2024年も後半に差し掛かってきました。
円安や物価高の影響でしょうか、航空券もすでに購入可能ですが、年々高くなっている印象があります。
(おそらく、今後格安航空券が出回っていくだろうと思いますが・・)
まとまった連休が期待できそうな2024年年末。
航空券はGETできましたか?まだ手配に至ってない人は、ぜひアクションをしてみてください。
今回は、中東行きの航空券を購入いたしましたのでその情報共有となります。
結果ですが、我が家夫婦2人の生活費以上の額(約52万円)が、航空券費用となりました。
サイドFIREを目指し、節約(&充実)を意識する私にとっては高額な出費の類となりましたが、いざ手配してみると思わぬメリットもあるので、ぜひ以下のメリットもあわせてご覧ください。
追記:手配した航空券をやっぱりキャンセルすることにしました。
理由についてはこちらで記事にしています。合わせてご覧ください。
2024年年末の大づかみ航空券費用
2024年の年末年始カレンダー的に、12/28〜1/5の休みが取れそうなので、その9連休を活用し旅行計画です。
行き先は中東エジプト。カイロ(CAI)と設定。
東京発で航空券予算を大掴み検索すると以下です。
現時点で、安くても一番左のChina Eastern(中国東方航空)の21万円ちょっと。
他も並べると、30万前後が多いという形でした。
(昔は10万円台で購入できたような記憶があるのですけどね・・高騰してますね)
結局購入した航空券とその費用
というわけで、色々と検索や航空会社のサイトで予約試行錯誤を繰り返すこと半日。
妻とも行き先を何回もディスカッションを繰り返しました。
サウジアラビアにしてはどうか、
それとも安さを狙って海外発着航空券を手配するか・・
など、
外出中や寝る前も行き先の時刻表がモヤモヤ浮かんであんまりよく寝れず。
その結果、決定した行き先は・・
(検索の通り) エジプトはカイロ行きとなりました。
そして、購入した費用は大人2人で約52万円となります。
航空券の費用は、我が家の基本生活費以上
別途サイドFIREに向けた活動として、家計簿管理で毎月の費用を管理しているわけですが、大体毎月の費用は40〜45万円前後です。
今回購入した航空券の費用52万円は、その額を一発で凌駕する費用・・。
流石にカード支払いの時は勇気がいりましたが、無事購入手続きを完了しました。
買った航空券は高いかもしれないが、メリットも多い
今回購入した航空券は、アラブ首長国連邦 アブダビを拠点とするエティハド航空です。
今まで何回か中東やヨーロッパの乗り継ぎに利用してきた航空会社であるし、日本にも乗り入れており、東京からスムーズに中東エリアに向かうことができます。
今回の航空券ですが、1人約26万円と、(割と出費を抑えた旅行をしている)私にとってはあまり予約したことがない費用感です。
ですが、下記をご覧いただくとわかりますが高いなりのメリットがあります。
航空券の払い戻し手数料が無料
何より、払い戻し手数料がかかりません。
今回予約した航空券のクラスは(B)であり、下図の予約経緯時の航空券規約通り、払い戻し手数料が0円。
つまり、何らかのトラブルや、旅程を変更することになっても払い戻しで費用も戻ってきます。
これは昨今の何が起こるか分からないご時世にとっては、安心ですよね。
多少費用が上がっても、払い戻し可能なチケットを押さえておくことはおすすめです。
格安条件だと結構痛いキャンセル料の話
実際の私の経験ですが、2010年ごろ、昔エジプトに行くべく航空券を購入しました。
その時はカタール航空で予約発券を行ったのですが、何と購入して1ヶ月後、アラブの春によって、エジプト内部が政情不安定となりました。
アラブの春:要約は以下です。
アラブの春は2010年末から2012年にかけて、中東や北アフリカの多くの国々で発生した反政府運動と民主化運動の一連の出来事です。これらの運動は、長期にわたる独裁政権や権威主義体制への抗議として始まり、インターネットやSNSを通じて急速に広まりました。チュニジアのジャスミン革命を皮切りに、エジプト、リビア、シリアなどで大規模なデモや内戦が勃発し、政権交代や政治改革を促しました。
アラブの春によって、エジプトへの旅行はキャンセルすることを余儀なくされました。
残念ながら、その時は航空会社からの無償払い戻しはされず(航空機は運休されたわけではなかったので)、キャンセル料をやむなく5万円程度支払うという羽目になりました。
