【海外発券の事例】複雑なルートを予約した際、チェックインで準備しておくこと

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旅行好きなみなさん、こんにちは。

2024年の夏に思い立ち、2024年の年末年始にサウジアラビア旅行を遂行してまいりました。

旅程はソウルでの海外発券を組み合わせた複雑な旅程。アシアナ航空+キャセイパシフィック航空+Fly nas+ANAを組み合わせてのサウジアラビア聖地メディナ(マディーナ)の往復です。

そして、ANAの上級会員ステータス取得のためのSFC修行フライトを組み合わせています。

図解すると、以下のルートです。

4つの航空会社をそれぞれ手配しながら、8フライトをこなしてきました。

なんとも複雑なフライトを組み合わせながら、一抹の不安と期待感、意気揚々気分と共に仕事納めを行いました。混雑の中、大小スーツケース2つを抱えて電車に揺られて羽田空港へ。

空港でのチェックイン時に起きたちょっとした心配事がありましたので、今後の旅行好きの皆さんのためにも共有します。

セルフチェックイン機が使えず、エラーになり焦る

在宅業務を早めに切り上げ、いざ羽田空港へ。

妻は仕事で、現地合流。

私は早上がりのため私が全ての荷物をもっての移動となりました。余裕をもって3時間前に羽田空港を目指し、予定通り到着。

両手が塞がる2個のスーツケースで移動していました。

早く預けたいと、いつもの流れで自動発券機でチケット発券を試みました。ソウル行きアシアナ航空の自動チェックインの機械に私と妻の分のパスポートを読み取って行き手続きを進めます。

しかし、手続き途中、ビザあるか?という質問が出てきました。当然、韓国出入国はあくまで乗り換えなので長期間滞在でもないし、ビザもいるような条件ではなく、はてな??状態

まさか、サウジアラビアのビザのこと?サウジアラビアのビザはもちろん準備しているのでそれを入れてみるも、進まず。(当たり前ですけど)

画面にはビザをスキャンしてください、と注意あったが無視して進もうとすると、結局まさかのチェックインができず、カウンターへ問い合わせください。との紙が出てきました。

ちんぷんかんぷんです。

チケットではなく、このようなレポートが出てきて、焦る。

正直、焦りました。予約の日付が間違っているのか、有効ではないチケットだったのか、そもそも予約が通ってなかったのか、など色々な心配をよぎります。

なぜなら、ここでソウルに飛べないとすると、その後の全行程がドミノ倒し的になり、破綻してしまうという事態。そのような想像もよぎりました。90万近い旅費がパーです。

出てきた紙を持って、事情説明がてら、近くにいた案内スタッフに確認すると以下。

「お客様、本件の相談については、チェックインカウンターとなります。その際には、搭乗されるお客様全員が揃わないとチェックインも荷物預けもできません」

とのこと。はい。妻が来ないと結局進められないということになりました。

妻はまだ仕事中なので待つしかなく、渋々&モヤモヤ&焦りを伴いながら、空港で1時間待つことに…

その後、無事仕事納めをして、電車に飛び乗ってやってきた妻と合流しました。

呆然とカウンター前で立ち尽くす、の図。

有人カウンターでの手続きへ

妻と合流した時間は出発の1時間半少し前。18時半前です。カウンターの行列も緩和されてきて尚更焦っていました。

妻に事情を説明しつつ、有人チェックインカウンターへ急ぎます。

カウンターで事情を説明

有人チェックインカウンターで、スタッフの方に出てきたレシートを見せつつ、自動チェックイン機ではチェックインができなかったことを説明しました。

受付の方は私たちの予約をチェックしてくださり、「そんなはずはないですし、予約はしっかりありますけどね・・」でも確かにシステム上はうまく進みませんね。との回答がありました。

