ANAダイヤモンドメンバーへ:夫婦で50万のチケットを買った理由はこれ!

ANAダイヤモンドメンバーへ:夫婦で50万のチケットを買った理由はこれ! SFC修行
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こんにちは。でるた兄さんです。
今回は「SFC修行、いよいよ最終章!」というテーマで、私が ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)取得のために、最後に夫婦で50万円のチケットを買った理由について、正直に、リアルにお話ししたいと思います。

もしあなたが今、「ANA SFC修行ってどんな感じ?」「最後の一押し、どうやって達成すればいい?」「修行、いつ終わらせるべき?」と悩んでいるなら、今回の体験はきっと参考になるはずです。

実は、私はすでにライフソリューション経由でSFCプラチナ資格を確定させていたのですが、それでも「自力で、飛行機で、最後を締めたい!」という思いから、プレミアムポイントを貯め切る旅を敢行しました。しかも今回は、夫婦で ビジネスクラス。(復路だけです)

効率だけでは語れない「修行の終わらせ方」もある──。
そんな“締め方”の選択肢として、ぜひ読んでみていただけたらと思います。それでは、私の “最後のSFC修行” の記録、スタートです!

(しっかりANAの案内に誘惑される自分も自分ですw)

まもなくANAプラチナ・・の誘惑

SFC修行の最終章、ダイヤモンドも見据えたラストスパート

来季SFCはライフソリューションで確定済み、でも待てなかった理由

すでに私は “ライフソリューションサービス” を駆使して、来季2026年のSFCプラチナステータスを確定させていました。

具体的には、ANAの航空便利用でのプレミアムポイントだけでなく、ANA関連サービスの利用数(ライフソリューションサービス)とANAカード/ANA Pay決済額の達成という “3本柱の条件” を満たすことで、ステータスが付与される制度を利用していたからです。ana.co.jp

プラチナステータスは、下図のようにプレミアムポイントが3万以上、ライフソリューションサービス利用が7以上、ANAカード、ANA Payの決済が400万円以上で達成可能。

2025年9月時点で、それらの条件は達成済みでした。

ANAのサイトより引用

本当にこの制度のおかげで、飛行機の搭乗を最優先することはなく、上級ステータスを実現できる可能性が広がったのは事実。

特に、今年は事前戦略を練っていたことに加えて、出張・旅行等をのイベントも多く、決済がまとまったものに。ライフソリューションのカード決済で条件を満たす道筋があるというのは非常に魅力的でした。

ただ、それでも来年までステータスを待てなかったのが本心です。その理由は以下のあたりにあります:

  • “まだ来年まで待つ”ことのもどかしさ
     ライフソリューションでステータスを確定できるとしても、その適用は翌年4月から。つまり、確定はしたものの “プラチナステータスのサービスを享受できるのは4月から” という待ち時間が発生します。仮に2025年の12月いっぱいまで、せっかくPPを貯めて達成できたとしても、4ヶ月近く焦らされる。それをなんとなく “機会損失” と感じてしまいました。
  • もっと自分の力で達成したいという願望
     確かにこのライフソリューションサービス活用は、フライト、クレジットカード、ANAの様々なサービスを利用し、総合的に条件さえ満たせば合理的に達成可能。けれど、私はどうせここまで来たのなら、ANAの航空券を乗り切って自分で達成するという達成感を味わいたたくなってきたのです。
  • ダイヤモンドを見据えた戦略
     実のところ・・ステータスをプラチナで終わらせず、次のステージに向かいたかった。それはダイヤモンドステータスです。ライフソリューションだけでプラチナを取るのはいい、でもそこから実はさらに上のサービスが届きそうなので、一気に攻めていきたいという思いとなりました。

こうした思いが重なって、「来季にプラチナ確定しているとはいえ、今この機会を逃したくない」という気持ちが私を動かしました。

プラチナステータスとダイヤモンド、その差をどう見るか?

