eSIMのアクティベートができない?接続がうまくいかない時の対応方法

eSIMのアクティベートができない?接続がうまくいかない時の対応方法 役立ち旅行情報
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eSIMの接続がうまくいかない…
そんなトラブルに直面してこのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

今回は、SFC修行を兼ねた週末の台湾弾丸旅行で実際に体験した、eSIMアクティベート時の接続トラブルとその解決までの記録をお届けしていきたいと思います。

事前に準備万端で臨んだはずのeSIMが、なぜか現地で繋がらない。スマホの画面にはちゃんと現地の通信キャリアが表示されているがつながらない。

APN設定を何度見直しても、再起動してもダメ。そんな時に見落としがちな原因や、少しの工夫で解決できるポイントがあります。

この記事では、eSIMを使った際に実際に発生した問題と、それをどう解決したかを時系列で紹介しています。同じような状況に陥っている方のヒントや参考になれば嬉しいです。

eSIM接続でどハマりして、なかなか解決の糸が見えない時に、ぜひ最後まで読んでみてください。

  • eSIMアクティベート後に通信できない原因と対処法
  • iPhoneの構成プロファイルやVPN設定の影響
  • APN設定や再起動など基本的な確認項目
  • 旅行先でのeSIM利用時の注意点と事前準備

eSIMのアクティベートに大苦戦・・

とりあえず荷物なしのスマート・スムーズ入国

今回はSFC修行メインの週末台湾弾丸旅行です。一泊二日のため荷物は着替えのみ、軽装での旅行です。

到着後は入国審査をあっさりとスルー。今回、台北便のフライトでは手荷物の預け入れが不要でしたので、サクッと両替も済ませて、まるで国内旅行のようにあっさりと到着ロビーに出ました。このまま一瞬で市内へ直行することができます。

その最中にまずはeSIMのアクティベート

手持ちのスマホをすぐ使える状態にしておかないとですね。現地の通信は、行き先検索や、連絡手段として必須です。

いざTrip.comのeSIMを試す!

羽田空港ANAラウンジ

少し時間は戻り、羽田空港のANAラウンジで過ごしていた時の話です。ラウンジでくつろぎながら、eSIMの購入を考えていました。

今回は、いつものようにAiraloの利用を考えてみましたが、別のサービスを利用することにしました。

その中で選定したのはTrip.comのeSIM。

これは24時間単位で利用可能、かつ格安価格(今回1日173円!)というコスパ最強の仕様。同様に日本や東南アジアでも評判の良いAiraloなどと並び、観光客に人気のeSIMです。(ph.trip.com)。

今回は限られた時間の弾丸トラベルであり、24時間単位で利用できることにメリットを感じました

早速、羽田のANAラウンジでアプリをインストール。

特に悩むことなく、24時間利用の申し込みを行いました。支払いはPayPayと連携ができたので、スムーズに完了。(静かなラウンジで、ペイペイ!という爆音が響きましたが・・)

さておき、準備万端でいざ台湾へ向かいます。

ビジネスクラスの列に並ぶ

今回はビジネスクラスの往路便ですね。

アクティベート後がうまくいったが繋がない!

快適すぎるビジネスクラスにて、あっさり台湾に到着

早々に機内を出て、いつものように案内通りにスタスタと入国審査に向かいながら、空港無料Wifiを通じてeSIMをアクティベートにトライです。

数分後、アクティベートは成功したものの、ネット接続がまったくできない!

iPhoneの通信状況の画面には、ちゃんと現地の通信業者を拾っているように見えるので、問題ないように見えるのですが・・。

なぜだろう・・。そして思い出しました。

実は、SFC修行で韓国ソウルに行った時も、同様の経験があったことを思い出しました。APN設定や構成ファイルに悩まされ、沼にハマった記憶です。なんか嫌な予感が…。

ソウルの時は夜の便で羽田から向かい、ホテルについて疲労困憊の中、接続に格闘していました。

夜の2時ごろからずっとホテルのベッドで、解決のためのネット検索や、ChatGPTと相談し続けた苦い記憶がありました。(ネットの情報を漁っても、解決方法が見当たらなかったんですよね・・)

一度沼にハマると、とことん抜け出せなくなってしまい、イライラと眠気も相まって崩壊してました(笑)

そんな当時の記憶が蘇ってきたので・・これはまた長丁場かなと思いながら・・。

時間がもったいないので一旦移動

ソウルでの接続の格闘を思い出し、長期戦の予感。しかし、今回は24時間と限られた時間の旅行なので、「到着直後に1時間以上もトラブルシューティングに費やすのは非生産的」と判断。

