今年もあとわずかになりましたね。年末年始の旅行の計画は、そろそろ本格化している頃ではないでしょうか。
近年は円安や物価高の影響で、航空券の価格も上昇している印象がありますが、計画通りに航空券は確保できましたか?まだ手配していない方は、アクションをおすすめします!
さて、今回は私が手配したエジプト行きの航空券について情報を共有したいと思います。結果的に、夫婦2人分で約52万円という、我が家の生活費を超える出費となりましたが、この購入にはいくつかのメリットもありました。この記事では、その詳細と理由についてお伝えします。
追記:手配した航空券をやっぱりキャンセルすることにしました。 理由についてはこちらで記事にしています。合わせてご覧ください。
さらに追記:エジプト行きをやめて、サウジアラビアに大幅路線変更しました。紆余曲折を経て、海外発券を活用し、大幅なコストダウンで満足いくフライトをゲット。こちらもぜひご確認ください。
手配した航空券と費用:2024年の年末年始
大づかみ航空券費用検索
2024年の年末年始は、カレンダー的によく、有給を混ぜて9連休を活用する予定です。行き先はエジプトのカイロ(CAI)を設定。航空券の検索を行った結果、以下のような価格帯が見えてきました。(検索当時の値になります。航空券の値段は日々変わりますので、あくまで参考としてください)
最安値:中国東方航空(China Eastern)で約21万円
その他の選択肢:多くが30万円前後
結局購入した航空券とその費用
昔は、10万円台で手配できた時代を思うと高騰ぶりに驚きますが、航空券探しは選択肢が多く迷う作業。何度も繰り返し検索しては、家族会議をしつつ行き先を根底から変えようとしてみたりや悩むこと数日。
最終的に選んだのは、アブダビを拠点とするエティハド航空のエコノミークラスのチケット。価格は1人約26万円、夫婦2人で約52万円。確かに大きな出費でしたが、メリットを考慮して購入に踏み切りました。
航空券の費用は、我が家の基本生活費以上
余談となりますが、セミリタイア実現に向けた活動として、支出の管理を行なっています。家計簿をつけながら、毎月の費用を管理しているわけですが、大体夫婦2人の毎月の生活支出は30〜50万円前後です。
なので、今回購入した航空券の費用52万円は、その額を一発で凌駕する費用・・。流石にカード支払いの時は勇気がいりましたが、無事購入手続きを完了しました。
購入した航空券のメリット
今回購入した航空券は、アラブ首長国連邦 アブダビを拠点とするエティハド航空です。
今まで何回か中東やヨーロッパの乗り継ぎに利用してきた航空会社であるし、日本にも乗り入れており、東京からスムーズに中東エリアに向かうことができます。改めて、今回手配した航空券のメリットを示します。
航空券の払い戻し手数料が無料
今回予約した航空券のクラスは(B)であり、予約経緯時の航空券規約通り、払い戻し手数料が0円。旅程を変更することになっても払い戻し手数料のみで費用も戻ってきます。これは昨今の何が起こるか分からないご時世にとっては、安心ですよね。
このおかげで、チケットをキャンセルし、サウジアラビアに行き先変更する理由にもなったわけなのですがね・・。
余談:過去に実際あったキャンセル料の話
実際の私の経験ですが、2010年ごろ、昔エジプトに行くべく航空券を購入しました。その時はカタール航空で予約発券を行ったのですが、何と購入して1ヶ月後、アラブの春によって、エジプト内部が政情不安定となりました。
忘れていた方に、アラブの春:要約は以下です。
アラブの春は2010年末から2012年にかけて、中東や北アフリカの多くの国々で発生した反政府運動と民主化運動の一連の出来事です。これらの運動は、長期にわたる独裁政権や権威主義体制への抗議として始まり、インターネットやSNSを通じて急速に広まりました。チュニジアのジャスミン革命を皮切りに、エジプト、リビア、シリアなどで大規模なデモや内戦が勃発し、政権交代や政治改革を促しました。
アラブの春によって、エジプトへの旅行はキャンセルすることを余儀なくされました。残念ながら、その時は航空会社からの無償払い戻しはされず(航空機は運休されたわけではなかったので)、キャンセル料をやむなく5万円程度支払うという羽目になりました。
ちなみに当時の航空券は約10万円前後でしたので、何もすることなくキャンセル料だけ支払うという結果でした。そんな思い出もありながら、10数年越しのエジプト訪問がようやく叶うのだな〜とも思った次第です。
追記:そしてまたエジプト訪問をやめてサウジアラビアに変えてしまう私・・エジプトとはご縁がないのかなあ??