ステータスの話をする時、「プラチナ」と「ダイヤモンド」の違いはしばしば語られます。でも私自身、この “差” をどう捉えるかは、単なるステータス比較以上の意味を持っていました。

まず、公式基準で見ると:

  • プラチナステータス:年間の獲得プレミアムポイント(PP)50,000ポイントなどが基本条件。
  • ダイヤモンドステータス:さらに高い実績が必要。通常100,000PPが必要ですが、ライフソリューションを活用した “ステイタス獲得チャレンジ” を利用することで半分の条件で挑めるという制度も存在します。

それらのステータスの違いの中でも以下の点がポイント。

  • 優待・恩恵の違い
     プラチナにはラウンジ利用、優先搭乗、手荷物優先などの特典がありますが、ダイヤモンドにはさらに広い選択肢。たとえば、空席待ちの優先・スイートラウンジ利用拡張・その他の優遇サービス──これらが圧倒的なワンランク上の旅体験をもたらすという点。
  • 先行体験という満足度
     飛行機を頻繁に使う身として、「すべてがワンランク上で使える」の安心感と余裕は、旅そのものへの意欲にも影響します。
  • 将来的なステータス戦略
     プラチナで止まるか、そこからさらに“挑戦”してダイヤモンドを目指すか。私は後者を選びたい自分がいました。

ですので、プラチナとダイヤモンドの差は “数字上の条件差” ではなく、「旅をより贅沢に、より安心に、より上質にするかどうかの選択」だと、私は思っています。

フルタイム勤務と修行の両立に限界を感じた瞬間

ここまで、色々と考えを述べてきましたが、ここがもっともリアルなところ――

SFC修行を日々の生活と並行して進めて行くときに起こる苦しさや、正直めんどくさいな・・と思った瞬間の記録です。

私のスタイルは、フルタイムで仕事をしながら旅やSFC修行を組み込む形ですが、その中でも色々な調整”が増え、体力と時間のバランスがじわじわと圧迫されていった時がありました。

今年の4月ごろ、かなり体調を崩した時がありました。(高熱で数日寝込むと言う状態です)

春先の寒暖差が大きめな気候の中、週末旅行を繰り返してきたり、業務多忙と出張が重なって、夜便→から帰ってきて1日中仕事という流れがあったり、その中でも週末も弾丸旅行を詰め込んだりして、正直その疲れを引きずったまま出社することも。

旅行中はテンションが高めで楽しんでいるのですが、体自体は悲鳴をあげていたのかな・・とも。


また、“小刻みなルート組み” を繰り返す修行は、いつも旅の計画最適化に追われ、精神的に疲弊することが何度もありました。

表向きではうまくいっているようですが、裏ではホテルの手配、仕事の後の足の確保、週末の修行の時間を確保するために、平日は仕事を追い込んだり・・。

特に「この週末で〇〇便を取ればビジネスクラスも取れて効率的」という誘惑を断れない自分と、「でも仕事・体力が持つか?」という現実との間で揺れる瞬間が頻出しました。


SFC修行達成の最終便は夫婦でビジネスクラス

Screenshot

小刻み修行に終止符、妻の一言で価値観が変わった

出張以外のどの旅においても、妻を連れて行く(連れ回す)感じでしたが、(理由はこちら)いよいよ体調不良もあり、何しているんだろうかと思っていたころ。

妻と話していて、「最後なら、効率より行きたいところに行って、楽しみながら取ったら?アンタ、そのために働いてんじゃないの?」

この妻の一言が、私のSFC修行観を大きく変えるきっかけになりました。


これまでずっと、PP単価や効率を追い求め、小刻みにフライトを重ねる“まさしく修行的”な旅ばかりをしていました。週末ごとの弾丸台湾、細かく刻んだ国内線、海外発券…そんな旅ばかり。

でもその積み重ねのなかで、いつしか旅そのものを楽しむ余裕が薄れていたことに、ようやく気づかされた感じです。

目的と手段を取り違えるパターンですね。(もちろん、飛行機に乗ると言うことも大事な目的)

だからこそ、最終便は “効率重視” から離れて、「自分たちが行きたい場所へ、ゆったりと楽しむ旅」にしようと決意しました。

お金よりも中身、数字よりも記憶に残る体験を思い切って優先!そう思えたのは、やっぱり(鬼嫁)妻の一言があったから。(というか、ソウル発券とかめんどくさいから、もういい!と言われたのも事実笑)

