前泊するならどちらの空港側かという判断まで、順番に整理していきます。

移動時間はどこまで見ておくべきか

金浦と仁川の移動時間を考えるとき、多くの人は「空港鉄道で約40分」という数字だけを見ます。でも実際にかかるのは、その前後の時間を全部足したものです。

私の実感として、内訳はこんな感じになります。

工程目安時間ブレやすさ
着陸から機外へ出るまで10〜20分スポットの位置で変動
入国審査15分〜1時間超時間帯・混雑で激変
荷物受け取り・税関10〜20分便の集中度で変動
到着ロビーから空港鉄道の駅まで約10分ほぼ固定
金浦空港→仁川空港(一般列車)約40分〜50分ターミナルにより差
仁川空港でのチェックイン・保安検査60〜90分繁忙期はさらに長い

足していくと、飛行機が着いてから次の便に乗るまで、全てがサクサクと順調に行ったとしても、3時間前後は見ておきたい計算になります。ここで一番危険なのが入国審査で、私の場合はここだけで1時間以上を持っていかれました。

実際の話をすると、羽田発の便は定刻22:35着の予定が遅れ、機内を出られたのは23時前でした。年末で週末、しかも他の到着便が重なって、入国審査は大行列。並んでいるのはほとんど日本人でした。

途中で韓国人用のブースが開放されて列が緩和したものの、よりによって自分の並んでいたブースが半分クローズになり、後ろから並んだ人にどんどん追い抜かれる展開に。審査を抜けたのは23:40、到着から1時間以上が経っていました。

この経験から言えるのは、入国審査の時間は自分ではコントロールできないということです。だからこそ、コントロールできる部分で先手を打っておく必要があります。

機内でトイレを済ませておく、シートベルトサインが消えたらすぐ動く、走らず早歩きで審査場へ向かう。この程度でも順番はけっこう変わります。

この辺りの反省と対策は金浦空港の夜到着で入国審査の混雑を回避する方法をまとめた記事に詳しく書きました。

夜到着なら終電から逆算して動く

深夜に金浦へ着く旅程なら、考え方はシンプルです。終電の時刻から逆算する。これに尽きます。

私が金浦に着いた夜、金浦空港駅から仁川空港方面へ向かう最終電車は24:02発でした。ちなみにソウル方面の最終はもう少し遅く24:16。

つまり、同じ金浦空港駅でも、行く方向によって14分の差があったわけです。都心側へ向かうならまだ余裕があったのに、私は仁川方面だったので、より厳しい時刻に張り付くことになりました。

結果はご想像のとおりです。23:40に入国審査を抜けて、両替機を探して並んで5分待ち、両替が終わったのが23:57。そこから駅へ向かったものの、券売機の操作が分からず時間切れ。ちょうど24:02に改札の前で立ち尽くすことになりました。

終電の時刻は改定されます。上に書いた24:02はあくまで私が行った当時の時刻です。旅程を組む前に、必ず空港鉄道の公式サイトで最新の時刻表を確認してください。とくに深夜帯は数分の違いが致命傷になります。

逆算の考え方としては、こうです。仁川方面の終電が24:02だとすると、到着ロビーから駅まで10分、券売機の操作に5分、余裕を10分。合計25分ですから、遅くとも23:35には到着ロビーに出ていないと厳しいという計算になります。定刻22:35着の便で、この時間です。少しでも遅延したら成立しません。

そう考えると、深夜到着便で「その日のうちに仁川空港側まで電車で移動する」という計画は、そもそも綱渡りだったと分かります。私はここを甘く見ていました。もし今もう一度同じ旅程を組むなら、最初からタクシー前提で予算を組むか、金浦側に泊まって翌朝ゆっくり移動するかのどちらかにしますね・・。

切符とT-moneyでつまずかない準備

私が終電を逃した直接の原因は、時間切れではなく切符が買えなかったことでした。ここは事前準備でほぼ完全に防げる部分なので、詳しく書いておきますね。

あの夜の私は、韓国ウォンの現金を1ウォンも持っていませんでした。「現地に着いたら両替すればいい」と思っていたわけです。それで到着ロビーから駅へ向かう途中にあった自動両替機に並び、5分待ってようやく自分の番。ここまでは何とかなりました。

