皆さんこんにちは。
先日ですが、ソウル往復と海外発券を応用し、念願のサウジアラビアの聖地、メディナへの訪問が叶いました。手配的に、日程的にもミスが許されない、複雑な旅程の組み合わせとなりまして、大なり小なり焦りがありましたが、無事旅程を完遂。
現在まとめ中です。
さて、今回はその旅の最初の行程である、羽田〜ソウル金浦空港に着いた後の話を共有します。
羽田でも少し焦りイベントがありましたが(以下)、無事に金浦空港へのフライトをチェックイン。いざソウルへ。
フライトも快適で無事到着しましたが、まさかの入国審査の大混雑。長時間待った挙句、乗り継ぎで予定していたエリアへの電車をタッチの差で逃すということになってしまいました。

最終的には、タクシーを使うことになり、予想外の費用も発生。時間もお金も、(妻からのお叱りと)非常にもったいないことをしてしまいました。私の様にならないために、
- 金浦空港に着いた際、できる限り混雑を避けるためにできること
- 上手く電車に乗っていくための準備
について、初心者目線で共有したいと思います。
そう、私自身、ソウル旅行についてはど素人。ソウル市内の移動や切符の買い方も全く知らず、韓国ウォンのお金も持ち合わせていない状態で入国した人間であります。だからこそ、初心者目線でその点の反省も踏まえつつ、皆さんにも有効な手立てとなるよう、今後の役に立てばと思います。
それでは行ってみましょう!
(やっぱり初心者ならばガイドブック持っておくべきかと思いました・・)
金浦空港は年末の大混雑
入国審査の大行列
羽田空港から、ソウル金浦空港に降り立ったのは2024年の年末。
週末✖️年末ということもあり乗客も多く、尚且つ他の便も重なりごった返す状況。機内を降りたのち、人の波の中進んでいくと入国審査には大行列という状態でした。並んでいるほとんどの客は日本人です。
同じように別の便で羽田や関空などからの到着便が重なっていたのです。
定刻22:35着のフライトは少し遅れてしまい、飛行機から出られたのも23時前。他の乗客もあまりの行列にうなだれる様子が見て取れました。
人の多さに写真を撮影する人もいるぐらいの状況でした。そして、審査ブースの数も十分賄える状況ではなく、行列は一向に進みません。
私は、この後仁川(インチョン)空港手前の街(雲西:ウンソとうエリア)に前泊予定だったので、金浦空港から電車で雲西駅まで移動しなければなりません。
行列を待ちながら、雲西までの行き方を探していました。
幸にして、金浦空港の入国審査待ちエリアには速度も十分なWiFiが飛んでおり、電車の乗り方や出発時刻なども調べましたが、それより何より、どんどん電車の最終時間が迫っていく。。
到着した際は、余裕で電車に乗れるだろうと思っていましたが、じわじわと、最終の電車にすら間に合わなくなりような様相・・。相当に焦りながら、入国審査を待っていました。
手続きブースが増えるも・・
なかなか進まない行列を見ながら待つこと約30分以上。
幸いにして、すでに本日の役目をほぼ終えたであろう、韓国自国民用のブースもいくつか解放・共用され、外国人用の入国審査の手続きブースも増えることになりました。
行列も緩和。私もなるべく空いていそうなブースを目指しました。その後、順調に進んでいきましたが、何と突然、私が並んでいたブースが半分クローズ。(頼むわおっちゃん・・・)
それにより、私が並んでいた行列のスピードがまた半分になり、ひとりひとりの手続きに戻りました。
他のブースはかなり効率よくサクサク進んでおり、ずいぶん後ろに並んでいた人にも追い抜かされる状況。今回は後々、入国審査の待ち時間によって大きなロスをしてしまうことになりました。
たらればですが、ここのブースに並ばず、別でサクサク進む所にいたら、きっと電車に間に合ったことでしょう・・。後悔。
結局、入国審査が終わったのは到着から1時間以上経った頃でした。荷物カウンターには回り疲れた荷物たちが・・。
時すでに23:40。仁川空港行きの乗るべき電車の金浦空港発の最終便は24:02だったので、電車まで20分。行ける・行けない?
そもそも電車ってどこにあるの?
どうなるかわからない展開でしたが、賭けに出て、電車に向かいました。
入国審査の行列を緩和する対処法
電車に間に合わなかった話はこの後に示しますが、金浦空港に夜到着される場合、ないしはどこの国でも、時間帯によっては入国審査が混む可能性があります。
それにより、その後の現地移動手段に間に合わない可能性もあります。
今回の反省を踏まえて、なるべく効率的に進むような対処法を簡単にまとめました。
お手洗いは到着前に機内で済ませておこう
