こんにちは。でるた兄さんです。
数年後にセミリタイアを達成した後、海外移住(お試し)を視野に入れて世界各地を旅行しています。
今回はエジプト旅行で利用したナイルエアー(Nile Air)の搭乗記をお届けします。
エジプト旅行を計画している方の中には、エジプト国内線を個人手配する方もいると思います。
例えば、一大観光拠点であるルクソールへの国内線移動を検討している方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でしたが、ナイルエアーについてネットで調べても情報がほとんど出てこなかったのが正直なところです。
「本当に大丈夫なのか?」「安全に飛べるのか?」という不安を抱えながらの搭乗でしたが、結論から言うと、非常に安全で快適なフライトを体験することができました。
今回は、実際にナイルエアーでルクソールからカイロまで搭乗した体験を詳細にレポートします。エジプト国内線を検討している方の参考になれば幸いです。
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ナイルエアーとは?エジプト国内線の評判

エジプトの国内移動を考えた際、航空会社の選択肢はいくつかあります。その中でも今回私が利用したのが、ナイルエアーです。まずは、この航空会社について簡単に紹介します。
ナイルエアーの基本情報
ナイルエアー(Nile Air)は、エジプト・カイロに本拠を置くエジプト最大の民間航空会社です。国営のエジプト航空とは異なり、民間のエアラインとして運航しています。
就航路線数は約58路線、就航国は8か国以上に及び、エジプト国内だけでなく中東・欧州方面にも路線を展開しています。エジプト国内では、カイロをハブ空港として、ルクソール、アスワン、フルガダ、シャルム・エル・シェイクなど観光都市にも就航しています。
使用機材はエアバスA320-200とA321-200に統一されています。機材の年式は平均15〜20年程度と新しくはありませんが、安全性については国際航空運送協会(IATA)のIOSA認証を5回連続で取得しており、継続的に国際的な安全基準を満たしていることが証明されています。
また、EUの航空安全ブラックリストにも載っておらず、重大事故の履歴もないことから、安全面での信頼性は一定の水準にあると言えます。イタリアや、ドイツ、スウェーデンなどの就航もあります。
事前にネットで調べてもあまり情報がない
エジプト旅行を計画する際、私は例によって航空会社についても事前リサーチを行いました。サウジアラビア旅行の際にも同様のリサーチをしましたが、今回のナイルエアーについては日本語での情報がほとんど見つからない状況でした。
TripAdvisorの評価を見てみると、5点満点中2.5点という評価。Skytrax(航空会社の格付け機関)では3つ星評価となっており、「製品・サービス水準は基本的で一貫性に欠ける」という評価がされています。
具体的には「カイロ空港での地上サービスの効率が悪い」「機内の清潔さに課題がある」「機内食の品質にばらつきがある」といった指摘があるようです。また、定時運航率についても「遅延が頻発している」という口コミが散見されます。
正直、これだけ見ると不安になりますよね。私も同じ気持ちでした。しかし、年末年始のエジプト旅行でルクソールからカイロへの移動手段として、ナイルエアーを選択することにしました。
今回のフライト予約詳細
今回予約したフライトの詳細は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | ルクソール(LXR)→ カイロ(CAI) |
| 航空会社 | ナイルエアー(Nile Air) |
| 出発時刻 | 9:30 |
| 到着時刻 | 10:40過ぎ |
| フライト時間 | 約1時間10分 |
| 運賃 | 約30,000円(片道) |
繁忙期だったこともあるのか、片道で約US$200(30,000円)という価格でした。正直、エジプト国内線としてはかなり高額な印象です。
通常期であればもっとリーズナブルな価格で予約できると思われますが、繁忙期の価格上昇は仕方ないところでしょう。
予約はナイルエアーの公式サイトから直接行いました。英語対応しているので、特に問題なく予約手続きを完了することができました。
航空券の発券については、海外発券というスタイルです。
実際に搭乗してみた:ルクソール空港から出発まで