問題はそのあとです。金浦空港駅の券売機はハングル表記が大きく、英語は小さい。疲労も重なって頭に入ってきません。タッチパネルで目的地の「雲西(Unseo)」を探そうとしたのですが、たどり着けないままゲームオーバーでした。

後から知ったことですが、韓国の交通系ICカードであるT-moneyを持っていれば、券売機と格闘する必要は最初からありませんでした。改札にタッチするだけです。空港の到着ロビーやコンビニで購入できます。

さらに、空港鉄道は2024年12月27日から全駅で、1回用交通カードをクレジットカードでも購入できるようになっています(それ以前は現金のみ)。

同年12月13日に仁川空港1ターミナル駅で試験運用が始まり、順次拡大された形です。国内の鉄道事業者としては初の導入だったとのこと。私が固まったのはまさにその頃で、当時の私はその存在すら知りませんでした。

今から行く方が準備しておくべきことをまとめると、こうなります。

  • T-moneyを日本の出発前か到着直後に確保しておく
  • 目的地の駅名をハングルとアルファベットの両方で控えておく
  • 乗る路線と方面(仁川空港方面か、ソウル方面か)を先に決めておく
  • 現金は少額でいいので、両替は事前に済ませておく

それともうひとつ、通信環境も出発前に確保しておいてください。券売機で固まったとき、その場で路線図や駅名を調べられるかどうかで結果は変わります。ホテルのチェックインがアプリ経由なら、なおさら着いた瞬間からつながっている必要があります。

正直なところ、私の失敗は情報不足そのものでした。ソウルは15年近く訪れておらず、記憶もほぼ残っていないのに、「行けば何とかなるだろう」と高をくくっていたわけです。Googleマップでの予習もせず、ガイドブックは書店で立ち読みした程度。

20年ほど個人手配で40カ国ほど回ってきた自負がありましたが、その慢心がそのまま跳ね返ってきました。本当に情けない限りです。

ソウル2空港のどちらに前泊するか

同日乗り継ぎが厳しいと分かったら、次は前泊・後泊の話になります。ソウル2空港のどちら側に泊まるかで、翌朝の動き方はまったく変わります。

私は両方のパターンを経験しました。仁川空港側では雲西(ウンソ)、金浦空港側では鉢山(パルサン)です。それぞれの実感を書いておきますね。

仁川空港側なら雲西(ウンソ)

雲西は仁川空港から2〜3駅、車でも15〜20分という近さです。空港鉄道の金浦空港駅からも一本で来られるので、金浦に着いて仁川から飛ぶという旅程には、位置的にちょうどいいエリアでした。

泊まったのは「Hotel tour incheon airport」というホテルで、Agodaで予約しました。ゴールデンチューリップという大型ホテルと同じ建物にあり、そのフロントを通り過ぎてアクセスする変わった構造です。一瞬戸惑いましたが、看板が出ているのでそこまで悩みませんでした。

ありがたかったのは対面でのチェックイン手続きが不要だったこと。当日になるとAgodaのアプリにメッセージが届き、部屋番号とルームキーのパスワードが送られてきます。

深夜1時に到着してそのまま部屋へ直行、翌朝7時のチェックアウトもアプリ上のやり取りだけで完了しました。疲れ切った深夜到着では、これが本当に助かります。街の様子やホテルの詳細は仁川空港から最短2駅の雲西に滞在した記録にまとめています。

金浦空港側なら鉢山(パルサン)

一方、金浦から早朝便に乗る回では、鉢山(パルサン)に前泊しました。金浦空港から地下鉄5号線で3駅、約7分という距離です。泊まったのは鉢山駅から徒歩3分の「THE FIRST STAY HOTEL」で、こちらもAgoda予約。

極寒の冬だったのですが、セントラルヒーティングで部屋が暖かく、洗濯機や調理場まで付いていました。

駅前には飲食店や居酒屋が多く、夜も賑やか。深夜営業の店もありましたが、治安面での不安は感じませんでした。参鶏湯の専門店で夕食を取り、屋台でトッポギを4,000ウォンで買ったりと、普通に街歩きを楽しめるエリアです。詳しくは金浦空港の前泊に鉢山エリアを選んだ滞在記をどうぞ。

判断の目安はシンプルで、翌朝どちらの空港から飛ぶかで決めれば大丈夫です。翌朝が仁川発なら雲西側、翌朝が金浦発なら鉢山側。移動の負担が重い区間を、体力のある前日のうちに終わらせてしまうという考え方ですね。