ネット接続を後回しにして観光に向かうことにしました。なんなら173円ですし、そのまま諦めるということもアリかなと。

そして何より、人間、行き詰まったら別のことを考えるのが大事

気持ちを切り替えて別のことに集中です。その間・・ふと解決策が頭に浮かび始めました。

そう、実は結局この手の問題は、結果大した対策じゃなかった記憶だったんですよね。

そしてソウルの時に解決した記憶を探るべく、マイChatGPTの会話履歴を探るも、二ヶ月以上の話だったので、履歴は残っておらず・・。

というわけで、今回の記事は自分の備忘録も兼ねてのブログ執筆でもあります。


eSIM接続トラブルの原因と解決法:知識と工夫で15分で復帰

ChatGPTで出てきた改善案を試す

まずは基本に立ち返り、データローミングON、ネットワーク手動選択、APN再設定、端末再起動などを試行。

設定時の確認は、一度機内モードにしてから、再度接続を試みることがよさそうです。

しかし、どうしても何やっても繋がらない。圏外になったり、うまくいった!?通信会社の名称はきちんと出てくるのですが、それもつながらない・・。

10回ぐらい色々なパターンを繰り返しても、接続できず、「別の根本的原因」があると直感しました。

ちなみに実施したのは、以下のように、モバイルデータ通信の中のAPNの内容を変えては、再起動・・の繰り返し。

(下図の例では「cmhk」の入力を試している時です)

APN設定画面
こんな感じで、画面のAPNの内容を変えてみては、再接続したり。

覚えていた「構成プロファイル」の邪魔説

ふと思い出してきた過去の経験から、APNの設定だけでなく、「VPN・構成プロファイルが邪魔をするケースがある」と思い至りました。

iPhoneのVPN設定画面(設定 > 一般 > VPNとデバイス管理)に、不要な構成プロファイルが残っていたのを思い出しました。

下図画面です。(私はiijmioを契約しています)

構成プロファイル
ここに構成プロファイルがあります。

プロファイル削除で即接続成功!

結果的にわかった答えです。

今回のトラブル解決の鍵は、「構成プロファイルの削除」でした。

直感的に「これが原因かも」と思い当たり、迷わずIIJmio関連の構成プロファイルを削除。
iPhoneの「設定 > 一般 > VPNとデバイス管理」から該当プロファイルを見つけて削除した後、改めてTrip.comのeSIMに合わせてAPN設定を再入力

すると──
何事もなかったかのように、すぐに通信が復旧!

キャリア表示も安定し、データ通信が即時可能となりました。

ソウル滞在時のように何時間も泥沼にはまることなく、今回はわずか15分ほどでトラブル解決。あのときの経験が、まさに“生きた”瞬間でした。


体験から学んだ「対策の視野を広げる大切さ」

eSIMが繋がらないと、多くの人はまずAPN(アクセスポイント名)の手動入力に集中します。


確かにそれは重要ですが、今回のように意外な盲点──「構成プロファイル」や「VPN設定」が干渉しているケースもあることを身をもって体験しました。

実はiPhoneなどでは、1台の端末に複数のプロファイルが残っていると、それぞれがAPNやネットワーク設定を上書きし合い、思わぬ干渉が起きることがあります。


特に日本国内でIIJmioや楽天モバイルなどを使っていた場合、プロファイルがそのまま残っていることが多く、海外eSIMとの相性が悪いことも。

通信トラブルを防ぐためのチェックリスト

  • 構成プロファイルの残存確認・削除
  • VPNやセキュリティアプリの干渉チェック
  • モバイルデータ通信の優先順位設定
  • 使用していないeSIM/物理SIMの無効化
  • 端末再起動・機内モードON/OFFのリフレッシュ

これらをひとつずつ落ち着いて確認することで、原因を限定しやすくなり、短時間での復旧が可能になります。


「視野を広げる」とは、技術的トラブルにも効く

改めて今回のことを俯瞰してみたいと思います。(次の備忘録も兼ねて・・)

何かがうまくいかないと、つい“今目の前にある設定”に固執しがちです。
ですが、真の原因は意外なところに潜んでいることも多いもの。

今回のように、eSIMの不具合が実は過去の構成プロファイルによる影響だったというケースは、旅先でも比較的よく見られる現象です。

「設定を見直してもダメだったら、別の観点から全体を見直してみる」

この“広い視野”を持つことが、技術的な問題解決にもつながると実感しました。
トラブル対応力は、旅慣れの証かもしれませんね。

何より、沼にハマりかけたら、一旦考えるのをやめてみることも非常に大事。


クオリティ高く・安く・便利を手に入れる:Trip.com eSIMの実力

圧倒的コスパ:1日173円で通信環境を確保できた

そんなこんなでeSIM接続問題は解消。ここからは今回利用したeSIMの魅力についてです。

今回のTrip.com eSIMの実績ですが、台湾での利用24時間あたりたったの173円という低価格でデータ通信を確保することができました。物価が上がってきている昨今、通信コストを抑えつつ快適なネット環境を維持できるというのは本当にありがたい限りです。