その心の変化が、PP効率、PP単価、旅行費用のことを完全無視して、思い切って“2人でビジネスクラス”という選択につながっていったのです。

最終便の決断、2人で50万円のチケットを買った理由

流石に一人当たり20万越えのチケットはビビる・・。ハイシーズンでもないし。

では、なぜ “2人で50万円” 超の航空券を投入するという決断に至ったのか。その背景にはいくつかの理由があります。

まず、時間と体力の節約


小刻みな修行ルートを重ねていくと、移動や乗り継ぎの手間、体力の消耗がじわじわと積み重なります。先ほどの通り、特に私の場合、仕事と並行する中で、無理のない旅程を確保したかった。
ならば、一発で“一気にポイントを稼ぐ”ルートを選ぼうと。>>それがビジネスクラス。

次に、旅の質を落としたくなかったから
修行の最終便ならば、飛行機の旅も最後のご褒美にしてもいいのでは?からのビジネスクラス。最後ぐらい、とことん贅沢をしてみたい。

正直、台北発見のビジネスクラス利用で、ANAのビジネスクラスの素晴らしさを体感したと言うのも決定打。


ビジネスクラスを使えば、専用チェックイン、ラウンジ利用、快適な機内空間など、空旅の格が変わる部分がたくさんあります。

ANAのビジネスクラスでは、機内Wi-Fiやエンターテインメント環境の充実なども提供されています。ana.co.jp 料理の質やサービスも本当に最高。

さらに、ステータス獲得戦略も絡んでいました。


先ほど述べたように、すでにライフソリューションでプラチナ資格は確定。

それだけで満足せず、次の“ダイヤモンド”という視野も見据えていました。ライフソリューションでのダイヤモンド資格ゲットということです。

ダイヤモンドは、ANA便で5万、ライフSol7サービス、クレカ500万でいける。

すでに今年はANA便をメインに搭乗を繰り返していたおかげで、スターアライアンスでもなく、ANAメインで50,000PP目前だったのです。

ここを5万に到達し、クレジットカード利用も500万円を越えれば(すでに超えた)、来季のダイヤモンドステータスが確定するというわけ。

ダイヤモンド資格ゲットもありますが、何より、記憶に残る旅にしたかった。ということも大きいです。


SFC修行を振り返ったとき、「ああ〜あの最終修行は特別だったな〜思い切ってよかったな!」と感じたい。そう思えるような最後の便を、自分と妻で選ぼうかなと。

こうした想いが積み重なって、50万円弱という“贅沢な”チケットを選ぶという決断に至りました。(正直、理屈がどうのこうのより、酔っ払った勢いでチケットを発券したという面もありましたが・・)

修行の終着地に選んだANA便ビジネスクラスの魅力とは


では、その“最終便”として選んだ ANA便ビジネスクラス の魅力を、後日のブログで詳細に読者の皆さんにも伝えたいと思います。これがただの贅沢ではなく、修行を締めくくるにふさわしいイベントになるのだろうなと、搭乗を後日に控えた自分でも感じています。

専用サービス・空港での優遇

ビジネスクラス利用者には、専用チェックインカウンター保安検査・出国審査の優先レーン が提供されることが多く、出発前のストレスを軽減できます。ana.co.jp
さらに、手荷物には “PRIORITY” タグが付与され、受け取りも優先的。搭乗から着陸後まで、随所で時間の余裕と快適さが感じられます。

機内体験・サービスの上質さ

ANAの国際線ビジネスクラスでは、Wi-Fiサービス大画面エンターテインメントシステム が完備されており、機内でも仕事やリラックス時間を自由に使えます。ana.co.jp
また、機内食・ドリンクにもこだわりがあり、ラウンジ同様に上質な料理が提供されることも。
アメニティも充実していて、消耗品や快適性に対する配慮も感じられるラインナップです。ana.co.jp