さて、ここからは実際の搭乗体験をレポートしていきます。ルクソール空港到着から出発までの流れを時系列で紹介します。
空港到着のタイミング
ナイルエアーの公式サイトでは、国内線は出発の2時間以上前に空港到着が推奨されています。私は当初、余裕を持って3時間前(6時半頃)に空港に到着しようと考えていました。
しかし、前日に現地のドライバー(ルクソール観光でお世話になった方)に相談したところ、「2時間前でも全然大丈夫だよ」とのアドバイスをもらいました。出発便が朝9時半なので、7時過ぎにホテルを出れば十分間に合うとのこと。
一抹の不安もあるものの、その言葉を信じて、当日は7時15〜20分頃にルクソール空港に到着しました。結果としては、2時間前到着で全く問題なし。むしろ余裕を持って過ごすことができました。
ちなみに、お世話になったドライバーには良いサービスへの感謝として、多めのチップ(バクシーシ)を渡しました。エジプトではこうした心遣いが大切ですね。
セキュリティチェックは2回
エジプトでの航空旅行で覚えておきたいことが一つ。
今回、ルクソール空港の国内線では、セキュリティチェックが2回必要でした。これは事前に知っておくと安心です。
- 空港入口でのセキュリティチェック
- 搭乗ゲート前でのセキュリティチェック
1回目は空港の建物に入る際のチェックです。荷物をX線検査機に通し、金属探知機のゲートを通過します。
2回目は、チェックイン後に出発エリアに入る際のチェックです。こちらは10〜15分程度の待ち時間がありましたが、混雑状況によって変わると思います。
2回のセキュリティチェックがあるということを念頭に入れておきましょう。これが出発前の2時間前には到着しておきたいという理由ですね。
これを想定しておけば、時間配分も計算しやすいですね。ただ、繁忙期などはセキュリティやチェックインカウンターの長蛇の列が予想されます。2時間以上前に着いておくという余裕もあると、心に安心が生まれますよ。
チェックインカウンターの場所と手続き

セキュリティを抜けて空港内に入ると、ナイルエアーの案内表示がありました。「本当にあるのかな…」と少し心配していたのですが、ちゃんとモニタに表示されていて一安心。
その案内に従って進んでいったところ、最初に案内された場所には誰もいないという状況に遭遇しました。「あれ?」と思い、そのカウンターの近くにいたスタッフに確認すると、反対側のカウンターに行くようにとの指示。
反対側に行ってみると、チェックインの行列ができていました。どうやら、ルクソール空港では1日3便程度がナイルエアーから運航されているようで、時間帯ごとにボードが分けられているように見えました。
しかし、実際に並んでみてわかったのは、どのカウンターに並んでもチェックインできるということ。カウンターの担当者も、時折、『Any conter available!』という感じの英語で案内も。
つまり、空いているところに並べば問題なく手続きができます。

チェックインに必要なものはパスポートのみ。預け荷物もスムーズに処理してもらえました。手続き自体は数分で完了しました。
チェックイン時のポイント:
- 案内表示通りの場所にスタッフがいない場合は、反対側のカウンターを確認
- 時間ごとに表示されていても、どのカウンターでもチェックイン可能だった
- 必要書類はパスポートのみ
- 預け荷物も問題なく受け付けてもらえる
出発エリアでの過ごし方

チェックインを終え、2回目のセキュリティチェックを抜けると、出発ゲートエリアに到着です。
ちなみに、セキュリティチェックは、突然男女別の並びに変更したり、あちらこちらで女性はこっちに来て!男性はダメ!(ないしはその逆)の大声が繰り広げられ、混乱しました。(だから行列も長くなるのでは・・?)
さておき、朝早い便だったため、私は朝食を食べていませんでした。出発エリアにはいくつかの売店やカフェがありましたが、価格は結構高めという印象です。
コーヒーを購入したところ、200エジプトポンド(約650円)でした。観光地価格とはいえ、現地の物価を考えるとかなり高い印象です。エジプトの街中であれば同じコーヒーが数分の一の価格で飲めることを考えると、事前に飲食物を調達しておくことをおすすめします。
私は事前にスーパーで購入していたスナックを持参していたので、それで軽く空腹を満たしました。
出発エリア自体はそこまで広くありませんが、座席は十分にありました。搭乗時間まで、ゆっくりと待つことができました。
出発エリアの注意点:
- 飲食物の価格は観光地価格で高め
- コーヒー1杯:200エジプトポンド(約600円)
- 事前に飲食物を調達しておくのがおすすめ
- 座席は十分にあり、快適に待てる
機内とカイロ到着後の流れ

いよいよ搭乗です。ここからは、機内の様子とカイロ到着後の流れについてレポートします。
機内の様子とフライト体験
搭乗はバスで移動し、航空機まで向かいました。タラップを上がって機内に入ると、確かにやや古さを感じる機材でした。ただ、清潔さに問題があるというほどではなく、普通に使える状態でした。
座席配置は3-3配列の標準的なエコノミークラス。当日は満席ではなかったため、比較的ゆったりと座ることができました。
ナイルエアーはLCC(格安航空会社)ではなく、フルサービスキャリアとして運航しています。今回の国内線(約1時間10分)では、機内エンターテインメント設備などはありませんでしたが、乗客一人ひとりにペットボトルの水が配られました。短距離線としては十分なサービスだと思います。