この後説明しますが、入国審査ブースなるべく早く到着するため、空港に着く前にできるだけお手洗いを済ませておくことが良いです。
到着してお手洗いをしているうちに、みるみる入国審査場の行列が形成されます。
行列が長くなってしまう前に、少しでも機内でできる身の回りのことは済ませておきましょう。
なるべく機内を早く出る
金浦空港の入国審査は、時間帯によっては他の到着便が集中する時間帯があります。その場合、入国審査の行列に並ぶことが予想されます。審査カウンター数も乗客の集中に対しては多くはない印象です。
私の場合、航空機の到着から、入国審査を過ぎるのに約1時間以上程度かかりました。
そのような行列に巻き込まれないためにも、機内からなるべく早く出るということが大事です。
航空機が到着した際、シートベルトサインがオフになった瞬間に荷物をすぐ引き出して、なるべく前の方に行くようにしましょう。
少しでも前に、なるべく機内を早く出ることが大事です。ただし、他の乗客の皆さんや航空機運行の迷惑だけはしないように!
入国審査まで早歩き
次は入国審査場まで、できるだけ早歩きをするべきと思います。
ただし、決して走ってはいけません。コケたり、周りの皆さんにぶつかったりして迷惑をかけたら大変です。
焦らず、周りの邪魔にならないぐらいの早歩きで、こっそり、かつ戦略的に1人でも多くの人を追い抜き、入国審査場をまっすぐ目指しましょう。
ディズニーランドが開場した瞬間と同じマインド、ですね。
ビジネスクラスを利用する
なるべく機内を早く出る手段の一つとして、できるだけ機内の前方にあるビジネスクラスを利用することも一つの手。
別の記事でも書いていますが、ソウル発着のビジネスクラスを利用すると、このあたりのメリットもあると思います。早めに機内から出してもらえますしね。
余談ですが、SFC修行(ANA上級会員ステータス獲得のためのイベント)において、ビジネスクラスを利用すればより効率的なポイントも獲得できる記事があります。
その際の付加価値にもなりそうです。思い切って、ビジネスクラスを考慮するも手です。
私も次のSFC修行でビジネスクラスでの金浦着を手配したので、実践をして効果を確認していきたいと思っています!
移動についての無知が招いた残念なこと
さて、ここからは私の無知が招いた話です。
結論から言うと、ソウルの移動手段を何の下調べもしなかったことで、電車はタッチの差で間に合わず、より高額なタクシーを使ってしまうことになりました。
金浦空港〜仁川空港の電車情報について予習していなかった
ソウルについては全くの勉強不足のまま、旅行をスタート。
ここ20年ぐらい、全ての旅行を個人で手配し、40カ国程度回ってきましたが、年々荒さがで始める始末・・。
ソウルはかれこれ15年近く訪問しておらず、記憶もほとんど残っていない状況でスタートしました。
行けば何とかなるだろうという、鷹を括っていました(これが大きな間違いなわけですが)。まさにそれがそのまま、自信に痛いしっぺ返しが来てしまったわけです。
今回はこちらの反省を踏まえて追加記事にしたいと思います。
まず確実な反省として言えるのは、金浦空港から仁川空港までの電車の情報や時刻表などについては十分に調べておらず、終電が何時になるのか、どの電車を乗ればいいかなど全く予習をしていませんでした。
Googleマップでの予習もしておらず、ガイドブックも本屋でパラパラと立ち読みで済ますレベル・・。
初心者は、ちゃんと持っておいた方が良いかと思います。
現金の準備も一切していなかった
ソウルに降り立ったら、少しでも現金は持ち合わせたいところ。そのため、ウォンの両替は絶対にせねばならないと思っていました。
なので、是が非でもウォンの現金が必要と、金浦空港で両替できる場所を探し回っていました。
(後で知りましたが、クレジットカードで電車の切符は買えるし、もっと便利な電子マネーカード(T-money)があることを知った・・そりゃこのご時世、ありますよね・・・)
最終的に見つけたのが、金浦空港の到着ロビーから、電車の駅の間にあった、自動両替機でした。
しかし、これも同じことを考えている旅行者で行列・・。5分程度待ってようやく自分の番。慌てながら何とか両替を行えました。(この時点で、電車発車の5分前:23:57分です)
チケットの買い方を知らない
その後、何とか金浦空港駅(日本語でキンポゴンハンと書かれています)につきました。
が、着いて切符を買おうにも、
買い方がさっぱりわからない・・・と言う状況。ハングル語表記が大きく書かれていることもあり、疲労もあり、英語も小さくて頭に入ってこず、何をどうすればいいか全くわからないと言う状態でした。

