こんにちは。2025年にSFC修行を決意してから、いよいよその最終フライトに突入しました。
これまで韓国、台湾、国内線と何度もフライトを繰り返し、ついにプラチナステータスに手が届くところまで来ました。
そして今回の修行フライト──羽田からバンコクを経由してチェンマイへ向かう旅程が、まさにその「ラストフライト」となりました。
深夜便での出発、乗り継ぎの不安、現地での移動や空港の過ごし方など、最後の旅には不安もありましたが、それ以上に達成感と楽しさが詰まった時間でした。
今回は、そのSFC修行の最終章として、実際の搭乗ルートやバゲージスルーの流れ、ラウンジ活用、チェンマイでの過ごし方まで──リアルな記録としてまとめてみました。
SFC修行をこれから始める方、またラストスパートに向かっている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
SFC修行の最終章、ついにプラチナステータス達成へ!
仕事終わりから羽田空港へ、深夜便で出発の流れ
前回のブログ記事で、SFC修行の最終章として、夫婦で50万のチケットを手配。
ついに出発の夜が来ました。
数日前からソワソワしながら、旅行当日。なんだかんだでバッタバタで仕事を終え、洗濯を済ませつつ荷造り。
バンコク行きの便は日付が変わる深夜便だったので、少しゆったりした時間を作ってから羽田空港へ向かう──そんな流れでした。
実は今回、このANAでのバンコク経由チェンマイ行き旅程でSFCプラチナステータスが確定するという、いわば “最終章” にふさわしい一発。
だからこそ、出発前の準備に意気込みを。
・・・と言いながら何も変わらず風呂に入って体をほぐして睡眠モードに切り替えてから空港に着くようにしました。
羽田空港には、余裕を持って到着。いつも通りプライオリティパスが使えるラウンジでフライト前の食事とお酒をと。
サクサク行動を進めるために、出発便の前には必ずアプリをチェックして、カウンターの場所やゲート番号を押さえておきます。
そして搭乗手続き。深夜便ゆえ、空港もひっそりしていて、混雑はそこまでありませんでした。
Webチェックインで事前に押さえていた座席を決めて、荷物を預け、保安検査を通り、搭乗ゲートへという流れ。
いつも通りのプロセスですが、今回はSFC修行の最後ということもあり・・何度このカウンターを今年は行き来したかと思うところです。
深夜便ということもあり、機内ではほぼ “睡眠戦略” に徹しました。寝られるだけ寝て、体力を温存したかったからです。
うつらうつらで目覚めたらもう着陸態勢という、夢のようなフライト時間でした。
羽田でのチェックインは?チェンマイまでスルーできた理由

今回のSFC修行、タイ往復編においてですが、私が不思議と共に、これは楽だな〜と思ったポイントが一つ。
それは荷物が羽田からチェンマイまでスルーされる“通し預け入れ(バゲージスルー)”が可能だったこと。
これのおかげで乗継時に荷物をピックアップしたり、再度預け直したりするストレスを回避できました。
でも「なんでスルーできたの?」と思われる方も多いはず。国際線は、入国した最初のエリア(この場合はバンコク)で、荷物をピックアップしてから国内線乗り継ぎになるのでは?と。
私もその一人でした。
最後の最後まで懐疑的な気持ちでバンコク行きの機内搭乗したのも事実。
結果全く問題なしだったのですが、後で調べてみると、今回のチケットは羽田発のANA便とバンコクエアウェイズ(PG便)を通しで手配できるチケットだったことがバゲージスルーになった大きな理由の一つ。
こうした “提携便” や “通しチケット” の契約の下では、航空会社同士で荷物をつなげてくれることがあります。
実際、日本でのチェックイン時は、有人カウンターに赴き、「バンコクエアウェイズでチェンマイまで行くのですが、荷物はチェンマイまで届くのですか?」と確認しました。(しつこいですが・・、2回も笑)
すると、手荷物にBKK→CNX(チェンマイ)の手荷物タグをつけてもらい、「手荷物はバンコクでピックアップではなく、チェンマイで引き取ることになりますよ」とのことでした。
よって、このような場合、バンコク空港で自分で荷物を受け取る必要はありません。
さらに、バンコクでの乗り継ぎ時に「そういうことか!」ということでしたが、バンコク空港では“トランスファーカウンター” を通る流れが整備されています。
乗り継ぎ客が使える専用ルート(Transfer Counters)を使い、国内線へとスムーズに接続できるようになっている空港構造です。
これがあるからこそ、チェンマイ行きの国内線チェックインを改めてする必要も、荷物を引き取る必要もなく、“通しルート” が保たれたわけですね。
ただし注意点もあります。通し運賃や航空会社の提携状態、手続きをする空港での扱いなどで “スルー可否” が変わることも。
確実性を高めるには、予約時に「最終目的地まで荷物を送りますか?」という確認をすることを強くおすすめします。
バンコク空港の国内線乗り継ぎエリアと移動の注意点