同日乗り継ぎか前泊かを分ける基準

では、そもそも同日で乗り継ぐべきか、前泊すべきか。私なりの基準を書いておきます。

まず前提として、金浦到着便と仁川出発便が別々の予約(別切り)なら、乗り継ぎ保証はありません。1本目が遅れて2本目に乗れなくても、原則として自己責任です。この一点だけで、判断はかなりシンプルになります。

私の場合、金浦到着から翌朝の仁川発まで、実際には次のような流れでした。深夜に金浦着、タクシーで雲西へ、深夜1時にチェックイン、シャワーと翌日の荷造りを済ませて2時前に就寝、7時起床でチェックアウト、空港鉄道で仁川空港へ移動して10時発の便に搭乗。寝不足ではありましたが、朝の移動には余裕がありました。

この経験を踏まえて、私が使っている判断基準はこんな感じです。

状況私の判断
金浦着から仁川発まで5時間以上同日乗り継ぎでいける
3〜5時間・日中の到着同日乗り継ぎ可。ただし空港鉄道一択
3〜5時間・夜間の到着タクシー代を予算に入れておく
3時間未満、または22時以降の到着前泊・後泊を組む

この表はあくまで私個人の感覚で、繁忙期や便の混み具合で変わります。とくに年末年始や連休は、入国審査の待ち時間が読めません。なお、航空機の遅延が発生した時点で、一瞬で全てが破綻します。

数値は目安として捉えて、最終的な判断はご自身の旅程と体力に合わせてくださいね。

もうひとつ、複数の予約を組み合わせる旅程なら、Eチケットは紙に印刷して持っていくことを強くおすすめします。

私は羽田の自動チェックイン機で「ビザが必要」と表示されて手続きが止まったことがあり、そのとき有人カウンターで韓国からの出国便のEチケットを見せて、短期通過であることを説明して解決しました。対応時間は10分ほど。あの紙がなければ、もっと長引いていたはずです。

金浦空港から仁川空港移動で迷わないために

最後に、金浦空港から仁川空港移動のポイントを整理しておきますね。

手段としては、空港鉄道の一般列車が基本です。金浦空港から仁川空港1ターミナルまで4,350ウォン、2ターミナルまで4,950ウォンで、乗り換えなしの一本。所要時間は40分前後が目安です。ソウル駅と仁川空港を結ぶ直通列車は金浦に停まらないので、そこだけ注意してください。

リムジンバスは荷物が多いときの選択肢、タクシーは終電を逃したときの保険。私が実際に払ったタクシー代は、金浦空港から雲西まで53,300ウォン・32分・約36kmでした。電車ならおよそ10分の1で済んだ区間です。

そして一番伝えたいのは、移動時間の見積もりは乗車時間ではなく、入国審査から数えるべきだということ。私は入国審査だけで1時間以上を失い、24:02の終電をタッチの差で逃しました。着陸から次の便まで、順調でも3時間前後は見ておきたいところです。

金浦仁川間の移動で押さえるべき3点。一度入国してからの移動になること直通列車は金浦に停まらないこと終電から逆算して動くこと。この3つを頭に入れておけば、私と同じ失敗はしないはずです。

運賃や時刻は改定されます。この記事の数字も、公式サイトの最新情報で必ず裏を取ってから動いてください。旅程やお金に関わる最終的な判断は、ご自身の状況に合わせて、必要に応じて航空会社や旅行の専門家にもご相談いただければと思います。

ちなみに私がこの移動をすることになったのは、ソウル発券(海外発券)を使っているからです。

翌朝は仁川空港からキャセイパシフィック航空で香港へ飛びました。その搭乗記はソウル発の海外発券で乗ったキャセイのプレミアムエコノミー搭乗記にまとめてあります。

ソウルの2空港をまたぐ旅程は、慣れてしまえば選択肢がぐっと広がりますよ。

それでは、良い旅を。

この記事を書いた人
でるたび

航空旅行好きな40代サラリーマン。
40代のうちに妻とより自由な第二の人生を描くため、住みよい海外を探し中。旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
航空会社ANAの上級会員ステータス取得(SFC修行)のコツや、誰でも実践できる旅行の情報を発信していきます。

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