タッチパネルで、行きたい駅「雲西:ウンソ:Unseo」を探すも、
辿り着けず、結局ゲームオーバー。
タッチの差で、仁川空港行き最終電車に間に合わず
結局、思い返すと疲労困憊と焦りで冷静さを失ったままが敗因です。そして何より決定的なのが、事前調査不足。
わからないまま、金浦空港を到着ロビーを出て、電車に乗り継ごうと歩きました。
しかし、金浦空港の電車までのアクセスは到着ロビーから歩いて10分前後と地味に長い。
時間を消費。
最終的に自動両替機や、電車のチケットの買い方で全くちんぷんかんぷんとなってしまい、頭がバースト。
時間ロスしたことで、タッチの差で最終電車に間に合わないということになりました・・・。

ちょうど同じように日本人旅行者のグループが、ギャーギャー仲間内で焦っていて喧嘩になっていたのをみました。やっぱり、焦りと冷静さを失うと、ダメですね・・。反省です。(妻にも呆れられておりました。私は鼻っぱしから無理だしタクシーに乗るべきだと思ってたんだけどね、と)
なお、仁川方面ではなく、ソウル方面の最終電車はもう少し遅く24:16だったので、そちら方面に滞在していれば電車で行くことができました。
ちなみに、金浦空港からすぐ近くのエリア滞在という手段もアリだったと思っています。
結局、タクシーで高額な移動となりました
結局妻には呆れられ、かなり不穏な空気が漂ったまま、呆然状態。
再度タクシーを使うことにしました。そのため、また来た道をまた歩いて10分弱戻り、金浦空港の到着ロビーに再度舞い戻ります。

そこから、タクシー乗り場へと向かいました。無事深夜12時も過ぎており、外は極寒中の極寒。
タクシーは幸にして2台並んでいました。無事タクシーの運転さんがいることに安心。

現金の準備もあるのでいざという時も安心です。ですが、念のためクレジットカードで支払いをしておきたいと思い、運転手さんに確認しました。
運転手さんはクレジットカードは問題なく使えるよ!(全て身振り手振りでのコミュニケーション)とのことで、この運転手さんに頼みつつ、仁川空港近くの前泊エリアに向けて無事向かうことができました。

タクシー運転手のおじさんの言うように、お会計はクレジットカードが対応。タクシーの中には、クレジットカードが使えないという運転手もいるようなので、クレジットカードを使う場合は事前に要確認です。
最終的には、金浦空港〜雲西(ウンソ)駅近くのホテルまでのタクシー代は53,300ウォン、かかった時間は32分でした。
日本円で6,000円の支払いとなりました・・。地味に痛い出費となりました。

なお、雲西(ウンソ:Unseo)にて前泊した際の記事はこちらです。
電車だったならば・・・
もし、電車で移動ならば、金浦空港〜雲西駅までは37分程度、日本円で500円前後。
タクシーだと10倍かかりましたね・・。差額で一食美味しいローカルご飯が食べられたかと思うと、痛いです。

まとめ
今回、金浦空港に夜23時前に到着しました。年末年始の大混雑や、他の便が重なったこともあり入国審査が大混雑。
入国審査で1時間以上待つことになり、移動先までの電車をタッチの差で逃してしまうという残念な経験となりました。
自身の無知が読んだ部分がほとんどですが、今後のために、入国審査の列に少しでも早く並ぶことをお勧めします。
少しでも先に並んでしまえば、スムーズに入国でき、それからの移動も余裕が生まれます。
時間を有効活用し、無駄な時間や、余計な費用をできるだけ削減して、良い旅にしましょう!
くれぐれも、周りの人や空港のスタッフには迷惑を掛けないように、余裕持って行きましょう。
他、金浦空港の攻略についても色々と記事を上げて行きます。
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