さて、羽田から飛び、バンコク(スワンナプーム空港)に早朝着。(睡眠特化型イヤホンのおかげでほぼ睡眠・・だけどエコノミーの座席なので体はガチガチ・・)ここからチェンマイ行き国内線に乗り継ぐ──しかしこの乗り継ぎ、思ったよりタフな道のりでした。
まず、国際線ターミナルから国内線乗り継ぎエリアまでの移動距離が結構なものでした。
早朝4時過ぎに到着したあと、指示に従い歩くルートは1kmほどに及び、重い荷物を持った(私の場合はPCや、充電器、本など)移動は体力を使います。
乗り継ぎ時間が短い旅程だとこの移動が心理的にもネックになり得ます。(私の場合は3時間半程度の乗り継ぎ時間を確保していたので余裕でしたが)
歩く途中は “Transfer” の看板を頼りに進むことになります。床の案内や天井看板を見落とさないように、流れに沿って進むのが大切です。
注意しながら歩いていれば、まず間違うことはないです。(タイ国内線乗り継ぎ:チェンマイ、チェンライ、プーケット、クラビ、サムイなどはこちら・・・という看板が目線の上にあります)
次に入国・移動のフロー。
国際線到着後、乗り継ぎ客は専用の “トランジット入国審査ブース” を使えることが多く、パスポートコントロールを経て国内線出発エリアへと進みます。
通常の入国審査とは異なる “トランジット用” のレーンが設けられているケースが多いです。
この審査ブースは、朝5時など早朝にオープンすることが多く、到着が早すぎても順番待ちが発生します。私も少し待機してからゲートがオープン。スムーズに通過しました。
さらに、国内線のゲート移動中には保安検査や航空会社のチェックもあります。乗り継ぎ先の航空券やパスポート、搭乗券などを提示できるように手元に出しておくと流れがスムーズ。
また最近、スワンナプーム空港には Automated People Mover(APM)という無人移動システムが整備され、中継ターミナル間移動の効率化が図られているとの情報も。ウィキペディア
これをうまく使えば、ターミナル内移動の負荷を少しでも軽くできる可能性があります。
ラウンジの恩恵を実感!朝食からスマホ充電まで快適空間

バンコク空港での乗り継ぎ時間は、ただ時間を潰すだけじゃもったいない。むしろラウンジをフル活用して意識も高めつつリセットする、これを可能にするのがプライオリティパス。
バンコクでも、その効果を実感です。
私が利用したのは、スワンナプーム空港の国内線ターミナルに移動した後にある Coral Lounge。
料理やドリンクの種類が豊富で、タイ料理・洋食とバラエティに富んだビュッフェスタイルが楽しめます。
特に嬉しかったのは、ホットミール・パン・コーヒー類が揃っていたこと。朝早い時間帯には助けられます。
また、スマホやPCの充電インフラも抜かりなし。ラウンジ席には 充電ポイント/USB電源ポート が整っていて、安心して長時間滞在することができました。機内で充電を忘れた私のスマホもここで給電。
高速Wi-Fiが使えるのも、次の移動先の情報確認に役立ちます。
こうして、深夜便で寝ぼけた頭にタイの朝食でエナジーを補給し、スマホもしっかり回復させて、次のチェンマイ便に備える──
やっぱりラウンジの恩恵 は、SFC修行を超えて、旅そのものを快適にしてくれる存在です。
経由地の旅が楽しくてたまりません笑
プライオリティパスについては、こちらの記事でもまとめていますのでぜひご覧ください。
SFC修行ではなく、ただの癒しのチェンマイ旅行