肝心のフライトですが、揺れもほとんどなく、非常に快適でした。離陸から着陸まで、特にトラブルもなくスムーズに進行。「本当に大丈夫なのか?」という事前の不安は杞憂に終わりました。
9時半に出発し、10時40分過ぎには無事カイロに到着。予定通りのフライトでした。
フライト体験まとめ:
- 機材はやや古さを感じるが、清潔さは問題なし
- フルサービスキャリアとして水のサービスあり
- 揺れはほとんどなく快適
- 所要時間:約1時間10分
- 定刻通りの運航
カイロ空港到着:沖止めとバス移動
カイロ空港に着陸後、ここからが少し大変でした。
到着した航空機は沖止め。つまり、ターミナルビルから離れた場所に駐機し、バスで移動する必要がありました。これはエジプトの国内線ではよくあることのようです。
バスに乗り込み、ターミナルまで移動。国内線の到着なので入国審査などはありませんが、ターミナルまでの距離が結構あるため、時間がかかりました。
荷物受け取りまでの時間
バゲージクレームエリアに到着し、預けた荷物を待ちます。
ここで想定以上に時間がかかりました。着陸してから荷物が出てくるまで、約30分を要しました。沖止めだったこともあり、航空機からバゲージクレームまでの距離が長く、荷物の運搬に時間がかかったものと思われます。
これはナイルエアー固有の問題というよりは、エジプトの空港インフラの特性かもしれません。いずれにせよ、乗り継ぎの計画を立てる際は、荷物受け取りまでに30分程度かかることを想定しておくと安心です。
荷物受け取りの注意点:
- 沖止めの場合、荷物が出てくるまで時間がかかる
- 着陸から荷物受け取りまで約30分
- 乗り継ぎがある場合は余裕を持った計画を
Uber乗り場の見つけ方
荷物を無事に受け取り、いよいよ空港の外へ。私はカイロ市内までUberで移動する予定でした。
ところが、Uberの乗り場がどこにあるかわからず、少し迷ってしまいました。到着口(Arrival)周辺を見回しても、Uber専用の乗り場らしきものは見当たりません。
ウロウロしていると、なんとなく人が集まっている場所を発見。よく見ると、ターミナル1ホール1のDeparture(出発口)エリアに、タクシーや配車サービスの乗降場所があるようでした。

そこでUberを呼んでみたところ、無事にドライバーとマッチング。数分後にはドライバーが到着し、ピックアップしてもらうことができました。
Uberドライバーの運転は非常に丁寧で、カイロ市内までトラブルなく到着。エジプトでは運転が荒いという印象がありましたが、今回のドライバーは安心して乗っていられました。
カイロ空港でのUber利用ポイント:
- Uber乗り場は到着口(Arrival)ではなく出発口(Departure)エリアにある
- ターミナル1ホール1のDeparture付近で乗車可能
- アプリでドライバーを呼び、現地で合流
- 運転は丁寧で安心
まとめ
今回、エジプトのローカル航空会社・ナイルエアーでルクソールからカイロまでの国内線を利用しました。
事前にネットで調べても情報がほとんど出てこず、不安を感じながらの搭乗でしたが、結果としては非常に安全で快適なフライトを体験することができました。
今回のフライトで感じたポイント:
- ナイルエアーはIOSA認証を5回取得しており、安全性は一定の水準にある
- 年末年始の繁忙期は片道約30,000円と高額だが、通常期はもっとリーズナブル
- 空港到着は出発2時間前で十分(現地ドライバーのアドバイス通り)
- セキュリティチェックは2回あることを想定しておく
- チェックインカウンターは空いているところに並べばOK
- 出発エリアの飲食は高額(事前調達がおすすめ)
- フライトは揺れもほとんどなく快適
- カイロ到着後は沖止め・バス移動が多い
- 荷物受け取りまで着陸から約30分かかる
- Uber乗り場はDeparture(出発口)エリアにある
エジプト国内線の移動手段として、ナイルエアーは十分に使える選択肢だと思います。ネット上の評価は決して高くありませんが、実際に搭乗してみると、安全で快適なフライトを提供してくれました。
エジプト旅行でルクソール〜カイロ間の移動を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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また、海外旅行の航空券手配については、海外発券を活用することでコストを抑えることも可能です。興味のある方はこちらの記事も参考にしてください。
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