こんにちは。2025年のSFC修行もいよいよ終盤──
今回は、チェンマイから帰国し、いよいよSFCプラチナ達成となるラストフライト(バンコク〜羽田便)までの道中をまとめてみました。
チェンマイ空港から帰国へ
さて、SFC修行で選んだ最終修行の地はタイ。
夫婦で50万のチケットを支払い、手配した旅程の最終です。
チェンマイのホテルで迎えた早朝は、「ドバーッと」雨音で目覚めるスコールの朝。
3泊4日の短い滞在、そして2時間の時差もあるため、何もしてなくても5時起き(日本時間は7時)自然と早起きになってしまいます。
身支度も早めに整ったので、滞在していたニマンヘミンエリアのホテルをチェックアウトして、Grabを使って空港へ向かうことに。(今回も問題なくAgodaで手配です)
Googleマップでは旧市街をかすめながら空港へ向かう、少し遠回り(といっても15分程度)の表示がされていましたが、実際は空港沿いのルートで10分もかからず到着。
チップ込みで220バーツとリーズナブルな移動です。街と空港が非常に近いチェンマイの魅力を改めて実感しました。
アクセス性、のんびりした雰囲気、食や癒し含めて、改めて素晴らしいところと実感です。
国内線ですが、空港にはフライト時間の2時間半以上前に到着。(ラウンジで朝食を取るという狙いもありまして・・笑)
まだチェックインカウンターも開いていなかったので、しばし空港内を散策することに。

タイでの乗り継ぎによく出てくる、CIQって何?
有人カウンターはまだオープンしておらず、一方でセルフチェックインの機械があったので試してみたところ、無事に羽田行きのチケットと手荷物タグを発行できました。
しかし──ここで一つ注意点が。
今回は復路便のバンコク〜羽田区間をビジネスクラス(クラスZ)で予約していたため、羽田での荷物ピックアップを優先できるPriorityタグが欲しかったのですが、セルフチェックインではそれが出てきません。
不安になり、有人カウンターが開くまで待地、再度カウンターで確認。
事情を説明すると、しっかり理解してくれて、無事にPriorityタグとRoyal Silkのタグをダブルでつけてもらうことができました。そして、C.I.Qと書かれたステッカーを貼るようにと指示。
往路便でもあった、あれですね。(後述)
ちなみにCIQとは、「Customs, Immigration, Quarantine(税関・出入国審査・検疫)」の略で、国際線利用者向けの特別な乗り継ぎ動線や処理の仕組みを指します。
ビジネスクラスが絡んでいる時のチェックイン注意点

今回のように、チェンマイのような都市から、ハブとなるバンコクで乗り継ぎをしてビジネスクラスでのフライトが含まれている場合、セルフチェックインでは手荷物に優先タグがつかないケースがあります。
これを逃すと、せっかくの“手荷物優先受け取り”という特典を失うことに。
そのため、有人カウンターでの手続きは必須です。搭乗クラスや乗り継ぎ区間を伝えて、タグを付けてもらうようにお願いしましょう。
結局、セルフカウンターで取得した東京行きの航空券、荷物につけたタグも全て破り取られ、新しいものになりました。

結局、有人カウンターで手続きしてしまえばよかったということです。
国際線のターミナルに通されて搭乗するパターン

その後、国内線のセキュリティに向かおうとすると、途中でスタッフに呼び止められます。
「あなたたちは国際線からの出発になるわ!」と言われ、一瞬「?」となったのですが──
思い出しました。往路のバンコク行きと同じく、ここでも「CIQ(Customs, Immigration, Quarantine)」通過者向けの特別ルートがあったのです。
スタッフから手渡されたのは、”CIQ” と書かれたステッカー。
これを胸に貼っておくと、スワンナプーム空港の乗り継ぎ時に国際線へスムーズに乗り継げるよう、スタッフが誘導してくれる仕組みです。

おかげで、面倒な荷物の再預けや入国手続きなしで、スムーズにバンコクでの国際線乗り継ぎが可能となります。
この流れ、慣れていないとややこしいので、初めての方はぜひ事前に情報収集をおすすめします。
C.I.Qのステッカーは目立つように胸元に貼っておきましょう!
チェンマイ空港にもプライオリティパスが使えるラウンジあり

そうして問題なく、チェンマイ空港の国際線エリアから出発です。
面白いのは、チェンマイで出国審査を完了してしまうこと。
セキュリティも全く混雑もしてなかったので、ここで出国審査を完了しておくと、バンコクでも時間を取られることなく過ごせるのでよかったです。(ただし、バンコクではもう一度セキュリティを通ることになります)
なお、チェンマイ空港の国際線出発エリアには、プライオリティパス対応のCoral Loungeもあります。
他にもタイ航空のラウンジもありました。
まだSFC資格を持っていないので、タイ航空のラウンジは使えないですが、Coral Loungeを利用しました。
早めに行ったこともあり、ラウンジ内は静か。
 ポチップ
 ポチップ朝のフライト前にひと息つけるスペースとして非常に快適でした。
狙っていたように、軽食、ドリンク、コーヒー類に加えて、スマホの充電やWi-Fiも完備。
SFC修行中の移動日でも、こうした空港ラウンジの存在は大きな助けになります。

