今回のブログでは、金浦空港発の国際線早朝便に関するポイントを記事にしたいと思います。
韓国旅行の帰りや、トランジットで利用するソウルの空港は以下です。
- ソウル郊外に位置する仁川空港(インチョン:ICN)
- ソウル市内から近い位置にある金浦空港(キンポ:GMP)
特に金浦空港は、日本路線が多くあるので利便性が高い空港。
なんと、朝7時台にソウル発で日本に帰国する便があります。
ただし、朝7時の便に搭乗するには、以下の心配があります。
- いつ頃空港に向かえばいいのか?
- チェックイン〜搭乗まで、どれぐらいの時間がかかる?
- 準備しておくべきことは?
この辺りについて、私自身の経験をもとに、金浦空港発の早朝フライトに搭乗するためのポイント・注意点や準備についてまとめました。

金浦空港の早朝フライトに備えるには、何時に空港に到着すれば良い?
日本行きの国際便を例として以下調査内容と実際私がとった事例をまとめていきます。
私が乗った便は、日本行きの初発便、ANAの羽田行きです(7:45 NH862便)
結論から言うと、
6時過ぎにANAチェックインカウンター付近到着で、間に合うことができました。(出国後のラウンジも少しだけ利用できる余裕もありました)
以下のポイントを整理していきたいと思います。
金浦空港の推奨到着時間は
一般的な話として、国際線は出発の2時間以上前、国内線は1時間前の到着が推奨されています。大体みなさんもこの辺りをイメージしながら空港に到着される方も多いかと思います。
ただし、金浦空港の早朝便に搭乗する場合は、2時間前に行ったとしても、チェックインカウンターは開いていません。
例えば、金浦空港〜日本行きの国際線に搭乗する場合、現時点で一番早い便はANA便です。
出発時刻は7:45です。その2時間前に到着とすると、5:45。
なので5:45には到着しておきたいと思ってしまいますよね。私もそうでした。
が、チェックインカウンターのオープンは6時からなのです。
あれ?と思いましたが、つまりは2時間前の5:45に金浦空港に着いたとしても、チェックインカウンターが開くのを待つしかないわけですね。
心配な方は、上記の通り2時間以上前に行ってチェックインカウンターの行列に早々に並ぶこともアリだと思います。
それはそれで、その後のセキュリティチェックの行列も長くなる前に進むことができて、メリットがあると思います。また、今回のように年末年始のような繁忙期などは、少しでも早目の行動はいいと思います。
(心理的にも、早く搭乗ゲート前に向かえることはメリットですしね。そして、航空会社や空港にも迷惑がかかるリスクも減りますし)
金浦空港 航空会社別の早朝チェックイン開始時間
各航空会社のチェックインカウンターのオープン時間は以下です。
- NH862便:6:00(ANAサイトより)
- JL090便:6:00~6:50(JALサイトより)
他、早朝便に搭乗される際は、航空会社の公式ウェブサイトや空港の案内情報を事前にチェックし、最新の営業時間を把握しておきましょう。

オンラインチェックインと空港での手続きの違い
事前オンラインチェックインを利用すると、
- 空港での手続き時間を短縮できる
- 早朝の混雑を避けることができる
事前に各航空会社のウェブサイトでオンラインチェックインの方法を確認し、活用すると良いと思います。
特に手荷物が機内持ち込みだけで予定している場合、直接保安検査場に向かうことが可能なので相当な時短になります。
一方、空港でのチェックインは、預け荷物の対応や、他細かいスタッフのサポートを受けられるメリットがあります。ただし、早朝の時間帯はスタッフの数が限られている場合もあるため、時間に余裕を持って行動することも求められます。
私の実例
私の場合は、サウジアラビア旅行からの帰路にあたることもあり、夫婦分で荷物はてんこ盛り。預け荷物が多かったので、カウンターで預ける前提でいました。オンラインチェックインは行わず、カウンターで進めることに。
先の情報の通り、チェックインカウンターが6時にオープンということであれば、6時前に金浦空港につけば、良いと判断。今回は電車を使っていくことにしました。
金浦空港から地下鉄で3駅にある、鉢山(パルサン)駅に出発の前日は滞在。
当日は5時に起床し、ホテルをチェックアウト。6時ちょうどに金浦空港に到着。
到着の後はなんと大行列に直面。(搭乗後に知りましたが満席便だったようです)

正直、焦りがありましたが冷静に考えると、全員同じ目的ですし、他にもどんどん集まってくる感じだったので、「結局みんな同じじゃないかい」と、すぐ冷静を取り戻しました。

荷物預けまで30分程度並びましたが、無事手続き完了。

結局、チェックインカウンターで手荷物を預け完了したのが6:35でした。(出発1時間10分前)
その後、速やかに3Fのセキュリティーチェックへ移動。セキュリティチェックへと向かいます。
金浦空港でのセキュリティチェックに関するポイント整理
金浦空港でのセキュリティチェックにかった時間(実録)
今回、年始の繁忙期であったことから、3Fのセキュリティチェックは大行列。本当に時間通りに搭乗できるのか?と心配でした。