クレジットカード経由でポイントやマイルが貯まる
今回、50万円以上の支払いを行いました。余談ですが、最近のクレジット支払い審査がかなり厳しいようで、何回か支払い処理が通らず、30分ぐらいかけて繰り返した結果ようやく支払いをすることができました。
後日、私が使っているANAのクレジットカードを通じて支払いが処理されます。私は普段ANAマイレージユーザなので、今回の支払いを通じて得られるポイントがあります。
200円ごとに1ポイントが貯まり、その1ポイントはANAマイルで2マイルになります。
ややこしいですが、非常に単純化すると以下です。
カード支払額の1%がマイレージになるということ。
すなわち、今回約52万円の支払いに対して1%=5,200マイルが積算されることになります。
これって、馬鹿にならないマイルですよね。下記のリンクにあるように、ANA国内線片道が〜300マイルまでの区間無料になります。
*注意:2024年10月27日(日)以降搭乗分の特典航空券について、改定後の必要マイル数を適用とのこと。(なので、5000マイルでは少し足りないということになりますね)
出典:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/amc/award/domestic/terms/info/2407
追記:プラチナカードに変更したので、それだとさらにマイル積算比率が上がります。詳細はこちら。
旅行後に、ANAマイレージ積算が100%
今回予約した航空券はいずれの区間もクラスで言うと(B)になります。
下図によると、普通運賃タイプの予約クラスBにあたり、区間基本マイレージに対する積算率は100%と記載があります。
よって、今回の区間をマイレージ計算してみると以下になります。
区間 | マイル | 回数 | 積算率 | 獲得マイル |
NRT-AUH | 5025 | 1 | 100% | 5,025 |
AUH-CAI | 1476 | 1 | 100% | 1,476 |
CAI-AUH | 1476 | 1 | 100% | 1,476 |
AUH-NRT | 5025 | 1 | 100% | 5,025 |
13,002 |
積算マイルが100%で長距離であることから、1人あたり、13,000マイル積算が見込めそうです。つまり、夫婦2人で旅行する際の獲得想定ANAマイルは、
5,200マイル(カード支払い)+13,000マイル×2人(フライトマイル)= 31,200マイル獲得ができそうです。
マイレージ計算は航空会社のサイトなどでも検索できるのですが、グローバルで簡単に使えるものがあるので、こちらを元に算出しています。
まとめ
今回、2024年の休みを利用して、中東はエジプトに訪問するべく航空券を購入しました。
費用の総額は1人約26万円。夫婦2人で52万円という航空券を購入しました。(追記:その後キャンセルし、サウジアラビアに旅程を大幅変更)
今回手配した航空券は我が家の月の生活費を超える費用となりますが、以下のメリットもあります。
- 払い戻し無料(キャンセル無料)の航空券
- クラスが高めのエコノミー航空券であり、ANAマイレージも100%積算可能
- 積算ANAマイレージ総数は3万マイル越えが期待できる
- 3万マイルあれば、夫婦2人で韓国往復や、国内往復旅行ができそう
これから詳細な旅程や宿泊先の手配を進めていきます。旅行費用の具体的な内訳や旅の感想なども、今後ブログでシェアする予定です!
追記:先述のように、より安く旅行を手配する方法にシフトしたため、キャンセルを行いました。
なお、個人旅行はこの手の対応であったり、新たな旅行先検索など、非常に手間がかかります。
いっそ旅行会社に頼んでしまうと言うのもある意味で時間的な大きな効率化になります。
自分で手配するのはちょっと・・と言う方は旅行会社を活用しましょう。
↓クリックしてご参考ください。中近東特集もありますよ。
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