来年は、スターアライアンスゴールド資格にもなることだし、空港ラウンジ巡りに特化した旅でも企画していこうかなと思っています。
あっという間にバンコク・スワンナプーム空港へ

そんなこんなで、あっという間にバンコク行きの搭乗が始まります。
定刻より15分ほど早く、バンコク・スワンナプーム空港に到着。
1時間ちょっとの短時間のフライトでしたが、機内では軽くデザートを楽しみつつ、ここから始まる“ラストフライト”に備えてエネルギーを温存。
瞑想と妄想をしながらのフライトでした。
というのも、バンコク空港ではラウンジでの滞在と、ANA便でのビジネスクラスでの楽しみ・機内食が待っているからです。
スワンナプーム国際空港でのラウンジはどれを選ぶ?
まず、ANA公式サイトで紹介されているバンコク・スワンナプーム空港のラウンジ案内を確認すると、Thai Airways International Lounge(THAIラウンジ)、EVA Air Lounge、Miracle Lounge の3つが利用可能な候補として挙げられています。 ANA
ANA便利用時、搭乗ターミナルや出発ゲートによって「どのラウンジに近いか」が重要な選択基準ですね。

羽田空港行きの出発カウンターはD7だったので、Dコンコース周辺のラウンジに狙いを定めて散策。
また、Priority Pass対応ラウンジとしてはThe Coral Loungeもスワンナプーム空港内に複数存在しており、国際線出発エリア側で使えるラウンジとして案内されています。 Suvarnabhumi Airport
結局、選んだのは THAI航空のラウンジ
到着後、CIQ 案内を受けながら乗り継ぎ手続きへ。

途中で再度セキュリティチェックがあったので、せっかくチェンマイからの便でもらった水を没収されたり、手荷物チェックの案内があったり──そんな流れの中、ラウンジ選びも悩みどころでした。
ANA便の出発が D7だったので、Dコンコースに近いラウンジが有利。
この辺りはラウンジが集まっているエリアでした。
先ほど述べたように、Miracle Lounge は Priority Passで使えると知っていたので、今回はパス。ANAのビジネスクラスで利用できる、 THAI の Royal Orchid / Prestige 系ラウンジ を選びました。
Miracle vs THAI ラウンジ、どちらを使うか?

- Miracle は確かに使える可能性があり、選択肢として魅力。D7にも近い側だったので、利便性はあるが、プライオリティパスの資格でも入れるので、今回は見送り
- THAI ラウンジ(Royal Orchid / Prestige)は、プライオリティパスでは利用できない
タイ航空ラウンジは、スターアライアンスゴールドメンバー(SFC修行完遂後ですね)や、今回のようにビジネスクラス搭乗時に利用できるラウンジのため、こちらを利用することに。(いずれにしても、SFC資格達成すれば、使えるのですが)
ラウンジ内部は、紫を基調としたラグジュアリーな装飾。ゆったりとした椅子で作業や休息がしやすい配置です。

空間は縦長構成で、複数の料理コーナーを回遊できる造り。
料理はホテルの朝食ビュッフェのようなラインナップで、タイ料理・洋食が混在。ソムタムやチキンガパオといったローカル感のあるメニューもありました。

空港内のアナウンスもなく、混雑は少なめで静かさが保たれており、WiFi・コンセントも十分、電子機器の充電にも困りませんでした。

ただし、ANA の搭乗口 D7 からは少し距離がある場所に位置していたため、退室時にはほんの少しだけ、時間に余裕を持って移動する必要があります。
アナウンスもほとんどなく、静かに次の飛行機を待つ時間。
自分も旅慣れたかな?と言いた空気を感じさせてくれました。
この空間で、SFC修行の “最終章” がもうすぐ訪れるという実感がより強くなったのを覚えています。
見えてきた最終フライト、ANA バンコク〜羽田便へ
こうして タイ航空のラウンジで落ち着いた後、いよいよラストフライト、ANAのビジネスクラス搭乗へ。
この便でいよいよプラチナステータス確定──胸が高鳴ります。
計画を始めた2024年の秋ごろ。具体戦略として基礎から学びつつ、クレジットカードをプラチナに変更。
その後は妻とも議論したり、多くの葛藤や悩み、体調不良などいろんなイベントがありましたがいよいよ完遂。
なんだか感慨深いです。
搭乗ゲートまでの移動は余裕を持って出発。最後の最後ぐらいは、堂々とビジネスクラスに。(心の中はにやけ顔)
いよいよ、2025年のSFC修行、完全達成まであとわずか──
このバンコク〜羽田便で、プラチナステータスが確定します!
次回の記事では、そのラストフライトの模様と、ANAビジネスクラスの搭乗体験について詳しくレポートしたいと思います。
ぜひお楽しみに!
 
  
 

 
 


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