ですが、結果として20分程度でセキュリティチェックと出国審査をクリアすることができました。
出国審査をクリアしたのが7:00過ぎです(出発45分前)。
セキュリティチェックをスムーズに通過する方法
セキュリティチェックでは以下のことに注意しておくと、空港側にとっても、ご自身にとっても不毛な時間を消費しないので良いと思います。
- 液体物を100ml以下の容器に入れ、透明なジッパーバッグにまとめておく
別の空港での事例ですが、私の事例ですと、妻の化粧品が100ml以上のものを持ち込もうとしてしまったため、残念ながら没収となりました。(中身に関わらず、パッケージが120mlなどであったらNGです)
- 電子機器を取り出しやすい位置に配置しておく
MacBookを持ち歩いていますが、毎回カバンから出せという指示があるので、あらかじめ出しておき待機。そのため、無駄なくスルーできました。
早朝はセキュリティスタッフの人数が少ない場合もあるため、こういった荷物の整理を事前に行い、迅速に対応できるように準備しましょう。
私がいた時は、本当に大行列で、スタッフも最終的には増員。新たなセキュリティゲートが開放され、その後はセキュリティチェックが進みました。
特に、手荷物の中に液体物や電子機器が多い場合、時間がかかる傾向があると思います。スムーズに通過するためには、前日のうちに事前に手荷物の整理を行い、取り出しやすい状態にしておくことが重要です。
また、セキュリティチェックのルールを事前に確認し、禁止されている物品を持ち込まないよう注意しましょう。
早朝の金浦空港へのアクセス方法:始発時間やタクシー利用を解説
公共交通機関の始発時間と利用方法
金浦空港へのアクセスには、地下鉄や空港鉄道(AREX)などの様々な方法があります。
私は、金浦空港から地下鉄5号線(紫色の路線です)で3駅離れた鉢山(パルサン:Balsan)駅近くのホテルに前泊。

前日にホテルのスタッフに確認してみましたが、地下鉄は大体5時〜5時30分前後に出発とのこと。
それでも不安だったので、直接駅に行って調査をしました。するとわかったのが、鉢山に停車し、金浦空港に向かう最初の電車は5:50発。 5:57に金浦空港着とのこと。
地下鉄の駅には、時刻表が見当たりませんでしたが、地下に入っていく出入り口の階段に以下のような記載がありました。これで安心。

さらには、ソウルメトロのサイトでも念のため確認を実施。以下リンクで駅名検索すれば、わかります。
早朝便を利用する場合、これらの始発時間を確実に調査し、時間に余裕を持って行動することが重要です。
当日はなんの問題もなく定刻で電車が来ました。

タクシーを利用する場合のポイント
料金の目安と所要時間
金浦空港へタクシーでアクセスする場合、ソウル市内の中心部(明洞や弘大など)からの料金は約20,000~30,000ウォンです(深夜・早朝割増料金を含む)。所要時間は渋滞がなければ30分前後です。特に早朝は道路が空いていることが多いため、スムーズに到着することが期待できます。乗車前に料金メーターが正しく作動しているか確認し、目的地を運転手に正確に伝えることが重要です。
深夜・早朝のタクシー手配方法
早朝にタクシーを利用する場合、事前にホテルのスタッフに予約するなどしておくのが良いでしょう。
私は利用していませんが(また利用したらアップデートします)、配車アプリなども活用すると、待ち時間なくスムーズに迎えると思います。
ホテルから出た瞬間、前にタクシーがいたので、声をかけましたが(駅まで歩くのさえ寒すぎる極寒だったので)、残念ながら仁川行きの他のお客さんの予約だったので、諦めました。
なお、タクシーはクレジットカードが使える場合もあったりなかったりするので、クレジットカードを使う際は事前に確実に聞いてから乗りましょう。
レシートの記載確認も確実に!
金浦空港の早朝便に搭乗する場合の注意点まとめ
早朝便で注意すべき持ち物と準備
早朝便を利用する際、以下の点に注意して持ち物を準備しましょう。
- 必要な書類の確認:パスポート、搭乗券など、必要な書類を前夜のうちに準備し、忘れ物がないようにしましょう。オンラインチェックインも必要に応じ活用しましょう。
- 手荷物の整理:セキュリティチェックで弾かれないよう、機内持ち込み荷物のルールを把握し、必要なものだけ手荷物にしましょう。
- 防寒対策:早朝は気温が低いことが多いため、羽織るものを用意すると快適です。
- 軽食の持参:空港内の店舗が営業していない場合に備え、軽食や飲み物を持参すると安心です。一人行動の場合、並んでいるうちにあっという間に搭乗時間になることも。(機内食提供まで我慢できる方ならば、持参する必要はないかもしれませんね)
- 目覚ましの設定:早朝の出発に遅れないよう、複数のアラームを設定し、確実に起床できるよう工夫しましょう。
- 金浦空港までのアクセスの確認:公共交通機関(電車・バス・タクシーなど)の確認をしておきましょう。常に代案をチェックしておくこともおすすめです。
やっぱり事前の調査が大事です
ソウルの空港でのチェックインの流れや、空港アクセスなどを全く調べずにいくのはリスクがあります。
今回は早朝便に搭乗できるよう、事前に色々調査をした上で空港に向かいました。
6時過ぎに空港に着いた瞬間、長蛇の列に直面し、焦りはありましたが、結局のところ問題はありませんでした。
空港スタッフのスムーズな仕事っぷり。感謝です。
ただし、出国後の買い物や免税店をぶらぶらする余裕がなかったので、出国後にこれらの楽しみ方をされたい場合は、もっと早くチェックインカウンターに並ぶことなどの準備が必要です。
私も、もう少し時間があればと思ったので、次回以降はより良い方策を考えていきたいと思っています。(ビジネスクラス利用などを・・ね)
皆さんも、金浦空港からの早朝便で帰国される際には、十分予習し準備しましょう!

その後の搭乗記録はこちらのブログです。
さらにマニアックな情報:
ソウル発券(海外発券)で日本の繁忙期の航空券価格暴騰を避けたい方や、私のようにSFC修行(ANAの上級会員ステータス取得のためにANA便に乗りまくること)をする場合に活用するのがソウル発券。今年はソウル発券のお世話になろうと思っています。