初期設定では接続に少し苦戦しましたが、一度つながってしまえばその後の接続は非常にスムーズ。通信速度も安定しており、地図アプリや翻訳アプリの利用、SNSの投稿、レストラン検索などもストレスなく行えました。

特に現地での宿探しやルート検索、お店の口コミ確認など、旅先での意思決定に直結する情報収集において、ネット環境の存在は不可欠。モバイル通信があるだけで、移動の不安も大幅に減少します。

最終的には、きっちり24時間で通信が切れました。その後の手続きも不要です。

海外旅行では安定した接続が鍵

台湾では中華電信などのローカルキャリアと提携しており、5G/4G回線がしっかりカバーされています。Trip.comのeSIM公式ページでも「高品質・柔軟なプラン」が強調されている通り、短期旅行者にとっても非常に利用しやすい仕様だと感じました。

特に複数国を回る旅行などでは、都度SIMを差し替えたり、空港で行列に並ぶ手間がなくなるのもeSIMの大きなメリット。今回のように到着してすぐデータが使える状態にできるのは、時間の節約にもつながります。

eSIMの注意点:設定マニュアルは熟読を

eSIMはとても便利ですが、設定にはいくつか注意点もあります。APNの手動入力だけでなく、「データローミングのON設定」「構成プロファイルのインストール」「ネットワークの手動接続」「SIMの優先順位設定」など、スマートフォン側で確認すべき項目が多岐に渡ります。

私も当初、もともと日本で使っているeSIM(iijmio)の設定プロファイルがどうも悪さをしているようで、一度削除して再設定する必要がありました。端末によっては表示方法も異なるため、Trip.comが提供するマニュアルを事前によく読み込んでおくことが大切です。

可能ならば、空港や移動中に設定をするよりも、自宅など落ち着いた環境で一度テスト接続しておくと安心です。

特に初めてeSIMを利用する方は、設定ミスや接続トラブルが旅のストレスにならないよう、事前の準備をしっかりしておくことをおすすめします。

eSIMの接続トラブルから学んだ対処法と教訓

最後に、今回の記事のまとめとポイントを箇条書きでまとめていきます。eSIMの接続がうまくいかないときは、私の経験もぜひ参考にしてみてください。

  • SFC修行を兼ねた週末台湾弾丸旅行で、Trip.comのeSIM(1日173円)を初導入。
  • 羽田空港のANAラウンジでeSIMを購入・アクティベート準備完了、PayPay決済でスムーズ。
  • 台湾到着後、アクティベートは成功するもモバイル通信が使えず、接続不可状態に。
  • iPhoneの通信事業者表示は正常だが、データ通信が通らず、過去のソウル滞在でのeSIMトラブルを思い出す。
  • APN設定や機内モードON/OFF、端末再起動などの基本対策では解決せず、根本原因を探る。
  • 最終的に「IIJmioの構成プロファイル」が干渉していたと判明、削除後に通信が即復旧。
  • 解決までにかかった時間は約15分。過去の経験が迅速なトラブル対応に役立った。
  • eSIM接続不良の原因はAPNだけでなく、VPNや構成プロファイルも大きな要因になる。
  • 通信トラブル時は「視野を広く持ち、関連設定をすべて疑う」ことが重要。
  • Trip.comのeSIMは、コスパ・利便性ともに優秀で、短期旅行や複数都市訪問に最適。
  • 設定マニュアルは事前に熟読し、できれば出発前に接続テストしておくと安心。
  • eSIMは便利だが、設定の見落としがあると旅のストレス要因になるため、準備が肝心。

せっかくの限られた時間の旅を1秒でも有意義に過ごせるよう、ぜひ本情報を活かしてくだされば幸いです(未来の自分にも)

この記事を書いた人
でるた兄さん

航空旅行好きな40代サラリーマン。
40代のうちに妻とより自由な第二の人生を描くため、住みよい海外を探し中。旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
航空会社ANAの上級会員ステータス取得(SFC修行)のコツや、誰でも実践できる旅行の情報を発信していきます。

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