ちなみに当時の航空券は約10万円前後でしたので、何もすることなくキャンセル料だけ支払うという結果でした。
そんな思い出もありながら、10数年越しのエジプト訪問がようやく叶うのだな〜とも思った次第です。
他のメリット
クレジットカード経由でポイントやマイルが貯まる
今回、50万円以上の支払いを行いました。
余談ですが、最近のクレジット支払い審査がかなり厳しいようで、何回か支払い処理が通らず、30分ぐらいかけて繰り返した結果ようやく支払いをすることができました。
後日、私が使っているANAのクレジットカードを通じて支払いが処理されます。
私は普段ANAマイレージユーザなので、今回の支払いを通じて得られるポイントがあります。
200円ごとに1ポイントが貯ま理、その1ポイントはANAマイルで2マイルになります。
ややこしいですが、非常に単純化すると以下です。
カード支払額の1%がマイレージになるということ。
すなわち、今回約52万円の支払いに対して1%=5,200マイルが積算されることになります。
これって、馬鹿にならないマイルですよね。
下記のリンクにあるように、ANA国内線片道が〜300マイルまでの区間無料になります。
*注意:2024年10月27日(日)以降搭乗分の特典航空券について、改定後の必要マイル数を適用とのこと。(なので、5000マイルでは少し足りないということになりますね)
出典:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/amc/award/domestic/terms/info/2407
旅行後に、ANAマイレージ積算が100%
今回予約した航空券はいずれの区間もクラスで言うと(B)になります。
下図によると、普通運賃タイプの予約クラスBにあたり、区間基本マイレージに対する積算率は100%と記載があります。
出典:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/flightmile/tk/ey
よって、今回の区間をマイレージ計算してみると以下になります。
区間 | マイル | 回数 | 積算率 | 獲得マイル |
NRT-AUH | 5025 | 1 | 100% | 5,025 |
AUH-CAI | 1476 | 1 | 100% | 1,476 |
CAI-AUH | 1476 | 1 | 100% | 1,476 |
AUH-NRT | 5025 | 1 | 100% | 5,025 |
13,002 |
積算マイルが100%で長距離であることから、1人あたり、13,000マイル積算が見込めそうです。
なお、マイレージ計算は航空会社のサイトなどでも検索できるのですが、グローバルで簡単に使えるものがあるので、こちらを元に算出しています。
*注意:実際のマイレージ積算値は今回の計算値とは異なる可能性があるのであくまで参考として利用してください。(旅行した後に、実際の積算フライトマイル実績は公開予定です)
つまり、夫婦2人で旅行する際の獲得想定ANAマイルは、
5,200マイル(カード支払い)+13,000マイル×2人(フライトマイル)= 31,200マイル獲得ができそうです。
まとめ
今回、2024年の休みを利用して、中東はエジプトに訪問するべく航空券を購入しました。
費用の総額は1人約26万円。夫婦2人で52万円という航空券を購入しました。
年末年始と気が早いですが、着々と航空券が購入できる状態になってきているので、争奪戦に巻き込まれないよう、早め早めの手配をしました。
秋以降に待てば格安航空券なども出回ってくるかもしれませんが、私たちは以下のメリットもあると考え、早期手配に踏み切りました。
- 払い戻し無料(キャンセル無料)の航空券
- クラスが高めのエコノミー航空券であり、ANAマイレージも100%積算可能
- 積算ANAマイレージ総数は3万マイル越えが期待できる
- 3万マイルあれば、夫婦2人で韓国往復や、国内往復旅行ができそう
そして、これは余談ですが、過去に航空券のキャンセル料を支払ったこともあったり、そんな経緯も踏まえて、今回のエジプト訪問は足掛け10数年越しの成就となりそうであることも思い起こしたり、何とも感慨深い手配となりました。
これから早速全体日程の計画や、ホテルの手配などを進めていきます。
具体的な計画や全体費用なども明らかになりましたが、アップデートをしたいと思います。
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