チェンマイ空港から市街地までのアクセスとGrab事情
そんなこんなで、チェンマイ行きの便に搭乗。機内食と睡眠時間に充てたら気づけはあっという間にチェンマイ空港(CNX)に到着。
羽田でのチェックイン時に言われた通りに、荷物は無事にカウンターに到着していました。(なお、国際線から乗り継いだ人だけ進める手荷物カウンターに案内されます。ちゃんと道案内されるので、まず間違えることはないはず)
国際線ターミナル側から出ることになり、目の前に両替所が。早速両替。(私の時は1バーツが4.6円ちょっととなりました。。高いよね。。)
チェンマイ空港での両替レートと、街中でのレートは大差がない印象でした。
さて、お金もしっかり確保したら、最初に気になるのが “市街地までどう移動するか” というところ。実はアクセス手段はいくつかあって、荷物や時間と相談しながら選ぶといいです。
Grab(配車アプリ)
Grabは空港でも使えます。ただし、Grabのピックアップ地点は到着ロビーを出て 外のGrabゾーン に設定されていることが多く、案内板に従って出入り口を出て少し歩く必要があります。国内線側の北の端っこの出口を出たらありました。
後で聞きましたが、アプリ上では “空港ピックアップ” の料金設定がやや割高になることもあるので、近くの道路上(空港外側)をピックアップ地点に設定すると割引になるという裏技も聞きました。
目安として、旧市街までのGrab料金は 約 140〜180 バーツ あたりという報告が多いです。(私の場合は188バーツ。チップ込みで200バーツとなりました)
タクシー(公定料金・交渉制)
空港タクシーは固定料金制を採ることが多く、旧市街までは 約 150 バーツ前後 の設定が見られます。
交渉制のタクシーもいますが、英語や価格交渉に自信がないなら、空港公式タクシーの料金表を確認しておくと安心です。
ソンテウ(赤の共乗りトラック)
地元の交通手段“赤いトラック”(Songthaew)は、1人あたり 約 40 バーツ で市内へ連れて行ってくれることもあるようです。
ただし、他の乗客を待つケースやルートの遠回りがあるため、荷物の多い人にはあまりおすすめはできませんし、オープンエアーになる場合もあるので、酷暑期や雨の時は大変かもしれません。
到着後すぐマッサージとカオソーイ、最高の初日ルーティン
そんなこんなで10分少して旧市街のホテルに到着。ホテルへチェックインできる時間を確認したら、12時からなら部屋に入れるとのこと。
それまでの間、スーツケースを預けて、私は着いたその足で ホテルの隣にある足マッサージ に直行しました。
街歩きをしてみた感じ、チェンマイでは、1時間の足マッサージが 約 350 バーツ前後 が相場感。チップを 50 バーツほど(合計で約 400 バーツ前後)出すと、施術者にも礼儀が伝わります。
施術後、少し体がほぐれたところで、昼食には チェンマイ名物「カオソーイ」 で自身にご褒美を決めにかかる。

カオソーイとは、ココナッツミルクベースのカレースープに揚げ麺を乗せた北部タイの郷土料理。コクと辛さのバランスが絶妙で、香り高いスープと揚げ麺の食感がクセになります。
ラオスのルアンパバーンにも同様な名前の料理があるのですが、こちらとは全く違います。(ラオスのカオソーイは、これはこれで絶品なのでぜひ訪れて欲しいです)
スープのベースが濃厚なので、朝から飛行機で疲れた体にじんわり染み渡る感じ。高級店というより、迷わず地元店で頼みたい一品です。89バーツでした(410円程度)
こうしてマッサージとすぐ近場で地元料理を味わう──チェンマイに午前中に到着する初日のルーティン は、SFC修行の疲れを取りつつ、旅気分をじわじわ立ち上げてくれる黄金の組み合わせでした。
昼寝からの再始動、モン族市場で雑貨ハンティング
ホテルに12時過ぎにチェックイン後、外はすでに暑い時間帯。
31度とのことですが、それ以上に感じるジリジリ感。私たちはそのまま 昼寝モード に突入。気がつけば深い眠りに誘われ、15時を過ぎていて、「さて、そろそろ動こうか」と体を起こしました。
Grabを使って最初の目的地は モン族市場。ここでは布製品、刺繍小物、財布、スカーフなど、モン族ならではの図柄や素材の雑貨が並んでいます。10バーツ(46円)のポーチもあり、思わず「全部買って帰りたい…」と思ってしまう魅力。

