【台北迪化街:生元薬局】日本語OK!漢方診療と土産買い物

こんにちは。将来サイドFIREを目指しつつ海外を転々としていくような生活を目指し活動しています。

台湾もいつかは住んでみたいなと思っている場所です。

台湾旅行で漢方診療を体験

台湾旅行に行く際の目的として、豊かなグルメ・夜市・買い物・マッサージ・博物館やお寺などを回ることが多いかと思います。

台湾には10回以上訪問しておりますが、いつも上記のような楽しみ方をしていました。

今回は、初めて漢方薬局に訪問してみましたのでその体験を記事にします。

台湾旅行に、エッセンスとして「健康」を組み込んでみるのも面白いと思います。

生元薬局に予約し、訪問

予約は今回、台湾人の友人にお願いして予約をしてもらいました。

また、現地に日本語が話せるスタッフもいますので、言葉の心配は全くいらないです。

日本語で直接予約するも良いと思います。

あらかじめ予約していた時間は朝の9時。少し早めに迪化街を回っていました。

実は、両替問題で迪化街をうろうろしていた時に重なります。(下記)

残念ながら・・上記の記事の通り、迪化街のコンビニでは両替もできず、現金の持ち合わせが少なかったため、見事に手持ち無沙汰感になってしまいました。

なので予約より少し早めに薬局に訪問してみました。

薬局の方は一目で日本人ですか?と聞いてくださりました。

それからは日本語で問題なくコミュニケーションができ、非常に安心感が高かったです。

その後、歩いてすぐ裏にある離れたクリニック(診療所)まで連れていってくれました。

受付〜診断(妻が診察を受けました)

まずは受付です。

受付カウンターで、名前や生年月日などの情報を記載します。(日本語でOKです)

診断料として、現金で300元支払いが必要です。(訪問当時情報です。クレジットカードなどは不可でしたので現金をお持ちください!)

受付自体は非常に簡単。

費用の支払いを終えたら、待合椅子に座るよう指示がありました。

その後、ほぼ待ちなしで中医師の先生が居る診断室(個室です。下の写真にあるように、問診室と書いてあります。)に呼ばれました。

診断結果から処方箋へ

個室に通され、早速先生から最近の症状を聞かれます。

(なお、その際は日本語の通訳さんがついてくれますので、ご安心を)

同行者である私も問診室に入ることができました。

舌診、脈や足首を触るなどといった触診や、日頃の生活週間や困りごとの内容をヒアリングの上、中医師の先生の方で、処方箋を作成していきます。

処方箋を記載しながら、先生からアドバイスがありました。

なるべく冷たいものを食べないようにするなど、(スイカなどは食べないなど)、具体的なアドバイスを交えながら、診断は続いていきます。

私は通訳の先生の話をメモしていました。(なるべく邪魔にならないように静かにしてました。写真撮影許可も快くOKくださりました)

神がかり的な所作

脈診などの触診や、ヒアリングの情報から、中医師の先生が静かに熟考すること数分。

数分後、ゆっくりと筆をとり処方箋を記載していきます。(本当に達筆すぎて、読めない)

なぜか私には、天のお告げを待っているかのような感じに映り、神秘的な情景に移りました。

ゆっくり一字一字、言語化し、言葉に落としていくという感じです。

無から有を作り上げる所作に見えました。まるで錬金術とでもいうか。

そうしてできた処方箋がこちら。(先生のお名前なども含むため、一部のみ切り抜いています)

A4程の紙を受け取ります。

再度薬局に戻り、処方箋と費用を支払います。

漢方薬が作られていく様

提出した処方箋をもとに、日本でいう薬剤師さんと思われるスタッフの方が棚からさまざまな漢方の材料を調合し、薬を生成していきます。

初めてみましたが、本当に調合していく感じなんですね。

支払いの後に聞きましたが、2週間分の漢方薬とのこと。

写真を撮っても可とのことでしたので、いろいろ撮影させてもらいました。

生薬の香りが建物に満たされていき・・・、これが本場の漢方薬局か〜と感動です。

いつも通りの観光・グルメ旅行ではみられない風景を見られたので、満足です。

費用感

費用感は次の2つに分かれます。(2023年8月の情報です)

  1. 診断費用:現金300元(1元 4.5円として日本円相当で1,350円)
  2. 処方薬の費用:症状により大きく異なると思いますが、今回は1050元(日本円で約5,000円強)

合わせて、約6,500円程度となりました。

なお、2.の処方薬の費用については、クレジットカードの支払いができました。

診断費用は現金を求められたので、現金の持ち合わせは必要です。

まとめ・気づき

台湾旅行といえば、グルメと足ツボと、台湾の友人とカフェに行ったり、夜市散策という定番中の定番しかしてこなかった私ですが、今回は漢方薬局にいくという体験をすることができました。

診断料と処方された漢方薬の費用を含めると、約6,500円程度と決して安いとは言えないかもしれませんが、二週間分の漢方薬をもらえます。自身が健康になれるおまけもついた、立派なお土産です。

旅行後の健康のことも考えると、リーズナブルなものではないかとも思えますね。

少し味わってみましたが、なかなかに苦いものでした。

旅行中に気軽に自分の健康相談ができるという体験は興味深い体験となりました。

しかも普段の西洋式の病院に慣れきっていた私にとっては、非常に神秘的な面も含めた体験ができました。(中医師の先生の放つ神秘性とでも言いますか、神がかり的な所作というか)

台湾には食以外にも、健康面の楽しみがあることは気づきになりました。

占いなどもありますし、今後新しい体験としてチャレンジしてみたいと思っています。

漢方薬局の情報

今回訪問した薬局です。

迪化街(てきかがい)からほど近い場所にあります。

生元薬局:日本語のサイトもあります。

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経験 と 習慣 と 厳選

予約は必要かもしれませんが、迪化街の観光の前後などにふらっと立ち寄ってみても良いかと思います。

また、お店にはその場で薬膳の材料なども買うことができますし、日本語のカタログなどがあるので、診察をしなくても、漢方土産の購入目的としても訪問できます。

店員さんも非常に親切で、私のように漢方以前に薬のことがわかっていない人でも優しく対応してくれます。

日本語もバッチリですので、迪化街近辺に観光の際はぜひお買い物しに行ってみてください。

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