PP効率との折り合い

ビジネスクラス運賃は確かに高額ですが、その分 積算率・1フライトによるPP取得効率 で有利になるのは正直なところ。

一発のフライトで、多くのPPを稼ぐには、PP積算率が高い上位クラスを選ぶのが常套手段。(もちろん、値段との折り合いが重要)

改めて基礎から抑えたい方はこちらの記事を参考ください↓

例えば、Zクラスなどのビジネスクラス運賃では積算率125%などのボーナスが付きます。


つまり、単価だけを見れば割高に思えても、ポイント獲得量で“お得感”を生み出す戦略が成立するわけです。

私の場合、復路のバンコク〜羽田をビジネスクラス(Zクラス)にしたので、以下のようにマイルとPPが貯まります。

プラチナカード、ブロンズステータス1年目、バンコク〜羽田のZクラスの場合です。

一フライトでもプレミアムポイントとマイレージが5,000以上獲得できるのも効率的です。

心の満足と旅の締めくくり

最終便がビジネスクラスであるという事実は、精神的にも大きなリターンがあります。
“旅を楽しみつつ修行を終える”という理想を形にできる。

食事や快適な機内空間でゆっくりと楽しんで帰国し、翌日の仕事に備えることもできる。

何より、旅の最後にこれまた素晴らしい体験が得られる。その達成感・幸福感は、数字では測れないことになるではないかと期待しています。

まとめ:効率だけじゃない“SFC修行の締め方”もある

今回のSFC修行の最終章は、「PP単価」や「効率」といった指標から少し距離を置いて、「自分たちにとって意味のある旅とは何か?」を問い直す時間になったように思います。

もちろん、これまでの修行はすべて無駄ではありませんし、(結構詰め込みましたが)楽しい思い出ばかりです。

週末の弾丸台湾、ソウル発券、石垣経由の国内線…ひとつひとつの経験が積み重なって、ANAの上級ステータスという成果を手に入れることができそう。

そして、最後のSFC修行を終わらせる旅に選んだのは、妻とのビジネスクラス旅行。


疲れた体を労わり、過去の努力にご褒美を贈るような意味も込めて(ってか、酔った勢いが一番あったが)


支払う対価は正直大きかったです。

でも、改めて思うのは、何のために働いてお金を稼いでいるんだろうと。セミリタイアのためにここ数年は(旅行以外は特に)節約重視で、追い込んできたのは事実です。

その中で、決めたSFC修行。

何となく修行という言葉に引っ張られて、「どこまでコスパを追い求められるか?」最適なPP単価やルートはないか?ばかり調べて時間ばかり取られることも。

それも一つの楽しみですが、時には「この1回の旅で、どれだけ満たされるか?」という視点も持って良いのではないか、と思うようになりました。


これからSFC修行を目指す方へ

もし、いまSFC修行を始めようと考えている方がいらっしゃれば、ひとつだけお伝えしたいのは──

修行ではなく“自分のための旅”であるということ。

たしかに、数字とにらめっこしながらルートを組み、効率を考えるのは楽しいし、修行の醍醐味でもあります。

でも、それに囚われすぎて疲弊してしまっては本末転倒。実際体調を崩した時は、何やってんだろうと思ったのは事実。

自分のペースで、自分のやり方で、そして思い切って、自分なりの“締め方”を見つけていただけたら嬉しいです。

そして、できれば──
一度くらい、ちょっと背伸びして思い切って奮発してビジネスクラスに乗ってみてください。


「飛行機って、こんなにも快適で優雅なんだ」と感じられる瞬間が、きっとあります。
それは、あなたのSFC修行の締めくくりを、より豊かなものにしてくれるはずです。

(ちなみにANA様とは何の関係もありません。単なる推しの一人です)

一緒に、素晴らしい旅をしましょう!

この記事を書いた人
でるた兄さん

航空旅行好きな40代サラリーマン。
40代のうちに妻とより自由な第二の人生を描くため、住みよい海外を探し中。旅行好きが高じて、総合旅行業務取扱管理者取得。
航空会社ANAの上級会員ステータス取得(SFC修行)のコツや、誰でも実践できる旅行の情報を発信していきます。

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