しかし、対処の方法がわからないということでしばらく待つことに。

スタッフの方がその後、先輩や上長などに確認しに行った結果、以下のことが分かりました。

理由はビザが必要な期間の航空券予約だった

今回、日本とソウルの往復便(アシアナ航空と、ANAを別で手配)とソウル発の海外発券(キャセイパシフィック航空)いわゆるソウル発券を活用してサウジアラビアに行くという複雑な予定を組みました。

(航空券の予約までの詳細はこちらのブログに示します)

その際にまずは日本からソウルの往復の航空券の予約をしています。

再掲となりますが、以下。

ここのアシアナ航空の往路に対して、復路の予約が実は別であるのですよね。

上の図から、アシアナ航空で、東京羽田からソウルの金浦空港を往路として予約しています。

実は、アシアナ航空の復路予約では、別の日程でソウル〜羽田の予約があります。

ややこしいですが、アシアナ航空の予約は別途手配(別切り)のチケット。そしてソウル〜羽田復路は2025年5月に予約しています。

結局のところ、アシアナ航空の予約が往路復路の期間が有効期限が6ヶ月のチケットを手配していたことが原因でした。

どうもこの予約が良くなかったようです。

なぜならば韓国に入国する際のノービザで滞在できる最大の期間は3ヶ月。

対して私が取ってるアシアナ航空の日本〜ソウルの予約は行きが2024年の12月の末。帰りが2025年5月ということで、ノービザ滞在期間の3ヶ月以上の予約を持っているということ。

どうもノービザ期間、3ヶ月以上の滞在期間に対するチケット予約があったことがビザ要件に引っかかったようです。

それが元でシステムがチェックインできないということになったとの回答でした。

海外発券と組み合わせると、説明がややこしい

実際のところ、当然ソウルはキャセイパシフィック航空への乗り継ぎ入国であり、アシアナ航空で入国の翌日に、速やかに韓国を出国する予定。韓国滞在日数は2日です。

それを証明するために、カウンターの方に、他に海外発券の航空券を持っている旨を説明しました。

別切りの航空券予約をすぐ提示できるようにする

別で韓国出国用のチケットを持っている旨を説明するために、以下を提出し説明をしました。

それは、キャセイパシフィック航空で予約したEチケットのコピー印刷です。

印刷した紙をすぐさま見せることができたので、それを元にカウンターの方に説明し、事情が引き継げられるように取り計らってくれました。

こうして、10分程度のチェックインでしたが、無事チケットと荷物預けも完了!

焦りましたが、無事にソウルに向けて出発することができました。

まとめ

今回、日本とソウルの往復チケットと、ソウル発着の海外発券(ソウル発券)で手配したキャセイパシフィック航空のサウジアラビア行きチケット。

アシアナ航空往復の予約がノービザ滞在の期間より長い6ヶ月で予約していたこともあり、チェックインが簡単に進まないという事例が発生しました。

結局、問題なく日本を出国し、ソウルまでの旅ができましたが、この際に役立ったのが、別手配していたキャセイ航空とANAのEチケット。

つまり、旅程全体の工程を示す航空券予約の紙です。

印刷していたおかげで事情も説明しやすく、進めることができました。

  • ソウルには長時間滞在はしないことの証明(韓国入国後、翌日に別の航空会社で出国予定)
  • 日本への帰路便も別途予約手配済み(ANA)

最初はビザが要る、などとの要求がシステムから出てきて、少し焦りました。

しかし、結果オーライ。

これにて無事サウジアラビアに向けての第一歩です。

みなさんも、海外発券を連携した複雑な旅程を組む場合は、予約情報を紙に印刷しておくことをお勧めしたいと思います。

こちらの旅行荷物リストにも、印刷の推奨をしております。

この記事を書いた人
でるた兄さん

40代のうちに、セミリタイアを達成予定のサラリーマン管理職。
妻とより自由な第二の人生を描くため、世界旅行・移住に向けて準備中。
旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
旅に役立つお得情報配信(お得な航空券手配の仕方、SFC修行)や、セミリタイアに向けた生活費などの情報を発信していきます。

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