ただし、この市場は エアコンがなく、風通しも悪い ので、正直汗だくになりました。冷たい飲み物を持参して行くか、涼しい時間(夕方近く)を狙うのが賢い選択と思います。真昼よりも午後遅めが快適です。

買いたいものをいくつかピックアップして、値段交渉も楽しみながら。けれど、荷物が増えると移動が面倒になるので、良さそうなものだけを選ぶよう自制・願力もきくようになりました(笑)。
市場近辺には ワロロット市場(Warorot Market) もあり、モン族の露店が混ざる通り「トロック・ラオジョウ」などが有名。ここでは干物、食材、雑貨、衣料品などが所狭しと並んでいるので、時間があれば覗いてみる価値ありです。
ワットチェディルアンの静けさと旧市街の魅力に癒されて

こうしてモン族の市場を楽しんだ後は、街歩きを続けてましたが暑すぎてへとへと。汗だくになり、疲労感もあるのでGrabでホテル近くのカフェで休息。
冷たい飲み物で癒された後の夕方、近くのワット・チェディルアン(Wat Chedi Luang) へ移動。
このお寺はチェンマイ旧市街の中心に位置し、その荘厳な仏塔(チェディ)がひときわ目立ちます。14世紀から15世紀にかけて建てられ、かつては高さ約 82 メートルのチェディを擁していたとの記録も。
今でもその遺構から伝わる重厚感と佇まいには、時間を忘れて見入ってしまう静謐さがあります。
旧市街エリアにはお寺が点在しており、街歩き自体が心地よい。ローカルの路地を歩けば、雑貨屋、カフェ、寺院、レストランが混在し、のんびりとした時間が流れています。
特に夕暮れ時の光と影、お寺のシルエット、通りを吹き抜ける風──この瞬間、「この街にきて選よかったな〜」と心から思う瞬間が何度も訪れます。
この夜は再びローカルレストランで カオソーイとチャーンビール を熱くなった体に染み込ませながら、SFC修行旅の初日を静かに祝いました。
チェンマイは空港が街から近く、移動のストレスが少ないのも魅力の一つ。渋滞もなく快適。適度な都会と静けさがある街です。そして何より、旧市街の落ち着いた雰囲気とお寺の空気感が最高。SFC修行であることを完全に忘れてしまった旅の初日でした。
まとめ:SFC修行の最終章、ついにプラチナ達成の瞬間を迎えて
2025年のSFC修行、ついにプラチナステータス解脱の時を迎えることができました。
最後の修行フライトとなった羽田〜バンコク〜チェンマイの旅は、深夜便でハードなスケジュールでしたが、その分「いよいよか…!」という高揚感と、終わりに近づいている寂しさが入り混じる、なんとも不思議な時間でした。
チェンマイの空港に着いた翌日、ANAアプリを開いてプレミアムポイント(PP)を確認。

「…いよいよこれで5万PP達成だ」と静かに喜びを噛み締めたこの瞬間が最高のひととき。
今回の修行旅を通じて改めて感じたのは、やっぱり空港ラウンジの快適さと乗り継ぎのスムーズさ、そしてバゲージスルーの恩恵の大きさです。
スワンナプーム空港での“Transfer Counter”の案内や、バンコクエアウェイズとの通しチケットによって、移動のストレスがぐっと減りました。
そしてチェンマイでは、足マッサージとカオソーイという最高の癒しセット。旅を旅として楽しむ余裕があったのも、修行の最終回ならではだったかもしれません。
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